ＰＡＬ箱

仕事を終えて、会社から出たのが23時半過ぎ。
建物の前でマルボロメンソールを箱から取り出し
一日の疲れを癒す、至福の一服タイム中、
なにやら音楽が聴こえてきた。

　
残酷な天使のように〜♪
少年よ 神話になれ〜♪

「！」

なぜ、今EVA！？
しかも、かなりでかい声で自分も歌ってるじゃねぇか！
つか、女の子？

見ると、ちょっと離れたところで
停めてあるママチャリの上に座ってる女の子？が
大音量で残酷な天使のテーゼを流しながら
一緒に歌ってるではありませんか。
しかも結構上手ぇし。

うちの会社の敷地内（つーか、公共施設なんでその敷地内なんですが）だったんで
寄って行って一言注意しても良かったのですが
月夜に照らされるその光景は、はっきり言って恐怖の2文字でしかなかったため
遠回りをしてその子から離れるように地下鉄の入り口に向かいました。

週末の日中とかであれば、うちの建物では頻繁に
コスプレのイベントやら、MTGの大会イベントやら
模型同好会の展示会やらが催されているんで
そういう方々も結構見かけたりするんですが
夜中のこんなケースは初めてでした。怖っ！
あの子はいったいなんだったんだろう…