›February 18, 2007

ZORO祭2007冬 その2

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結局いつも通りのペースでZORO祭の後記を書いているのですが
正直書きすぎなのではと思うようになってきました。
もっと簡潔にした方がいいのかしら…

■2/10(1日目) 東京→前橋
昨日のエントリーの中で、今回は「再現性の高さ」がポイントと書きましたが
この日もO3氏の「ゲゲー、関越渋滞119km」と言う叫びで朝を迎えるのでした。
去年と一緒じゃねぇか。
もはや渋滞に巻き込まれるのもZORO祭の恒例と言って差し支えない気がします。
今回もNartoun家の充実した朝ごはんをいただきつつ、
『渋滞どうしようか会議』を開きますが、結局いい案も見つからなく
「ま、多少渋滞にやられても時間には間に合うだろう」との事で
関越にそのまま突っ込むことに決定。なんとかなるべ。

今回帝都方面から祭の会場となる前橋入りするのは
Nartoun、O3、トヲル、ノスケ、あんだしょー、門臥、つぼ、ワタシの8名(敬称略)。
あんだしょーさん車は別行動で門臥氏とつぼ氏をピックアップしてから前橋を目指し、
残りのメンバーはNartoun車とトヲルさん車に分乗して関越を北上、
やはり今回の会場である前橋を目指すことになります。

8時過ぎにNartoun氏宅を出発し、練馬インターまでは何事も無く着きます。
渋滞情報を見ると119kmの渋滞は無いまでも20km程度の渋滞が
いくつかのポイントで発生しているようです。
実はO3氏、渋滞情報を2ちゃんねるで確認してたのですが
そこに書き込みした方が19km→119kmの書き間違いをしたことが発覚。
それなんて孔明の罠?

しかし、真の障害は渋滞ではなく、ワタシであったのです。
練馬から高速に入ろうとしたあたりから
突如、物凄い腹痛と嘔吐感、身体のだるさに襲われるワタシ。
まさに風邪の諸症状が一気に襲ってきた感覚です。
昨夜の夜更かしがたたったのか、
それともここ連日のハードワークの疲れが一気に出たのか
どうやら風邪をこじらせてしまったっぽく。
Nartoun氏の計らいで練馬直後の所沢インターで一度降り、すぐにコンビニに。
コンビニのトイレで出すもの出して、
ここで景気付けに800円クラスの栄養ドリンクを購入。一気に飲み干します。
一息入れてすぐに所沢インターに戻り、再度前橋を目指したのですが
それにしても流石に800円クラスの栄養ドリンクの効きは違いますね。
ややあって身体のだるさも徐々に薄れて行き、
なんとか体勢を持ち直すことに成功します。ありがとうゼナ。

その後は車の後部座席で寝させてもらったので
高速の道中のことはあまり覚えていないのですが
Nartoun氏の積極果敢なドライビング、
悪く言えば「DQNドライビング」によりリカバーに成功、
先行していたトヲルさん車やあんだしょーさん車をいつの間にか追い抜き
無事に前橋入りを果たすことができました。


■2/10(1日目) ZORO祭2007冬 開催
今回の祭も昨年同様、群馬県総合スポーツセンターを会場に行われます。
本来なら一度高崎のガストで集合した後、参加者全員で会場入りの予定でしたが
渋滞に巻き込まれた関係上、直接会場で集合する運びとなりました。
そのあおりを一番に喰らったのが高崎勢唯一の機動力を有するムラサキ氏で
他の参加者が潤沢なZORO費でタクシーを利用して会場に向かう中、
1人原付で気合入れて会場入りした彼は初日のMVPだったと個人的には思うのです。
とりあえず全員ムラサキ氏に敬礼の一つでもしておくべきだった。

全員揃ったところで主催者であるNartoun氏の宣誓の下、
いよいよZORO祭2007冬の開催となりました。


■2/10(1日目) 第1セッション「Counterblow !! : N◎VA-D」
14:00から初日のセッションが開始となります。
この日のセッションで立った卓は4卓。
・ダブルクロス2nd卓 : GM 一茶
・ナイトウィザード卓 : GM YAMA
・クトゥルフ卓 : GM 門臥
・トーキョーN◎VA-D卓 : RL PAL
という事で体調不良のまま、
いきなりのセッションかつシナリオ完成度が3割ちょいという
きわめて劣悪な状況でワタシがRLを務めるN◎VA-Dがスタートします。

この日のキャストは3名、
PC1にはシルバーバーグ氏操る千早の後方処理課所属のクグツ、綾崎カエデ君。
まだ10代の美少年で、早川課長の趣味でふりふりの洋服を
着せられているとかいないとか、そんな後方処理課員らしからぬクグツです。
しかし戦闘になるとパワーアシストアーマーを着込んで、
ウォーカー用の超巨大ハンマーを軽々と操りつつ、
敵も現場も一瞬で解体すると言う恐ろしい戦闘兵器でもあります。

PC2はたあ暴氏操るイワサキの情報処理局に所属している、優人・アンサリー。
表面上は穏やかで、物腰も非常に柔らかい好青年といった感じですが、
得意の情報収集能力でもってライバル企業の情報を片っ端から洗い上げ
相手の不利益に繋がる事を“暴露”することで自社に有利な状況を作り上げると言う
まさに生粋の情報処理局員であります。
また千早に対して深い憎しみを抱いており、
セッションの中でのカエデ君との絡みが非常に楽しみなところです。

PC3はあんだしょーさん操る“三枚舌”相馬士郎。フリーのフェイトです。
本人曰く、嘘・大げさ・紛らわしいの三拍子揃った探偵との事ですが
その幅広いコネクションはきっとセッションの中でも大いに活かされることでしょう。
また戦闘時には自身の“腹心”羽島咲が彼をサポートすることで、
リサーチから戦闘までをそつなくこなす、万能キャストと言えるかもしれません。
セッションの中では千早とイワサキの板ばさみという
難しい役回りが回ってくるのですが、彼ならばきっと見事にその役を演じてくれる筈です。

この3人のキャストで今回のセッション「Counterblow !!」が行われました。
ストーリーの中身については、この後同じシナリオを
オンラインセッションで再びやるかもしれませんので割愛させていただきます。
大まかな概要は下をご覧ください。

「Counterblow !!」ハンドアウト

カエデ君は戦闘系キャストと言うこともあり、
リサーチはもともとそんなに得意では無いようでしたが
それでもシナリオコネクションや相馬士郎のコネを上手く使って
リサーチシーンを乗り切っていたと思います。
また、敵ゲストに対しても思いのほか人間味あふれる態度を見せ、
なかなかの懐の深さを感じさせるシーンもありました。
クライマックスの戦闘シーンではパワーアシストアーマーを破壊されながらも
『マルチワーク→練気』のコンボで通常攻撃ながら
敵ゲストに《難攻不落》を使用させるまで追い詰めたあたり
戦闘系キャストの面目躍如と言ったところでしょうか。

イワサキのクグツである優人は序盤から精力的に情報収集を行い、
常に千早の1歩先を行く、見事なアクト運びを見せます。
セッション中盤の段階で、ほぼシナリオの全容を的確に見抜き
またそれからの展開もなかなか唸らせるものがありました。
シナリオのラストでは《完全偽装》《暴露》の神業2発で
ライバルの千早重工に大打撃を与えることに成功し、
鮮やかに反攻の一撃を放っていたかと思います。
ただ1点のみ、たあ暴氏本人も悔やむ点がありましたが
アレはPLの責任ではありません。RLであるワタシの陰謀のせいです。

口の堅い有能なフェイトという事で依頼を受けることになった士郎も
上記2人とは少し違う角度から一連の事件に関わることになるのですが
断片的な情報を上手に紡ぎ、1本の線にしていく手腕は鮮やかでした。
シナリオの立場上、千早とイワサキ、つまりカエデ君と優人の間に挟まれるという
ともすると非常に難しい展開に追い込まれましたが
絶妙なバランス感覚でその場を乗り切り、
最後には事件の全容を見抜くと同時に依頼主の依頼も見事に果たし
ワタシがRLとして彼に期待した役回りのほぼ全てをこなしてくれました。


このセッションで感じたことは、
謎解き系のシナリオの場合、情報は早い段階からバンバン提供し
RLが多少出し急いだかなと思うくらいで調度いいという事ですね。
今回のセッションにおいても、わりと核心を突くことになる情報が
シナリオ序盤でいきなり明らかになると言うハプニングがありましたが
結果としてそれがその後の展開をスムーズに進めることとなり
与えられた時間内で綺麗に纏まる事に繋がったのだと思います。

個人的には昨年準備不足で不完全燃焼に終わった「あいのうた」よりは
完成度の高いセッションを提供できたのではないかと思っておりますが
PL諸氏にも、それが少しでも伝わっていたとしたなら幸いなことです。


■2/10(1日目) 前橋→高崎
他のセッションもナイトウィザード卓を除き、
ほぼ定時の19:00には終了を迎え、
明日のリンクセッションのためのガイダンスとなりました。
詳しくは以降のエントリーで書くことになりますが
今回の祭のメインイベントはトーキョーN◎VAでのリンクセッションになります。
N◎VAでいったいどのようにリンクさせるのか非常に楽しみでもあり、
また一抹の不安を覚えたりもするのですが(N◎VAというシステム上の問題)、
明日への期待を胸に抱きつつ、初日のセッションを終えた諸氏が
明日のリンクセッションに備えキャストを作成したり、
また特技の確認をしたりなどまったりと過ごしておりました。
こういう風にTRPGの話題を肴にだらだらと過ごす時間そのものが
今の我々OBにとっては非常に貴重でまた、稀有なことでもあり、
それだけでもかけがえの無い、有意義なひと時だと感じたのは
きっとワタシだけではないんじゃないかなぁと思った次第です。

さて。21:00には初日のスケジュールを全て終え、現地解散となりました。
外はやや小雨が降っておりましたが、行きと同じように原付で一人帰っていく
ムラサキ氏はやっぱり初日のMVPでありましょう。よく頑張った。

22:00頃に、これから3日間世話になる高崎駅前のAPAホテル着。
ホテル組であるNartoun、あんだしょー、O3、つぼ、たあ暴、ノスケ、門臥、
シルバーバーグ、RYO、天龍槇、現夢人、一茶、銀河アズマ、ワタシの14名(敬称略)は
各自チェックインを済ませ、各々晩飯を食いに
夜の高崎の駅前に繰り出してこの日は終了。
結局殆ど皆が餃子の王将に揃うことになったのはきっと気のせい。

トヲルさんは一人明日の別イベントに参加するため日帰りで東京にUターン。
3日目に再登場というハードなスケジュールながら、
それを微塵にも感じさせないこの方もやはり凄い人だと思うんだ。


にしても、高崎駅前はいつからこんなにDQNな感じになってしまったんだろうねぇ。

Comments

いつのまにか抜かれてたトヲルです。
 高坂パーキングから脱出するのに40分……orz
なにはともあれ、大事に至らなくて何よりです。ゼナは効きます。薬局で買うと効率的なんですけどね。体調が悪い場合は、ノンカフェインの生薬配合ものがいいようです。

アンダカーもつぼ大先生の大暴れっぷりなど、各車イベント満載だったようです。

高校時代の部活の話は……お恥ずかしい限り。実は高校時代はアンダ氏とはあまり接点がなかったのは秘密です。

私は……一日目の単独帰還が一番のピークでした。翌日の単独合流もなかなかにスレスレでしたがw

Posted by: トヲル at February 19, 2007 12:35 AM

初日はかなりスリリングな展開でしたが、間に合ってよかったです。
次は前日はもっと静養するようにします。

Posted by: Nartoun at February 19, 2007 10:36 AM

>トヲルさん
やぁ、今更ながらお疲れ様でした。
高坂パーキングにはきっと何かを引き寄せる魔物が住んでいるので仕方ないのですよ。

あれ以来、ちょっと体調が芳しくないときは
栄養ドリンクを愛飲するようになってしまいました。
よくよく考えると、結構懐に優しくない訳で、
正直一度きちんと医者にかかった方が良い気もしないでもないのは思い過ごしでしょうか…


今回結構トヲルさんはハードなスケジュールだった思いますが
お身体だけはご自愛くださいませ。
んで、また次の祭の際にでもお会いしましょー。


>Nartoun氏
お疲れ様でした。
今回もなる氏には世話になりっぱなしで
本当に感謝しております。ホントよ。

次も実行委員長との事ですが
幸いにしてスタッフに名乗りを上げた連中もいるし
極力彼らに任す方向で、たまにはゆっくりしてくだされ。
んで、その分北海道とかツーリングに行こうぜ。

Posted by: pal at February 25, 2007 02:17 PM
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