›August 13, 2006

やっぱN◎VAとかか

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それは一昨日の夕刻、
一本のワタシ宛の内線電話によって
引き起こされた悲劇でした。

 
 
 
その時ワタシは再来週に迫った
とある委員会用の資料作りに追われていた。
5月の委員会で作った資料の
変更部分を修正するだけなので
それほど大変と言う訳ではないが
なにせ量が量なので、それなりに苦労はしていた。


ふと、内線の呼び出し音が鳴り
うちの姫がそれを受ける。そしてワタシの方をチラ見。

「ああ、俺宛か。忙しい時に限って邪魔されるもんだ」
と、呼び出しされる腹をくくった時
目の前の姫からとんでもない言葉が聞こえてきた。

「Pal(仮名)さん…アンジェラさんという外国の女性の方からお電話です」

その一言に一瞬凍りつく事務室内。
「誰だよアンジェラって…眼鏡っこシンガーかよ」
「つーか、なんでPal(仮名)宛に外国人の女性から電話が?」
皆一様に興味深く俺の方を注視している。
い、いや、俺こそアンジェラが誰であるかを知りたいんだが…

とにかく、電話に出てみないことには話も始まらないので
「お電話変わりました。Pal(仮名)と申しますが」
と、勢いだけで電話に出てみた。そうすると受話器の向こうから
「センセー!ぺらぺーら、ぺらぺらぺーら、ぺらぺーら(全部英語)」
と物凄い勢いで英語のマシンガン攻撃。ああ、これはヤヴァイ。
先方のアンジェラは俺に言葉を挟む隙を与えずに
相変わらず英語の絨毯爆撃を仕掛けてくる。
完全にこのままではノックアウトだ。なんとかせねばっ!

「あ、あー、えー、えーと…
   う、うぇぃと あ もーめん、ぷっ、ぷっりーずっ!」(上ずった声で)

事務室に沸き起こる大爆笑の渦。
よほど俺の狼狽ぶりと、じゃぱにーず英語が面白かったのだろうが
そんな事は気にしていられない。この隙になんとかせねば。
そう言えば総務には英語が喋れるYという子が一人居るじゃないか、
しかも俺の中学の時の後輩だ。アイツに通訳をやらせればいいんジャマイカ。

「だ、誰かっ! 総務行ってYさんを連れてきてくれっ!」

しかし事務室内の全員が腹を抱えて笑っているので
俺の悲痛な叫びはあっけなくヌルー。
そうこうしてるうちに電話の保留期間が切れて再び通話中に。
再び聞こえてくる英語のビッグウェーヴ。
嗚呼、ニンテンドーDSで英語漬けしておくんだった。

万策尽きた俺は半ばやけくそ気味に
「あー、スンマセン。たぶんお電話かけ間違いだと思うので
                 もう一度お待ちいただけますか」
とネィティブジャパニーズで答えてやったところ
「ハイ、ワカリマシタ。スミマセーン」

…。
アンジェラ日本語通じるのかよ…orz


結局アンジェラさんは日本に来ている英語の先生で
ワタシの事務室と同じ建物の中にある
学校教育セクションの方で働いている
ワタシと同姓の先生に用事があって電話をしてきたらしく
それがなんかの手違いで
社会教育セクションのワタシのところに回ってきてしまい
上記のような惨状が繰り広げられてしまったという事で。

 
 
後に残ったのは
精も根も尽き果てた一人の職員と
それを取り囲む笑いの渦と
最初に電話を取った姫の
「どっかの飲み屋のおねーちゃんが
    Palさんのところに電話をかけてきたんだと思った」
という、Palフィリピンパブ通い疑惑でした。

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