ＰＡＬ箱

函館出張から帰ってきました。
先日は紫藤君と小樽観光をし、今度は函館。
札幌でも観光らしいことをしましたので
北海道の3大観光都市を2週間の間に周ってしまいました。

観光の面白さの結論から言うと
函館＞札幌＞小樽　かもしんない。

■28日
7：30の北斗4号で函館に向かいます。
前夜は3時間くらいしか寝ておりませんが
そこはそれ、今回は秘策があるので大丈夫なのです。

今回は行きも帰りも特急グリーン車での移動なのですよ！
出来るビジネスメンライクにグリーン車で出張。
人生30年生きていて、初めてのグリーン車です。
通常の指定席、自由席に乗り込もうと列を成しているお客さんを尻目に
グリーン車用乗車位置で余裕の俺様。
こ、これは、結構気持ちいいかもしれない…

そして中に乗り込むとゆったりシート＆乗務員のお姉さま。
ぐっとシートを倒して、思い切り足を伸ばしてもまだ余裕がある席間に
グリーン車の実力を否がおうにも感じさせられます。
これで函館までの3時間半は快適睡眠が可能だぜ！

ところがこの乗務員のお姉さまが曲者でして
やれひざ掛けはいかがですか、新聞雑誌はどうですか、
ドリンクサービスですがなにかお飲み物はいかがですか、
と結構な頻度でサービスしてくれるものですから
小心者のワタクシとしては、そのたびに覚醒してしまい
結果としてあまり寝れませんでした。
それでもグリーン車はやっぱり快適で
これは一度体験してしまうと普通の席には座れなくなるかもしれません。

函館に到着したのが12：00近くだったのですが、
今回の出張の目的である研修会開始は13：30なので
まだ若干の時間があります。
函館の街に訪れたのは随分と久しぶりだったものですから
せっかくだからと散策がてらにぶらぶら街を歩くことにしました。
最初は単なる付近の散策だったのですが、
この日は天気も良く、やはり旅の開放感からか
無性に気持ちが良くなってしまいまして
結局、温泉街である湯の川地区の研修会場まで
歩いていくことにしましたが、これが悲劇の第一歩。
たいして地図も見ずに、てくてくと歩き出しましたが
歩いても歩いても会場にゃ着きゃしねぇ。
それもそのはず、よく確認すると距離にして4Km近くあったのです。
背負った荷物がずしりと肩に食い込み、
強い日差しは身体を汗だくにし、潮風は髪の毛をめちゃくちゃにしてくれます。

研修開始時刻の3分前にようやく会場に辿り着いたときには
精も根も尽き果てた、凡そエグゼクには見えない
ボロボロのクグツに成り下がっておりました。
おっかしいなぁ…こんなはずじゃなかったのに。

で、研修なんですが、こんなん書いても面白くもなんともないので割愛。
17：30に研修は終了し、そのまま交流会という事で
なんと函館山に連れて行かれました。

函館山からの夜景。100万ドルでしたか。
流石に評判になるだけあって函館の夜景は素晴らしかったです。

交流会終了後は湯の川にとったホテルに戻って温泉三昧。
これです、まさにこれこそエグゼクティブの出張です。

■29日
この日は朝から研修2日目。
ワークショップ中心の研修でしたが、
その中にプロのダンサーからhiphopダンスを教わるメニューがありまして
これが結構面白かったです。
目の前で色々と激しい踊りも見せてもらったんですが
やっぱプロは違うなぁ、カッコイイなぁ
次ぎ生まれ変わるんだったら俺もダンサーだな、と思いました。嘘ですが。

で、昼前に研修が全過程で終了してしまいまして
あとは函館完全フリータイムという
なんとも美味しい状況がワタシを待ち受けます。
ここは当然エグゼクらしく…

新しくなった五稜郭タワー。
お昼はそこの下のラッキーピエロです。

五稜郭公園。大変美しい形状をしております。

函館の街。遠くには津軽海峡が見え、その先には津軽半島まで見えます。

　
こんなのも見てきました。昔の方がカッコイイ形してます。

丘の上の教会群。上から順にハリストス正教会、聖ヨハネ教会、
ハリストス正教会（前景）、カトリック元町教会。

函館というのは本当に面白い街でして、
港湾部分はやはり港町というか、
朝市があったり漁船が泊まってたり、そういった風景があり
今度は丘に登れば一転して西洋風の建物が並んでいたり
外人墓地があったりするんですが、
その隣に普通にお寺さんがあったりもします。
色んな文化が混在していて非常に面白い街並みです。

金森倉庫群。赤レンガの建物が情緒を感じさせます。

マリーナで佇んできました。潮風が実に心地よいものです。
天気も良く、しばらくぼーっと海を眺めておりました。

今は無き青函連絡船摩周丸。
今は港に展示されており、中に入れるようになってるみたいです。

と言う訳で、観光三昧を楽しんで参りました。
会社の金で観光を楽しむ、なんて素敵なんでしょう！