ＰＡＬ箱

やや間が空きましたが、
先週末のO'レタチ一ズレポ後編をお届けいたします。
少々時間が経ってしまったため
淡白な記載にとどまると思いますが
なにとぞご了承ください。

■4/15（日）　バッティングセンターへ
この日の帝都はやや風が強いものの
爽やかな青空が広がっており
完璧な野球日和と言っても差し支えないくらいの好天でした。

ワタシと一茶式氏は、朝っぱらからおっちゃんが
ルパン三世のテーマなどをサックスで吹き鳴らしていた
阿佐ヶ谷駅前であんだしょーさんにピックアップしてもらい
その後トヲルさん、ノスケさんと合流。
ノスケさんは既にやる気まんまんのトレーニングウェア姿です。
素晴らしい。

そのまま大宮の球場に向かう…前にNartoun邸へ。
彼は今日は一人バイクで参戦なのでした。
麗らかな春の日差しの下、
革ジャンを完全に着込んでいる彼は
明らかにこれから野球をやる人間とは思えないいでたちでありましたが
アメリカンバイクに乗るのであればそれも已む無し。
バイクだと結構寒いしね。

Nartoun氏先導の元、我々がまず向かったのは
バッティングセンター。ごめん、場所覚えていない。

ここでグラウンドに立つ前に打撃練習です。
ワタシにとって、2年ぶりのバッティングになります。
バッティングセンターに到着すると
既にO'レタチ一ズ監督のもぐらさんと
ヘッドコーチのロンドン兵士（仮）さんが来ていて
快音を響かせておりました。
お二人にお会いするのも2年ぶりくらいだなぁ。

あんだしょーさん、トヲルさん、ノスケさん、一茶式氏
Nartoun氏、もぐらさん、ロンドンさん、ワタシの
8人揃ったところで各々ケージに入りフリーバッティングを。
ワタシは100kmのボックスで75球ほど打ちましたが
芯で捉えた当たりはほんのわずかで
ほとんどがサードゴロ、もしくはポップフライ。
流し打ちをしているつもりなのに
飛んでいく打球はほとんど三塁方向。
もともとバッティングは得意ではありませんでしたが
2年間のブランクはワタシの打撃をすっかり錆付かせていたようです。
他の人たちもやはりそれなりにブランクがあったようで
結構苦戦していたようですが、
もぐらさんは軸がぶれないシュアなバッティングをしていましたし
ノスケさんは豪快にぽんぽん打球を飛ばしていたのが印象に残りました。
Nartoun氏の変則打ちも相変わらず健在。
フォーム矯正すれば飛躍的に飛距離も伸びそうですが
あれはあれで氏の持ち味と言う気がしますので
個性は大事にしてもいいと思うのです。

■4/15（日）　埼玉県さいたま市東京健保組合大宮運動場
練習は午後2時からと言う事で
打撃練習を終えた我々一向はマックで適当に昼飯を喰らい、
午後1時ちょっと過ぎに球場入り。
こちらの球場、というか運動場には初めて訪れたのですが
野球のグラウンドやテニスコートが何面もあり
思ってたよりも全然広い運動場だったので面食らいました。
そしてどのグラウンドやコートもスポーツを楽しんでいる人たちで溢れていて
ああ、春だなぁ、スポーツっていいよなぁなどと
年寄りじみた感傷に浸っておりました。

ここでO'レタチ一ズに久しぶりに参加したひこさん、
我が旧友にして同胞にして、決して相容れない存在の紫藤くん、
会社野球でも最近は動いているもんがくん、
これまたお久しぶりのBnGOさんとTKSさんとも合流。
計13名での練習となりました。
ひこさん、BnGOさん、TKSさんとお会いするのは
前回のO'レタチ一ズの練習以来だったものですから
本当に2年ぶりとなります。
皆さん一様にお変わりなく安心いたしました。
もんがくんは2ヶ月前に会ってるし
紫藤くんも昨年の秋に北海道で会ってるんで割愛。
つーか、やっぱりスカイプで頻繁に話してると
レアな感じがしなくなるのはホントだね…

んで、偽広島カープ対偽アスレチックスの試合を眺めながら
お天道様の下で衆人環視着替えを強行したり
シャドウとシャドウスラッシャーを並べて遊んでみたり
ひこさんやロンドンさんとお久しぶりですねーって世間話してたり
トヲルさんがま○か○のポスターを貰っていたりしてたら
あっという間に午後2時となり、練習開始。

まずは準備運動からランニング。
キャッチボールで身体を慣らしてから内野のノックを受ける事に。
もともと内野は専門外なのであまり自信が無いとは言え、
普通のゴロ処理くらいならなんとかなると思っていた時期が僕にもありました。
ところが最初の球からエラー。どうにもボールがグローブに付きません。
その後も暫くノックを受け続けましたが
速い打球をことごとくファンブルしてしまい
しかも10守備機会程度で既に身体がへばっています。
おそろしや、30代の肉体…
もうちょっと動けると思っていたんだけどなぁ。

ノックの後はゲームノック（実戦形式でランナー等も出し、仮想ゲームの上でのノック）。
ここでも内野についた訳ですがやはりぴりっと来ません。
かと言って外野なら完璧かと言われると
単に内外野の問題だけではない気がします。

正直なところ、ワタシ運動神経にはいささかの自信がありまして
多少身体を動かしていなくても、まー、そこそこ動けるだろうと思っていましたし
事実、今までであればある程度は動けていました。
ところがこの歳になるとさすがにそうも言ってられなくなっていて、
頭では動いているイメージなのに身体が全くついてこないという
きわめて情けないことになっていたと思います。
ちょっとショックでした。
すこし真剣に身体を動かす事を検討したいと思います。

ゲームノックが終わった後は、紅白戦。
なにせ人数が足りないので、キャッチャーとファーストは攻撃側から人を出し、
かつ外野を二人で守るという変則紅白戦になりました。
ワタシと同じチームなのは
あんだしょーさん、もんがくん、Nartoun氏、TKSさん、BnGOさん。
それ以外の方が相手チームになります。

試合は圧倒的に投高打低で
ほとんどが内野ゴロに倒れる始末。
たまに出るランナーも四球によるものがほとんどで
クリーンヒットは本当に数えるほどしか無かったと思います。
特打ちだな、これは。

ワタシは外野を守っていたのですが
守備機会は一度しかありませんでした…
しかしもぐらさんのレフト線のライナー級ファウル3連発を
ひたすらダッシュで追いかけたせいもあって
身体は限界ボロボロです。
打つほうも3打数0安打、1四球。
この四球については疑惑の四球と後に言われましたが、
あれだよ、あれ。バッターアピールの上手さも
テクニックのうちなんだよってことで一つ。

なんとなーく試合が進んでいき、
そろそろ練習終了時間かなってところで
この試合のワタシ的クライマックスを迎えることになるとは
まさに野球は筋書きのないドラマだぜ！

両チーム同点の最終回1アウト満塁のピンチで
迎えるバッターは我が強敵紫藤くん。
一人でも返すとサヨナラ負けのシーンで
マウンドに上がったのは何を隠そうこのワタシです。
It is 志願登板。
大学の草野球サークルに入ってから今まで、
一度たりともピッチャーをやったことの無いワタシが
何故この場面でマウンドに上がったのかは
今考えてみても全く意味不明ですが
たぶん相手が紫藤くんだったからでしょう。
そういえば、「貴様なんぞ亡き者にしてくれるわー！」って叫んでた気もします。
頭の中では「ま、ぶつけてもいいかなー」くらいに思っていましたし。

1球目は力みすぎて思い切り外角に外れるボール球を
彼がスイングしてくれて1-0。
2球目3球目は内角へブラッシュボール気味に外れて1-2。
当てとけばいいネタになったな。ちぇ。
4球目、外角低め恐らくストライクコースに入ったボールを
引っ掛けさせてショートゴロで打ちとり、
ワタシのピッチャーデビューは上々のものになるはずでしたが
その内野ゴロの間にサードランナーにホームをつかれてます。
どうみてもサヨナラ負けです。本当にありがとうございました。

と言う感じでこの日の練習は終了。
気の置けない連中との久しぶりの野球は本当に楽しく、
また、身体を動かす事の気持ちよさを改めて実感しました。

夜行バスの時間の関係上、
練習の途中で離脱した一茶式氏と
用事があるというひこさん以外の残りのメンバーで
馬車道で晩御飯を喰って解散となりました。
今回の馬車道はやや勝利。
紫藤くんがやけに嬉しそうだったことを付け加えて
このレポートの締めとしましょう。

おまけ。
ちなみにワタシは練習翌日の夕方の便で
札幌に帰ってくるはずだったのですが
予定していた便含め、Air Doの午後の便は全便欠航。
最後の最後まで飛行機に振り回される遠征となりました。

次の練習参加は…6月かな。
上手く出張にあわせて参加したいものです。