›April 15, 2006

GE1日目

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昨日はお仕事がお休みでした。
そしてなんと言う偶然か、
グラナド・エスパダのオープンβテスト初日でした。

これが意味するところは一つであり、
つまるところ物凄い勢いで遊んできました。
テスト開始が18:00で、
そこからほぼノンストップで26:00まで
8時間ぶっ通しプレイ。我ながらダメすぎる。


という訳でまだ1日しか遊んでいないけど
どんな感じだったのかレポートしたいと思います。
ちなみに鯖はエメラルドです。
もし興味がある方はエメラルド鯖で
一緒に遊びませんか?←これが主旨。

ほぼオープンと同時にログインするも
既に結構な人が集まってました。
流石に前評判の高さがうかがい知れます。
グラナド・エスパダ(以下GE)の一番の特徴は
1人のプレイヤーが3人のキャラクターを操り
1つのチームを作って進めるところにあります。
3人のうち1人をリーダーとして操り、
残りの2人はAIによって自動的に行動する仕様です。
クラスはそれぞれ、
物理攻撃担当のファイター
回復&支援のスカウト
念動魔術を操るウィザード
銃器を操る遠距離攻撃のスペシャリスト、マスケッティア
そして火・水・風といった属性魔法を使うウォーロック
の5種類です。
プレイする前の予定としては
ファイター・スカウト・ウォーロックの
所謂バランス型パーティを予定しておりました。

んで、さぁ始めようと思ったら
ファイター、ウィザード、マスケッティアしか作れねぇ。
しかも最初は1人しか操れません。
どうやら少しずつクエストをこなし
家門(プレイヤー)の評価を高めていかないと
スカウトやウォーロックといったクラスを作れず、
また、PTの人数も増やせないみたいです。
これは知らなかった。
なんせ、なんにも読まずに始めてしまったんで。

とりあえず序盤から苦労するのもマゾいので
無難にファイターを作ります。
で、用意されている簡単なクエストをこなしていきます。
最初のクエストは基本的にお使いばかりなんですが
そこは3Dマップ。描写が綺麗なのは綺麗なのですが、
どこに指定されたNPCがいるのかも良くわかりません。
しかも時間が経つにつれ、どんどんと人が増えてきて
街の中はラグの嵐。これは大変に辛いです。
また、結構スペックを要求される仕様なんで
うちのしょぼマシンだといささか挙動が重いです。
快適に遊ぶのであれば、
VRAMで128MB以上、メモリも1GB以上は
あった方が良いと思いますが
64Mの512Mでも動く事は動くので大丈夫です。

さてさて。街の中で完結するお使いをなんとかこなし
いよいよ街の外に出て戦闘です。
なかなか流麗なグラフィックです。
冒険してるんだーって気になります。
んでも、初めてリネージュ2を見たときほどの感動はありません。
単純なグラフィックの質で言ったら、
今のところリネ2を越えるものはないなぁ。
まぁ、GEもそれでも充分綺麗なのですが。

で、狩りを実際に始めたんですが
普通こういう類のゲームって
横殴りとか結構気にしてしまうと思うんですが
GEに限ってはあんまし気にならないかもです。
なぜなら。エライ勢いで敵が沸くからです。
ホントに次々と敵が沸いてくるんで
片っ端から殴っていっても獲物を探すのに
苦労したりとかはあんまししませんでした。
それでも極力横殴りとかはしないようにしていたのですが
そんなに広くない街道で
うじゃうじゃと敵が沸き、
銃弾が飛び交い、魔法が乱れ飛び、
戦士たちは獲物を追っかけまわすもんですから
すぐに乱戦に近い状態になってしまいます。
初日だからってのもあるんでしょうけど。

戦闘のバランスはと言うと
これは爽快感を出すのが
目的なのかなぁという気がするのですが、
結構楽です。少なくとも序盤のファイターは。
すぐに体力も自然回復するし、
スキルを使用するためのSPも
相手を殴ったり、あるいは殴られたりしてると
勝手に回復するんで、
バキバキ殴ってれば全然平気なのです。
この辺、序盤からシビアな戦闘バランスだった
リネージュ2と比べてもMMO初心者向きと言うか
わりと取っ付き易く出来ているんじゃないでしょーか。

あと、結構フィールドは広いんですが
いたるところにワープポイントである「ウェイポイント」があったり
マップの移動を補助してくれる兵士がいたりと
延々と広いマップをだらだら走らなくても
移動できるシステムは結構好感度高いです。
もちろんそのような移動にはお金がかかるので
倹約家の方は足で移動すればいいのです。

色々とクエストをこなしていくうちに
ようやくスカウトの作成&2人PTが認められたんで
早速スカウトを作成し再度冒険に出ます。
開始1時間くらいで2人PTを組めるようになったのですが
周りを見ればまだ2人を連れて歩いてる人は
そんなに多くありません。
スタートダッシュには成功したようです。わーい。
喜び勇んで、意気揚揚と狩りに出掛けたのですが
このスカウト、支援&回復職というのは知ってたんですよ。ワタシも。
でも、相手を直接攻撃する事が全くできないなんて!
がーん。
しかもAIの上手い動かし方を掴むまでは
なかなか自動で回復をしてくれないんで
はっきり言って超お荷物。こりゃあいきなりやっちまいました。
火力は上がっていないのに守るべきPTの人数は増えてしまいました。
泣きながらも、我慢してレベルを上げつづけ
ようやく一番最初のダンジョンまで辿りつきました。

今までは非アクティブの敵ばかりを相手にしてきましたが
このダンジョンの敵はアクティブ。
いきなり殴りかかってきます。
ようやくMMORPGらしくなってきました。
しかーし、いきなり厳しい。今までが楽すぎたんでしょうが
次々と沸いてくる敵を前に火力で劣る我がPTは
あっという間に囲まれてボコボコにされました。
ここで初めてスカウトの回復が生きてきます。
回復スキルのコストが安い&詠唱がないことから
連続で回復することができ、
しかも自動で回復してくれるんで
恐るべきタフネスさを見せてくれます。やるな、スカウト。
スカウトがいないPTは結構きつかったんじゃないかなぁ。

と、時折MH(モンスターハウス・敵の固まってる場所の事)に
囲まれながらもなんとかダンジョンを奥深く進んでく我がPT。
その間、MHが決壊してトレイン(敵を大量に引き連れたまま逃走)
させている人たちを何名も見ましたが、
MMORPGではありふれた微笑ましい光景なので気にしません。
数匹に囲まれてひーひー言ってるときに
トレインされた敵がこっちに目移りしてきて
頼んでもない、敵の追加オーダーをされたときは
心の中でガッデムです。

そうそう、キャラが死んだときもまた面白い。
1人のときは問答無用で拠点の街に戻されるのですが
PTに2人以上居ると、現場復帰できます。
戦闘不能になったキャラは70秒間くらい
そのまま倒れてるのですが、
その後は体力半分で再び立ち上がります。
つまり、2人PTの時に1人倒されても、
70秒間耐えれば、また倒れたキャラが起き上がってきて
状況を立て直せるのです。これは結構アツイ。
かなり先に進んで、PTに3人目を追加できるようになって
ウォーロックを入れた3人PTで
このダンジョンの下層に進んでいった時も
ひ弱なウォーロック死ぬ→
スカウトのヒールでファイターが耐えつづける→
スカウトも倒れる→ファイターピンチ→
ウォーロック復活→状況一時立て直す→
ファイター倒れる→ウォーロック逃げ回る→
スカウト復帰→状況を立て直す→そのうちファイターも復帰→
なんとかその場をやり過ごす
なんて事が何回か起こりました。
もちろんレベルが上がれば
すぐに復活させるスキルも覚えられるのですが、
それがなかったとしてもなんとかなりそうです。
と言うわけで意外と全滅もしにくいシステムのようです。

何度も囲まれてボコられながらも
少しずつ戦闘のコツを掴んでいき、
ようやく最下層までたどり着いた我がPT。
レベルもファイターが21、スカウトが20、
ウォーロックが16まで来ました。
この時点で深夜2:00。
翌日仕事だと言うのになんと愚かなのでしょう。
おかげで今も物凄く眠いです。

さて、最下層には当然ボスが居るのがお約束です。
今回も最下層に居るボスの討伐というクエストがありまして
どうやるのかなぁと思っていたところ、
ボスの部屋の前にブリーフィングルームのようなものがあり、
そこに私を含めて7人ほど集まっておりました。
ちなみに7人×3キャラなので
その場には21人のキャラクターが居る事になります。壮観。
ボスは大変強力なので、チャレンジするときに
プレイヤー同士が徒党を組んで
立ち向かえるシステムになってました。
チャットルームに入り、その場の人たちと軽く話した後、
深夜2時過ぎと言う事もあって
さすがにこれ以上ここまで来る人も居無さそうと判断し、
7名でボスに立ち向かう事にしました。
ちなみにレベルが一番高い人は既に28。
ワタシは真中の21でしたが16でここまで来た猛者も。

このボス戦、イメージとしてはリネ2の戦争イベント、
あるいはラグナロクオンラインのギルド戦みたいな感じです。
ボス部屋のマップが紹介された後、
制限時間20:00以内に
ボスを倒すようにメッセージが流れ、
カウントダウンが始まり、いよいよボス戦です!

そして我が討伐チームは20秒で全滅。
ボス戦直後に恐ろしいラグが発生し、
全く身動きも取れないまま部屋の中にある大砲に
ことごとく狙い撃ちされてあっという間に全滅しました。
笑うに笑えねぇよ。

と言うわけで初全滅も経験したGEの初日でした。
初日と言う事もあって
大変多くのプレイヤーでにぎわっておりましたが
やはりラグの問題はありそうです。
あとは、プレイヤーの数×3人のキャラクターが
フィールドだったり街をうろついているので
見た目、大変混雑しているように見えます。
つーか、NPCがキャラクターに隠れて全く見えないんじゃ。
あとは操作感がやや重い感じがしたのですが、
これはうちのPCのスペックの問題もあるので
なんとも言えないところです。
それと気になったのが、1人でも3人のキャラを扱うと言う事は
ソロプレイでも結構なんとかなったりするようで、
今回も初日だと言うのに殆ど
他のプレイヤーの声を聞く機会がありませんでした。
露天もあまり立ってなかったし、
今のところ、みんな無言で黙々と狩りをしてる感じ。
まぁ、通常のMMOではギルドにあたる
「党」を作れるようになる人もきっとそろそろ出てくるだろうし、
時間が経てばその辺は若干コミュニケーションの
余地も出てくるのかなぁという気もしますが、
それにしても静かだったという印象がありました。
自分も含めて。

今回は家門という独自のシステムや
あるいは戦闘にしてもスタンスとスキル、
AIへの各種戦闘命令など、
GEのシステムや世界観に関しては
あまり掘り下げないでお伝えしました。
まだ私自身がきちんと把握していないものですから。

多分、今までのエントリーの中で最長だな。
それだけ期待しているってことなのだよ。



↑ダンジョンの中でポーズを決める我がPT

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