›December 02, 2009

@31日

Posted by pal at 12:31 AM / Category: fes / 46 Comments / 0 TrackBack

ども、お久しぶりです。
やぁ、もう年の瀬ですね。1年速いですね。
モツ鍋が美味しい季節になりましたね。
カレーが大好きです。

さて、11月はまるまるブログの更新をさぼってしまいました。
色々とネタはあったのですが、お仕事のほうも結構色々とありまして
(帰宅⇒wired少々⇒倒れるように寝る⇒出勤)を繰り返していたものですから
なかなか、文章を書く時間が無かったのが原因の一つです。

あと、その他にBF1942ベトナムをまた少しやり出したことと
Diablo3が待ちきれなくて、Diablo2で一からネクロを育て始めたことと
PSP GOをあきらめて、新型PSPとP3PとPSP用のエスコンと
ドラキュラとイース7を買ってしまったことと、
あとスク水とかも原因に挙げられます。
部活動の日ですってよ、奥さん。

もう2週間ほど前になりますが、実は出張で千葉の方に行っておりまして
ついでに休みをくっつけて2〜3日帝都で遊んできました。
もちろん、いつもの連中とですが。

それについては、別のエントリーで書ければ良いのですが
恐らく書いてる余裕もないので、どんな感じだったのかを箇条書きにでも。

●1日目・前夜祭(Nartoun、あんだしょー、トヲル、こーかんどう、門臥、銀河、俺:敬称略)

・八重洲の韓国料理屋でPS3+ウイイレが買えちゃうくらいの暴飲暴食
・一皿1,000円↑のトッポギを何皿頼みやがったよ?
・メガネ(門臥)のマッコリ無双
・お通し→辛い、サラダ→辛い、前菜→辛い、メイン→辛い、鍋→辛い
・逃げ場はチーズトッポギ一択かマッコリ
・辛かったですが、大変美味しゅうございました
・しかしこの時はまだ、翌日以降お腹とお尻が大変なことになってしまうことに気づいていなかったのだった…


●2日目昼・セッション(あんだしょー、トヲル、門臥、O3(勇者)、銀河、俺:敬称略)

・新宿区役所付近の喫茶ルノワール内、ミーティングスペースでSW2.0セッション
・宿泊先である新宿駅南口から待ち合わせ先の新宿駅東口まで大冒険
・Nartoun氏、急な仕事によるまさかの欠席
・さらにそれ以上のまさかのO3電撃参戦
・セッションの中身については、後日更新されるであろうZ-LOGを参照で
・街の兵士に酒を振舞って誤情報を入手した後は、戦闘時の壁役にしかならなかったシェクター(自キャラ)であった
・このキャンペーンには2回しか参加していないのに、名誉点が500点↑の異常事態に
・ただし、そのうちの450点近くは使用済み名誉点の罠


●2日目夜・呑み(あんだしょー、トヲル、つぼ、門臥、O3、銀河、俺:敬称略)

・前夜の韓国料理屋で、お財布的に打撃を受けたので、俺らのホーム「さくら水産」で呑み
・セッション組で先行後、Nartoun氏およびつぼ氏の合流を待つ
・Nartoun氏仕事により参加不能。しかし、そこへつぼ氏登場!
・色々と名言を残すがここで書く訳にはいかない内容ばかりなので、以下略
・「やっぱ3次元は2次元には絶対勝てないんすよ!!」
・つぼ氏、一番遅く来たのに一番金を出す。「や、ホントすいません。すいません」
・俺らこそすいません
・こうして書くとつぼ氏の独壇場のように見えるが、まさに独壇場だったのでこれで良し


●3日目昼・アキバ巡り(Nartoun、あんだしょー、トヲル、銀河、俺:敬称略)

・帰札までは若干時間があったため、アキバ巡りを企画
・まずは謎の模型屋でガンプラ物色
・MGのアッシマーはこの世の中に無いんじゃなかろうか?
・店内にいた女の子が、一心不乱にカードを漁っていてちょっと怖かった
・とらでCD物色。同人物は東方とボカロばっか。俺の愛した同人音楽界は終わったのか!?
・UMD内のお好み焼き屋「ゆかびっち」もとい「ゆかりっち」で昼飯を食うことに
・フロマージュ焼(チーズお好み焼き)が超うめぇ!
・アンバサ5人分
・お好み焼きをひっくり返す仕事に就きたいです
・午後から銀河邸でD&Dセッションがあるため、銀河君が途中離脱
・アイドルっぽいのがイベントやってて、周りはファンで一杯。生オタ芸をちょっとだけ見る
・しかし、あまり面白くないので、脇の黄色い潜水艦でTRPG製品物色
・DX3rd上級ルール、N◎VAの新サプリ、SW2.0リプレイ6巻、ルーンクエスト(無印)のサプリ購入
・Nartoun氏もDX3rdやらダイスやら購入。しかし、店内はカードゲーマーばっか。もっとTRPGもやろうぜ!
・前述のD&Dセッションに参加するため、あんださんとトヲルさんが離脱
・夕方から仕事を控えているNartoun氏と俺とでアキバ続行
・戦国メイドカフェ「もののぷ」のビラをもらい、ちょっと惹かれる
・ネーミングセンスがいいよな!
・しかし、上洛料(チャージ料)が結構な額でとられるとの事なのでスルー
・結局、いつものコスチャへ向かう俺とNartoun氏
・店の扉をあけると目の前に若いお嬢さんのスク水姿が!
・以降はここでの掲載を控えさせていただきます
・俺は1時間でタバコを6本も吸うことに(通常の6倍)
・また行きましょう>Nartoun
・その後、イヤホンのコード修繕用の熱収縮バンドを購入
・急にP3PがやりたくなってNartoun氏に相談してたら、新型PSPを買うことがいつの間にか決まる
・アキバヨドバシで銀の新型PSPとP3Pなどを衝動買い。Nartoun氏もソフト数本と冬コミの資料を物色
・時間が来たので、Nartoun氏とはここでお別れ。あとは普通に帰札
 
 
てな感じでした。さぁ、イース7をやろう。

›November 07, 2008

東京とか行ってきたよ その1

Posted by pal at 11:49 PM / Category: fes / 3 Comments / 2 TrackBack

前回のエントリーはなんのこっちゃ?
って感じですが、あれは東京に遊びにいった時のセッションの後日談なのです。
卓を囲んだ皆さんだけニヤリとしてもらえれば是幸い。
神崎はとうとう社長になりました。
でも赤城とかは雇わねぇから。
 
 
と言う訳で、先週末の連休は東京に行ってまいりました。
小学校の時からの友人、これはもう親友と呼ぶべきなんでしょうが
この度めでたく結婚すると言う事でその披露宴にお呼ばれしたのです。

 
10/31(金)の夜、同じく披露宴にお呼ばれしてた
これまた中学来からの友人と新千歳空港で待ち合わせまして
スカイマークの最終便で東京入りしました。既に時刻は23時。
新千歳空港で軽く1杯やってはいたのですが
どうにも腹は減ったし、酒も足りないので
蒲田のホテルにチェックイン後、即蒲田の街に出て飲み。

明日は朝からツーリングだと言うのに
後先考えず喰うわ飲むわの大騒ぎで気が付くと午前2時。
流石にやべぇ、と言うことでホテルに戻り
シャワーを浴びて就寝したのですが
その時はもう午前3時を回っておりました。
ちなみに翌朝は8時半起床。コンディションは最悪に限りなく近い状況です。
 
 
翌11/1はお互いに東京の友人と遊ぶんで別行動になります。
ワタシはこの日、ツーリングチーム「DerSpitze」の連中と
千葉ツーリングに出かける事になっておりました。
友人もまた東京の方のツーリングチームの連中と遊ぶと言っておりました。
つくづく俺たちは似たもの同士なんだなぁ…

さて、東京でツーリングと言う事で
今回は南海部品南東京店さんでバイクを借りる事にしました。
当初CB400SF revoを借りるつもりだったんですが
予約済みであったため、已む無くSR400を借りる事に。
いや、シングル(単気筒)にも興味があって一度乗ってみたかったんで
借りる前までは実はwktk状態でした。
バイク屋の受付の兄ちゃんがやたらあくびをしてる俺を
非常に心配そうに見てましたが、確実にテンションは上がってきてます。

南海部品で、DerSpitzeの連中と合流し
いざ、ツーリングスタートするまでは
「SR超カッコイイじゃん。俺サイコー」くらいの心持です。

で、実際どうだったのかと言うのは
DerSpitze4号さんですとか1号さんが
ふんだんに写真を載せ、非常に詳しくレポートしているので
ぜひそちらをご覧いただければと思います。

ま、色々あったけど、楽しかったよ。ホント。

›February 23, 2008

ZORO祭2008冬 3日目

Posted by pal at 02:24 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

さて、今回でZORO祭2008冬のレポは最終回です。
これでしばらくネタが無くなるんで、
更新がまた滞りそうな気もします。
なにかネタがあったらください。
それについて書ける時に書いて、現実逃避したいと思います。



3日目は祭最終日。
楽しい時間は過ぎるのも本当に早いもので、昼過ぎには皆それぞれ
自分の住んでいる地域に散っていくことになる。

たぶん、一番遠いのは北海道の俺だが、
東京、神奈川、千葉…はいないんだっけか。
福島、長野、そして地元の群馬と
改めて見ると結構色んなところから集まってるものだ。
多いときだとこれに愛知と岐阜、埼玉も加わるわけで
一都一道七県ということは、47都道府県の2割は制覇したということか。
なかなかたいしたもんだ。

話がそれてしまったが最終日である。
この日の祭公式スケジュールはお昼まで。
朝9時スタートの3時間勝負というタイトなスケジュールとなる。
最終日のセッション構成はというと
門臥氏のクトゥルフ、一茶氏のGITEI-FR、
天龍氏のナイトウィザード、あんだしょー氏のブレカナ3rdの4卓。
各自持ち時間3時間と言う、際どい時間設定の中セッションがスタートした。

俺が組み込まれたのは、門臥氏のクトゥルフ卓。
同席するのはNartoun氏と、今回の実行委員の現夢人氏である。
Nartoun氏とは昨日のd20モダンで一緒になり、
門臥氏は初日の俺のN◎VA卓に参加してくれるなど
今回は卓の面子が被ることが多かったような気がする。
まぁ、偶然なんだろうけど。

なにせ3時間しか時間が無いと言うことで
キャラクター作成は前日のうちに全員済ませてある。
皆、設定として同一ゼミのゼミ生ということは
あらかじめゲームキーパーから聞かされていたが、
現夢人君の「女子大やりませんか」の一言で、全員女子大生キャラクターに決定。
30過ぎのおっさん達が女子大生プレイとか
傍から見ると痛くて痛くてしかたがないんだろうが
そんなこといちいち気にしていたらTRPGなんてできないぜ!

俺のキャラクターは副ゼミ長。
APPも普通。INTも普通。そのほかも普通。DEXが7という鈍さ。
まるで絵に描いたような一般人。努力の人っぽいイメージがある。
誇るべきはPOWの高さだけで、
正気度が高いことだけが取り得の佐藤房江嬢20歳。
名前も地味にしてみた。明らかに昭和の人だ。
佐藤さんと対照的なのが現夢人君のキャラで、大徳平等院嬢(名前忘れた)。
実家は金持ちのお嬢様でゼミ長。
佐藤さんの対極を行くキャラでプレイ中ひっきりなしに
ゼミ長と副ゼミ長で対立していた気がする。
「これだからボンボンのお嬢様ってやつは…」
「ふん、一般人に言われたくはありませんわ」
「な、なにおぅ!」
こんな感じ。
んで、その間に挟まれるのがNartoun氏の社家嬢(やっぱり名前忘れた)。
ゼミでは会計を担当し、ゼミの実の部分を支えるしっかり者。
ゼミ長と副ゼミ長が熱くなる中、一人冷静さを失わなずPTの舵取り役を担う。
とまぁ、こんな3人の女子大生からなるクトゥルフセッションとなった。

主なストーリーはと言うと、これまたNartoun氏のblogを見てくれ。
ってことばかりやってると本人にも怒られそうなので、俺も書くことにしよう。
3人が属するゼミの担当教授が、真冬の札幌にフィールドワークに出かけていたんだが、
忘れ物があるから届けてくれと言う連絡が大学の方に入った。
そこでゼミ長以下ゼミの実権を握る3人が慰安旅行も兼ねて
札幌まで忘れ物を届けにいこう、ってのが導入。
で、着いてみるとゼミの教授は謎の死を遂げているし、
札幌は局地的な大雪に見舞われて(積雪はゆうに10メートル以上)
大混乱に陥ってるし、でも意外と道民はそれに適応していたり、
教授の足取りを追うためにスノーモービルを駆ってみたが
途中で道に迷って寒さで死にそうになったり
北海道神宮とかあやしげなトーテムポールが出てきたと思えば
謎の人物が暗躍していたりと、もう大変なことに。

なんだかんだで一連のこの事件の元凶は某山頂に!
ってことになり、そいつを何とかするために某山頂まで向かうんだが
そこでとんでもない化け物に出くわして、
元々鈍い上に防寒具で着膨れ状態の佐藤房江さんは
爪爪角の3回攻撃など避けられる訳も無くあえなく死亡。
ゼミ長と会計は上手いこと化け物をやり過ごし、
無事に化け物の力を増長させていた神具を破壊して事件解決。
こうして札幌に再び平和が訪れました、って感じのストーリー。

プレイ中に屯田とか円山とか麻布とか
実にローカルな地名が出てきて、一人でテンションが上がってしまった。
すまんかった。
これはもう、北海道出身の門臥氏だから作れるシナリオだな。

プレイ内容はというと、3人の女子大生のやり取りは意外と面白く
普段は高飛車なお嬢様の大徳平等院嬢が、実は一番正気度が低く、
度々絶叫を上げてガタガタと部屋の隅でうずくまってたり
社家嬢はなぜか取得した<隠れる>のスキルで
ゼミ長をスケープゴートにしつつ見事に生き延びるなど黒い面を覗かせたり
3時間という短い時間の中でも印象的なシーンがたくさん見られた。

また道民の冬適応力や地域コミュニティの結束力などが
如何なく発揮されるなど、道民としても納得のシナリオだった。かもしれない。
まぁなんだ。クトゥルフは面白いってことだ。俺はまた死んだが。

門臥氏の手綱捌きもあって我々の卓はほぼ3時間で終了。
他の卓も若干時間をオーバーしたがなんとかセッションを追え、
我々一向は3日間お世話になったサンピア高崎を後にした。
最後に3日間で3回目となる源氏家族での食事で祭を〆た。
俺らは源氏家族からもっと感謝されても良かったと思うんだが。
3日間で約50人分のオーダーだぜ?

その後、俺含む帝都勢は高崎線普通グリーン車の中の
ボックス席…と言うよりは家庭の居間席を占拠して帰路に着く。
皆疲れてるんだから寝ればいいのに、
誰一人として寝るどころか他愛も無いゲームに興じるってのは
「寝たいけど、なんか寝たら勿体無い気がする」という
微妙な感情に由来するところであろうか。
社会人にもなるとやはり皆、「遊び」に飢えてるんだろうなぁ。

と言うことで祭のレポもこれで終了。
今回は会場周りが非常に便が良く、いつも以上に
TRPGに注力できた会であったのではなかろうか。
多忙な中、何とか参加した祭であったが、
今回も非常に楽しい時間を過ごさせてもらった。
これだから祭参加は止められねぇ。

あえて最年長者らしく、いくつかの要望などを口煩く言わせて貰うならば
毎回卓を受け持つメンバーが固定化しつつある気がするので、
たまには他の連中のセッションも見てみたいなってことと、
そろそろ新しい要素を入れ込むのも良いかもしれないなってことくらいか。
そうそう、是非新人にも入ってもらいたいねぇ。

次回以降はZORO祭は年一回ペースになると言うことなので
祭にあわせて上京していた俺にとっては少し寂しくもあるが
その分、今まで以上に濃密な祭となっていくことを期待するとともに、
自分にできることがあれば今後も協力していきたいと思っている。

最後に。今回の祭開催に尽力された実行委員ならびに
遊んでくれたZOROの連中に感謝を。

›February 21, 2008

ZORO祭2008冬 2日目

Posted by pal at 01:01 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

日が空くと、そのまま放置されて途中で頓挫するという
ありがちパターンに陥りそうだったので無理してでもカキコ。
先日実施された、祭の2日目のレポを書きたいと思います。
今回も前回と同じように、セッション内容を中心にしたレポにしようと思いますので、
それ以外の部分(と言っても、2日目は殆どリンクセッションで一日を過ごした訳ですが)は
Nartoun氏のblogをご覧いただくなどしてください。



2日目は祭のメインイベントとしてすっかり定着したリンクセッションで過ごす一日となる。
リンクセッションと言うのは、一つの大きなストーリーや世界観、
テーマの中において行われるセッション一つ一つが相互にリンクし、
最終的に一つに収束するという手法を用いて行われる、セッションスタイルのことである。

第2回目の祭(確か、2666冬祭の際)から実施されてきており、
今回でリンクセッションも5回目となる。
少し過去のリンクセッションを整理してみると、
まず初めて行われたリンセは門臥氏がグランドマスターを務めたクトゥルフ。
3卓に分かれて話が進み、平行的に他の卓の面子と情報交換をしながら
東京の危機に立ち向かっていくという内容は、非常にゾクゾクするものであった。
俺は崖から落ちて死んだが。

2回目のリンセは銀河アズマ氏グランドマスターによる、迷宮キングダムである。
卓を3つに分け、それぞれが一つの国家として、他の国々と時には協力し 、
また時には牽制しながら宗主国の野望を打ち砕くといった内容で、
それぞれの卓が国として一体感を持ち、非常に熱い中身であった。

3回目は、トーキョーN◎VAによるリンクセッションで、グランドマスターは門臥氏。
リンセ史上最多となる、4つのシナリオがそれぞれに絡み合う
複雑なN◎VAのセッションになった。
N◎VAという、リンクセッションとしては決して扱いやすいとは言えないシステムにおいても
美しいストーリーや演出面できらりと光る部分を見せ付けた。

4回目、前回の夏祭の際はRYO氏がグランドマスターのソードワールド。
野辺山基地という環境を最大限に活かし、冒険者の酒場をライブTRPG風に演出し、
パーティを組むところからプレイさせるなど、システム・シナリオはオーソドックスだったが、
なかなか趣向を凝らした演出で皆を驚かせた。

そして今回5回目は再び銀河アズマ氏がグランドマスターの、
d20システムを用いた3種のシステムによるリンクセッション。
それぞれ、D&D3.5e、d20コール・オブ・クトゥルフ、d20モダンという
非常に互換性の高いシステムだからこそ、
異種システム間でのリンクセッションが可能になったと言って良いだろう。

俺はアズマ氏マスターのd20モダン卓に組み込まれた。
同席したプレイヤーはNartoun氏、あんだしょー氏、たぁ暴君、ふんぐるい君の5名。
個人的にはバランス派プレイヤーが多く集まったかなという印象。
ここでd20モダンがどんなシステムなのかを説明せねばと思ったが、
面倒なのでアズマ君のカキコを引用させてもらおう。
以下引用。
『d20モダンは現代を舞台に、影の世界なる異界からやってきた
ゴブリンやコボルドをドゥカティやダットサンで轢殺したり、
オーガと銃撃戦を繰り広げたり、イリシッド(マインドフレイヤー)に
脳味噌喰われそうになりながらエスパー対決をしたりするゲームです』

なんてわかりやすい説明なんだろう。
前々から思っていたのだが、銀河アズマ氏という男の表現活動一般
(例えばイラストだったり、例えば彼の書く文章だったり)に関するセンスは
非凡であると言って良いと思う。俺はかなり好きだ。

さて、このセッションがどんな感じで進んだのかと言うと…
詳しくはNartoun氏のblogを見てくれとしか言いようが無い。
だって、あんなに上手くまとめられちまったらもうまとめようが無いじゃん。
彼が言うように非常に面白いセッションになったと思う。
勿論、特務局7改めロシアン5のノリの良さもその要因の一つではあったと思うが、
Nartoun氏も言うように各々が上手く役割
(単なるクラスやスキル的な役割だけではなく)を分担して演じ、
それが一つのPTとして機能していたことが何よりの要因だった気がする。

前述のNartoun氏はカリスマヒーローを選択し、
対人交渉のほとんど全てを一手に引き受け、
ロシアン5の作戦において強力なバックアッパーとなっていたし、
あんだしょーさんはタフヒーローな女性
(リンセ全キャラの中でも唯一の女性キャラ)を担当し、
異常な程の硬さを持った重戦車キャラで戦闘を引っ張った。
頭の方は少々残念な感じだったが。
たぁ暴君は戦闘のプロと言うことで、
あんだしょーさんのキャラとともに戦闘時には活躍を見せていた。
一方、通常時はPTの中では良識担当として
度々カオティックになりがちだったロシアン5を上手く制御していた。
ふんぐるい君のキャラはわりと万能系に近い存在。
特に知覚系の技能に優れ、潜入工作などを担当したり、
また警察官という表の顔を存分に活かしてリサーチを支援した。
そのわりには、潜入工作に失敗して大騒ぎを起こしたり、
結果トラックを強奪して逃げるハメになったりと、
なかなかのトリックスターっぷりを発揮していた。
で、俺はと言うと、キルギスという名前の13歳アスリート(槍投げ選手)という
わけのわからんキャラをプレイ。ちなみにこの歳で既に大卒。
選択したクラスはデディケートヒーローで、リサーチ系担当キャラ。
戦闘時は衛生兵として応急処置してまわり、
余裕があればロシアン5の代名詞とも言えるAKでフルオート連射支援を行う13歳。
どこの少年兵だ。
対人交渉力ではNartoun氏のキャストに劣り、
知覚系ではふんぐるい君のキャ ストに敵わない我がキルギス君だが、
器用貧乏で色々なことができるキャラと言うことで、
色々なところに首を突っ込んではリサーチを精力的に行ったつもり。
シナリオの展開はほぼ読みきっていたにも関わらず、
なかなか確証が得られなかったため、
最後の最後でキーパーソンに鎌をかけて真相を引き出すという賭けにでるなど、
今思うと綱渡りプレイだった。
このように個性的な5名のキャラクターが上手い具合に役割を分担すると共に
それぞれがしっかりとアイデンティティを確立してこともあり
PTとしてかなりしっかりと機能していたように思う。
これこそまさにTRPGの醍醐味と言えるのではないだろうか。

さて、リンクの部分がどうなっていたのかと言うと、
ロシアン5の活躍により、我々の世界に対する脅威は一旦取り除かれたのだが、
と同時に他の二つのシステム卓を含めて、
世界が宇宙規模でリンクするというのが今回のリンクセッションの肝。
宇宙規模だよ、宇宙規模。宇宙ヤバイ。スケールの大きさという点では過去最大級だ。
そこで、各卓のPTがバラバラになり、それぞれで新しいPTを組みなおし、
最後の決戦に挑むという少年ジャンプ的ななんとも燃える展開だったんだが、
d20モダン組はというと、D&D組には基本戦闘力で敵わず、
クトゥルフ組には正気度を使った必殺技が用意されていて
やっぱりd20モダン組より強い、みたいな。

俺のキルギスはヒーラーと言うことで別PTに組したんだが、
所詮応急処置しか使えないボーイは全く役に立たず、
目の前でハーフオークバーバリアンに死なれてしまった。
まぁ、仕方が無かったという面もある。

結局クトゥルフビーム(仮称)で難を逃れて無事勝利。
他の卓の連中もなんとか勝利を拾ったようだ。
こうして宇宙に再び平和がもたらされ、
我々は自分たちの世界へと無事に戻ることができた。めでたしめでたし。

とまぁ、ストーリーに触れないで大まかな流れを追うとこんな感じ。
リンクセッションのリンクの部分が最後の戦闘に限定されてしまったという部分が、
若干物足りなかったかもしれない。
とは言え、限られた時間内であれだけの大人数を捌いていくとなると
止むを得ない部分もあったと思う。
なによりも参加者が皆非常に楽しんでいたようだったので、
概ね成功したんじゃなかろうか。少なくとも俺はめっちゃ楽しかった。

ちょっと残念だったのは、コンディション不良な部分は仕方なかったとしても、
やはりプレイの最中にもろに眠られてしまうと、担当マスターとしては辛いものがあるな、と。
 
 
まぁ、そんなこんなでほぼ1日がかりのリンクセッションを終えて、
その後ダッシュで焼肉を食いに行ったりしてこの日は終了。
2日目も非常に楽しい時間を過ごすことができた。
しかし楽しい時間はなぜあんなにもあっという間に過ぎ去ってしまうんだろう。

›February 16, 2008

Voici un the

Posted by pal at 07:14 PM / Category: fes / 2 Comments

Voici un the

あれは、どのくらい昔のことだったでしょうか。
まだ学生だった私と彼女はそれは仲の良い間柄でした。
歳が2つ離れていたこともあり、彼女は私にとって
本当の妹のような存在でした。

お互いにまだ若かったし、
これからの自分たちの未来は
夢や希望といった輝きに満ち溢れているものだとばかり
そんな浅はかな考えしか浮かばないほどの
世間知らずの少女たちだったのですから。

あれから随分と月日が流れました。
すっかり変わってしまった今の私を目にしたら
あの時の少女はきっと幻滅するわね…


トーキョーN◎VA Detonation 4th GIG
“Voici un the”

できることなら、もう一度あのお茶を一杯飲みたいわ────。


と、いうことで今回もN◎VAで1卓設けさせてもらった。
参加PLはあんだしょーさん、門臥さん、ふんぐるいさんの3名。
無理言って3名限定にさせてくれとお願いしていたのと
各キャストがこちらの推奨キャストとほぼ一致したため
実にスムーズな導入となった。

以下多少のネタバレになるので
読みたくない方は続きは見ない方が良いかと。


相馬士郎(PL:あんだしょーさん)は
神崎紅葉という女性フィクサーからの仕事の斡旋を受ける。
レーシュという婦人が探し物をしているので力になって欲しい…とのこと。
最高級ホテルのVIPルームに赴き、彼女から依頼を直に聞いた相馬。
彼女は若い頃に飲んでからずっと忘れられないでいる
とある紅茶を探して欲しいと言ってきた。
自分はあと2週間ほどでN◎VAを去らねばならないが
その前にもう一度あの紅茶を嗜みたい…彼女はそう寂しそうに言った。

トニー(PL:ふんぐるいさん)は千早冴子から依頼を受ける。
北米連合の検察当局から、とある人物の護衛の要請が来た。
その人物の名はレーシュ=ウィルド。
北米連合に本社を置く新進のIT企業ダレット社の
N◎VA支社常務取締役らしい。
彼女は北米連合で今大きな波紋を呼んでいる
汚職事件の重要な証人になりうる存在で
2週間後の公判に喚問されることが決まっている。
しかし、その証言を妨害するべく彼女を暗殺しようと言う動きがあり
事件の混沌化を懸念した北米検察当局から
ブラックハンドに重要証人としてのレーシュの護衛を要請してきたという。
ブラックハウンドにも腕利きのカブトは何人もいるが
それでもトニーに白羽の矢が立ったのは一つの理由があった。
今回の暗殺を請け負ったとされる殺し屋こそ
マーダーインクの殺し屋“首切り”ハガルであり、トニーの仇敵であったからだ。

N◎VAスポに属しているトーキー小金井鱗(PL:門臥さん)は上司である九条に呼ばれた。
彼が言うには、現在北米連合で大きな話題となっている
ダレット社と上院議員の汚職事件がどうやらN◎VAにも飛び火してくるらしい。
北米検察当局がダレット社のN◎VA支社のエグゼクを
次の証人喚問に呼ぶ動きがあるというからにはかなり信憑性の高いネタであろう。
九条は小金井にその裏を取り、可能であれば公判前にすっぱ抜けと命じてきた。
久しぶりの大きなヤマを目の前にして、愛用のプレートメイルを磨く小金井だった…

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オープニングはこんな感じ。多少脚色あり。
全部が依頼型の導入と言うことで
オーソドックスと言えば実にオーソドックス。
3者がそれぞれ微妙な接点を持つ感じでのオープニングとなった。

その後、相馬はレーシュの記憶を手がかりに
N◎VAでは珍しい天然ものの茶葉を扱う店を絞り込んでいくことで
依頼の遂行を試みていった。
やがて1件の天然茶葉輸入店を見つけ出した相馬は
そこの店主からレーシュと思しき女性の
過去に関する重要な手がかりを入手する。
彼女は本当に紅茶が飲みたかっただけなのだろうか…

トニーはレーシュの元に張り付き、ハガルによる襲撃に備えた。
レーシュのガードを優先することで彼女の被害は最小限に食い止められてはいたが、
逆にレーシュの存在が足枷になりなかなかハガルを追い詰められない。
ハガルもハガルで決定打に欠け、状況は完全に停滞化する。
そしてそれに業を煮やしたハガルはとうとう奥の手を出してきたのであった。

小金井はその持ち前のネットワークを駆使し、精力的にリサーチを行う。
北米連合における収賄事件やダレット社に関するリサーチを
地道に且つ大胆にこなし、徐々に事件の真相へと近づいていく。
そんな中、小金井もまた一人のキーパーソンにたどり着いた。
ダレット社N◎VA支社常務取締役レーシュ=ウィルドという女性だ。
体当たりレポートが信条の小金井は何のためらいもなく、レーシュの元に赴いた。
そこで彼女が語ったこととは…


ま、こんな具合でリサーチが展開されていったわけで。
約4時間という時間制限があったので、
基本的に必要な情報はサクサク出すことにした。
情報の出し方やイベント展開に
若干のご都合的な部分もあったかと思われるが、
テンポ良く話を進めるためには必要なことだと割り切ることにした。

プレイヤー間の絡みはというと、
レーシュを介してその場に居合わせるという展開が非常に多かった。
シナリオも後半の方に差し掛かると重要な情報の共有化などが図られ
いくつかの有機的な連携なども見られていたと思う。

クライマックスシーンは全員が一同に介し、
本シナリオの重要な目的が見事に集束された濃密なものとなった。
実際に戦闘シーンに入る前の「3度目のアフタヌーンティ」の場こそ
真のクライマックスシーンだったと思う。
ちなみに「あの場面」「ああいう風」になるだろうなと思って想定はしていたが、
そこをこちらの伏線を逆手に取った「3度目のアフタヌーンティ」への招待という形で
演出しあげた手腕というかプレイアビリティには感心させられた。
非常に美しい展開であったと思う。

クライマックスの戦闘を経て、
さぁ山積された問題をどう整理しようかと言う最後の最後の場面でも
キャストたちはこちらが想定していた解決方法をより上回る案を提示してきて、
結果的に皆が幸せなエンディングを迎えられることとなった。
まぁ、結果トニーが一人そのしわ寄せを喰らうことになるのだが、
クール且つ大人のトニーは、自身のアイデンティティを抑えることで
大団円のために一肌脱いでくれたんだと思う。きっとそうだ。

細かいところをあげるといろいろときりが無いが、
導入、リサーチ展開はまずまず、
クライマックスの作り方に関しては非常に
レベルの高いセッションになったのではないかと思う。

最後に各キャストに対する雑感を。

相馬士郎(PL:あんだしょーさん)
三枚舌のフェイトと言うことで、設定的には胡散臭いフェイトというイメージなのだが
その実は非常にオーソドックス且つ安定感のあるフェイトを演じてくれた。
これは前々回のCounterblow!!の時もそうだったし、
つくづく、そのキャストのバランスのよさが目立っていたと思う。
また、妙齢のご婦人ばかり登場するというシナリオにおいて
非常にジェントルな振る舞いであったと思う。あれはなかなかのものだよ。
リサーチも必要な情報はほぼ全て拾っていたし、真実の使いどころも完璧だった。
ただ最後の戦闘のプリーズだけは勘弁な。
相馬のプリーズに完全にやられてしまったのはこれで二度目だよ…
次は確実にリベンジしてやる。

トニー(PL:ふんぐるいさん)
あまりN◎VAの経験は無いと語っていたが、
なかなかどうして渋い役回りをこなしてくれた。
与えられた任務には忠実、こちらからちょっと弄ってやれと
何度か投げナイフでちょっかいをかけてみたが
レーシュのガード最優先の立場は最後まで崩れず、
ある意味、プロのカブト魂をそこに見た。
不意打ちのシーンが多かったため知覚が無いことに
非常に苦労していたようだが、
最後は無事に依頼人を護りきりカブトの面目を保った。
エンディングではちょっと辛い立場になってしまったが
あれもまたキャストの味であると考えれば今となっては評価したい。

小金井鱗(PL:門臥さん)
とにかく大暴れ系のキャストという先入観があったのだが、
蓋を開けてみれば確かに大暴れはしていたものの、
一つ一つの行動は無駄がなく、また確実に情報を集め再分配していくプレイ振りは
トーキー系キャストのお手本になると言っても良いと思った。
PC3ながら最後には一番目立っていたのもお見事。
確かに今回の小金井は世界を動かした。
秀逸だったのはクライマックスシーンの後の話の収束っぷり。
半分は俺も想定していたエクスポーズの使い方。
もう半分は完全に予想外。
しかし、確かに効果的だし世界をよりドラスティックに動かすだろう。
色々と評判は耳にしていたが、
少なくとも俺は小金井という一人のトーキーに好印象を持った。


こんな感じで1日目の俺のN◎VAセッションは終了。
終わってみれば19:30。プレイ時間は4時間半だから
ほぼ想定どおりの時間で終えられた。
自分としてはなかなか満足のいったセッションだったんだが、
PL諸氏にとっても喜んでいただけたのであれば幸いだ。
もうしばらくN◎VAのRLはやらねぇぞと思ってたんだが、
楽しさを改めて実感しちまうと、またやりたくなってしまうのはやはり人情と言うものか。


プレイ後の夜飯とか、風呂とか就寝前のFLUXXとか
放射状に敷かれた布団とかしりとりとか
ツンデレ金髪ツインテールニーソックスタヌキとか
その辺に関する記載は省略ってことで。
簡潔に言うとどれも狂気じみていて非常に楽しかった。

ZORO祭2008冬 1日目 その1

Posted by pal at 12:34 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

ちょっと日が空いてしまいましたが
旅から無事戻ってまいりました。
おかげさまで心配だった体調も崩すことはなく
その代わり溜まっていた仕事が片付くはずも無く。
まぁ旅と言ってもいつものように
大学時代に属していたサークルのOB会
通称ZORO祭に参加してきたわけです。

前回のレポが見事に途中で止まってしまっておりますが
今さら思い出すのも不可能なので諦めて
今回の冬祭のレポを書き殴っていきたいと思います。
ただ、今回はNartoun氏が詳細にレポしてくれてますので
ワタシのところではセッションのことを中心に
いつもよりさらっと書いていきたいと思います。

■2/9(土):1日目
今回は仕事の都合上、いつものように帝都前日入りができなかったので
祭当日の朝一の飛行機で帝都に向かうことに。
真冬の札幌朝5時起きとかいう苦行をこなし、朝8時の便で札幌を発った。眠い。
9時40分羽田着。エアドゥのくせにほぼ定刻どおりのフライトなんて、奇跡でも起きたのか?

当日の予定では12時半に高崎駅前集合ということになっていたので
そうすると、俺の選択肢としては11時の特急水上に乗るか、
あるいはもうちょっと金を積んで上越新幹線で北上するかの二択しか残ってないわけだ。
金銭的にはそんなに変わらないのだが
特急でも間に合うものをわざわざ新幹線に乗るのもためらわれたので特急水上を選択。
色々あって10:58に乗車を果たす。あぶねぇ。無駄な動きは何一つしてないのに。
羽田から上野まで1時間しか猶予が無いってのはかなりキツイ言うことを改めて学ぶ。
ちなみに水上はぼろかった。いや、哀愁があると言うべきか。

12時10分に高崎駅に到着、既に到着していた
Nartoun氏、あんだしょー氏、O3氏と合流し餃子の王将で昼飯をくらう。
なんか高崎駅の東口にえれぇでっかいビルが作られててちょっとびびる。
後からタクシーの運転手に聞いたところ
どうやらヤマダ電機の本社ビル兼店舗になるらしい。
ヤマダ本気だな。そしてビックカメラの行く末が非常に気になる。

その後既に到着していた長野勢や現役勢と合流し
15時半過ぎに今回の会場となるサンピア高崎に到着。
さすが厚生年金施設、俺たちの年金を運用して作られているからか
非常に綺麗且つ立派な建物である。
ロビーにグランドピアノとか置いてあんの。どんだけよ。

今回はイカス実行委員(現夢人氏、銀河アズマ氏、タマちゃん、Nartoun氏)の計らいで
会場と宿泊場所が一致という非常にナイスな環境が用意されていた。これはいい。
まず会場移動に掛かる時間というロスが無くなり
その分浮いた時間を有効にセッションに充てられる。
また、部屋はMAX5人用の和室×3部屋を確保していたのだが
半強制的に大部屋で3日間寝食をともにすることで、妙な一体感が醸成される。
俺はなにか、一日目とかまるで修学旅行の気分だったんだが
他の連中も恐らくそんな感じだったのではなかろうか。

と言うわけで、今回の会場はなかなかナイスだったと言いたい訳だ。
ちょっと話が横道にそれてしまったが…
 
 
さて、初日にはいきなり俺のN◎VAセッションが配置されていた。
PLはあんだしょー氏、もんが氏、ふんぐるい氏の3名。
前回の祭の際は本当に時間が無くて、シナリオ未完成のまま
結局別のシナリオを披露するという失態を犯しているため、
今回は結構頑張ってシナリオを作った。と、自分では思っている。
とは言えリサーチシーンのイベントの一部とクライマックスシーン、
エンディングシーンがほぼ全て頭の中という危険な状況ではあった。

結論から言うと、なかなか良いセッションであったと思う。
勿論これはRL側からの感想なので、
PL諸氏に確認したら全く別の感想になるかもしれないが、
少なくともセッションとして形になっていたのは間違いない。
 
 
で、どんなセッションだったかと言うと、
長くなってきたので明日以降に。
なんだ、結局あまりいつもと変わんないペースで書いてるな、俺。

›January 05, 2008

祭まであと1ヶ月

Posted by pal at 11:14 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

ワタシのblogをチェックしてる方々と
ZORO関係者はかなりの親和性を持ってると思いますので。

恒例のZORO祭まであと1ヶ月強となった訳ですが
ここにきてシナリオ作りに苦戦しております。
そもそも仕事の進捗状況からいって
祭に参加できるかどうかも危うい感じになってきているのですが
祭に参加するために仕事を終わらせるぞ、
くらいのモチベーションで何とか頑張ろうと思います。

使用するシステムは恐らくいつもどおり
トーキョーN◎VA-Dになると思うのですが
シナリオのプロットすら全く浮かんでこないというのは
なかなかに危機的状況と言えます。
GM参加しないという方法もありますが
折角、遠路はるばる参加するのですから
やはりプレイヤーとマスターの両方を楽しみたいところです。

今までN◎VAのシナリオを作る際には
SSSのように数多あるスタイルから1つ選んで、
そのスタイルをテーマとしたものを作ってきました。

バサラ:切り裂きジャック
アヤカシ:EDEN
カゲムシャ:自戒
ヒルコ:F/A
カゼ:speedstar
マネキン:絆、Pearl(アレンジ)
カブキ:あいのうた
クグツ:Counterblow!!
イヌ:Hold in check!(頓挫)

結構作ってた気がしてましたが、
9つのスタイルしか抑えてなかったようです。
こうしてみるとクセのあるスタイルばかり扱ってますね。
戦闘系スタイルのカタナ、カブトワリ、チャクラ、
カブトなんかは完全にスルーですし
PC1枠の最たるスタイル、フェイトも扱っておりません。
イヌシナリオも作ろうとして頓挫しましたし
人気のあるスタイルのニューロやレッガーについても
ワタシのシナリオでは脇役に回ることが多いと思います。
嫌いな訳ではないんですけどね。
 
 
今度の冬祭までには、まだ扱っていないスタイルをテーマにして
なんとか1本描きたいと思います。
次にワタシがどのスタイルを選ぶのかは
例の場所をご覧いただければと思います。

そして関係者の方は、エントリーいただけますと
非常にありがたい限りでございます。

›September 21, 2007

ZORO祭2007夏 1日目 第1セッション

Posted by pal at 12:33 AM / Category: fes / 2 Comments / 0 TrackBack

忘れないうちに書いていかないと
どんどん記憶が薄れていくので急いで書いてます。

毎回思うのですが、なにもここまで細かく
書いていく必要も無いかなぁと思う気持ちが半分。
あくまで個人的な視点であったとしても
その瞬間に祭でどんなことが起きたのか、何があったのかを
克明に記載しておくことにはきっと意味があるだろうと思うのも半分。

まー、あとで自分で読み返してみてニヤニヤする事も出来るし
気力が続く限りはこういうスタイルを維持したまま記録していこうと思います。

 
 
■9/15(土):祭1日目 第1セッション
今回も1日目の第1セッションで
マスターをやらせてもらうことになっていたワタシでしたが
実はこの段階まで、全くと言っていいほど
シナリオが出来上がっておりませんでした。
仕事が忙しくて思うようにシナリオ執筆の時間が取れなかったことと
書いてる途中でプロットが破綻してしまい
収集がつかなくなってしまった、と言うのが言い訳でございます。
とは言え、こんなワタシのセッションにでも
参加しようとおっしゃってくださる方々がいらっしゃいますので、
そこはなんとか準備をしなくてはなりません。

幸い、昔、某御方から頂戴したN◎VAのシナリオ集の中に
今回やろうと思っていたのとコンセプトが近いシナリオがあったため
それを頭の中で改変して使うことにしました。
いつもとはちょっと変わったN◎VAをやろうかと思いまして
密閉された空間内で全てが完結するタイプのシナリオを当初企んでおりました。
残念ながら今回は当初案が破綻してしまい、シナリオを作れませんでしたが
もし機会があればきちんと作りこんで、リベンジしたいところです。
 
 
さて。そんな中参加してくれたのは、あんだしょーさん、一茶氏、O3氏の3名。
ハンドアウトを作成していたにも関わらず、
ガン無視して別のシナリオをやってしまい申し訳ありませんでした。

あんだしょーさんのキャストはアキラ・パットン。
元レディースチーム「イリス」の特攻隊長を張っていたと言うカゼキャストです。
彼女がアクトに参加すると、必ず自分の店(バイクショップレギオン)が
爆破されたり、破壊されたり、トラックが突っ込んできたり、
燃えたりするのですが、今回はそれが出来ませんでした。がっでむ。
何度かワタシのセッションに参加してもらっており、
その度にいい動きをしてくれるなぁと言う印象があります。

一茶氏のキャストは、ZOROの各キャストの中でも
最もキャラ立ちしてる内の一人である赤城剣壱郎。
誰よりもレッガーらしく、誰よりもカブキらしいナイスガイです。
一見すると単なる賑やかしにしか見えませんが
その実、シナリオにおいては結構クールで渋い一面を見せたり
人間味溢れる部分を覗かせたりと、なかなか魅力的なキャストでございます。

O3氏のキャストはジョン・ケイシー。
最近作成されたキャストなのですが、カゲムシャ◎●、カブト、イヌという、
シナリオには非常に導入しやすいポジションを有しながら
キー、ペルソナ共にカゲムシャという、一癖も二癖もあるキャストになってます。
インスタントアームでその辺のものを手当たり次第に引っぺがしたり
常に虎視眈々とスナッチの機会をうかがっていたりと
ややするとトリッキーな面も目立ちますが
キャストの動きとしては一番理知的だったりします。
この辺り、どうしてもPLの性格が出てしまうんだろうなぁ。

上記の3名のキャストで、今回のセッションは行われました。
 
 
急遽頭の中でこしらえたシナリオも基本コンセプトは変えておりませんので、
ある密閉された空間の中で起こる事件に
それぞれが巻きこまれるというところからアクトはスタートします。
オープニングはパーティ(宴)のシーン。
ジョン・ケイシーは潜入調査としてその場に臨み、
アキラは主催者の娘である、彼女の友人に招かれて出席していました。
そして赤城は某後暗い企業のエグゼクのボディーガードとして雇われ、
3人のキャストがその場に居合わせることになるのです。
はじめは何事も無くパーティが進んでいくのですが
突然会場の端の方から悲鳴が上がります。
あまりに唐突すぎる事件の幕開けでした…

ここから先はシナリオの根幹に触れてしまうので
詳しい描写は避けますが
リサーチのウエイトが当初思ってたよりも高くなってしまい
やや、こちらの方から誘導する傾向が強くなってしまったのはいただけない感じでした。
それをそれとして悟られないスキルがあればまだ問題ないのですが
ワタシにはそこまでのスキルが無かったため
このあたり、かなり露骨に出てしまっていたかと思います。要反省。
各キャストの動きはやや想定していない部分もありましたが
そもそも想定どころかシナリオが全部頭の中という状況ではたいした問題にはなりません。
ただ、必要なアイテムは必要なところで使おうよ。

それと、今回は最初から最後までほぼ全員が
チームを組んだ状態でアクトを進めていったのですが
ここはあんましN◎VAらしくなかった気がします。
もう少し個人の見せ場を用意しておくべきだったかもしれません。
ここも反省点。

とは言え、まぁほぼアドリブで進めた割には
一応形にはなってたんじゃないかなぁと思います。
クオリティはまた別問題としてもだ。

次の祭の時はこのようなことが無いようにしたいなぁと思いつつ、
参加された3人の方々には感謝を。ありがとうございました。
次はもうちょっとましなものを提供したいと思いますんで
また見捨てないで参加してやってください。
 
 
■9/15(土) 温泉〜夕飯〜就寝
この日の第1セッションは全部で4卓行われており、
ワタシのN◎VA卓以外では、Nartoun氏のGITEI-FR、銀河くんの番長学園、
天龍くんのナイト・ウィザードがそれぞれ立っておりました。
GITEIは時間内に終わらなかったらしく、夕食後に延長戦をやった模様。
ナイト・ウィザード卓がどんな感じになったのかは聞いてないんですが
番長学園は予想通りステキなことになっていたそうです。
やらないか番長とか面白すぎだろ。

各卓、18時までにセッションを終え
晩飯係(Nartoun氏、一茶氏、O3氏、門臥くん、現夢人くん)を残して、
ワタシ含む13名は、隣県山梨県は甲斐の温泉、パノラマの湯に出かけます。
Nartoun氏が晩飯係に残ったため、ラブワゴンを運転するのは昨年に引き続き紫藤くん。
ワタシはトヲルさんの運転する車に乗ったのですが
行きも帰りもラブワゴンの中はまた酷いことになっていたようで
乗らなくて良かった思う反面、
そこで何が繰り広げられていたのかを見とけば良かったと言う
多少の後悔の念もありました。嘘だけど。
ペットボトルの蓋とかは反則だと思います。

温泉から戻った一行を待っていたのは、見事なまでの手巻き寿司様。
晩飯係の皆さんは切っただけだからと謙遜されておりましたが
なかなかどうしてあれだけの準備をするのは大変だったと思います。
久々に喰った手巻き寿司はなかなか美味でございました。
また、ご飯に先立って現役生のYAMAくん、マボくん、タマちゃん、ヤンくんから
つい先日お子さんがお生まれになった紫藤くんに
お祝い品の贈呈といったぷちサプライズも用意されており、
正直「こ、こいつらやりやがるっ!」と感嘆させられました。
あれは実にいいタイミング。
紫藤くんも完全に想定外だったらしく
傍から見てても彼の感動が伝わってきました。
実にいい光景が繰り広げられており
ああ、祭に来てよかったなぁと思った瞬間でした。
 
 
晩飯の後はだらだらタイム。
明日に予定されているメインイベントで使用するキャラクターを作成したり
あるところではフリーセッションが行われていたり
ワタシは今年もFLUXXをプレイしたり、くっちゃべったりまったりと。
明日以降のことを考えればさっさと寝るのが正解です。
ただ、せっかくの祭で早寝してしまうのは非常にもったいない感じがしてしまい
結局この日も2時近くまで起きていました。
他の連中もわりかし同じような感じだったらしく
皆一様に夜更かししていたようです。そりゃそうだよなぁ。

›September 20, 2007

ZORO祭2007夏 0日目〜1日目

Posted by pal at 01:09 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

前回、前々回のエントリーにあるとおり、
9/15(土)〜9/17(月)の日程で行われた
ZORO祭2007夏に参加してまいりました。
9月で夏かよっていう突っ込みはこの際無視する方向で。

ZORO祭も今回で5回目と言うことで
いささかこなれてきた感もありますが
しかしそこはただでは終わらないZORO祭。
今回も実に様々な事が相次いで起こり
良くも悪くも非常に濃密な時間を過ごすことが出来ました。
今回の祭開催にご尽力された実行委員のNartoun氏、
天龍槇くん、たぁ暴くん、ヤンくんには多大なる感謝を。

 
 
■9/14(金):祭0日目
もはや毎度のことではありますが、
最遠方からの参加者になるワタシは祭の当日入りでは
間に合わないと言うことで、今回も前日入りすることにしました。
昼過ぎの飛行機で札幌を発ち、14時半には帝都入りを果たします。
物凄い暑いのかと思いきや、あまり札幌と変わらない感じで
ちょっと肩透かしを受けました。それでもまぁ、暑くはあるんですけどね。

今回の祭の会場は昨年の夏祭と同様、
長野県の野辺山基地にて行われるということで
これまた昨年と同様に東京でレンタカーを借りて
高崎で現役生をピックアップし、野辺山に向かうことになります。

最初の待ち合わせは中野サンプラザ前に19時と言うことでした。
帝都に到着した段階でまだ4時間以上ありましたので、
まるで空気を吸うが如く、秋葉原で時間を費やすことにしました。
いくつか店を回り、この夏の陣で頒布された
同人ものの音楽CDを6枚ほどゲットしましたが
これについてのレビューは時間があれば別途していきたいと考えてます。
多分時間が無いのでやらないと思いますが…

待ち合わせの時刻より30分くらい早く中野サンプラザ前に着き、たぁ暴くんと合流。
そのままNartoun氏、門臥くんとも合流を果たしレンタカー屋に向かいました。
そこに待ち受けていたのは今回の祭におけるラブワゴンであるところの日産キャラバン!

Image005.jpg

明らかに前回のラブワゴン、トヨタハイエースよりでかいです。
まず不自然に高い屋根。通常の屋根を水平に切断し
無理やり別の高い屋根を取り付けたんじゃないかと感想が上がるくらい何かがおかしい。
車の長さもNartoun氏曰く、前回より40センチ近く長いのではないかと言う
非常に取り回しが難しそうな車です。
では実際に中は、と言いますと相変わらずの3列シート。
今回も車の前方4割が座席で、残り6割が荷台スペースに充てられており
やはりバランスが破綻している気がしてなりません。
そしてこれは後に高速走行中に判明するのですが
時速ぬあわキロを超えると鳴り出す謎の異音。
全体的に何か生命の危険を感じないわけでもありませんが
おかげで車内のテンションは異常に上がります。

車を借りた後であんだしょーさんと銀河くんと合流。
今回は所用によりトヲルさん、O3氏が翌日参加、
つぼくんがお仕事の関係上参加断念と言うことでしたので
東京方面からの参加者はこれが全てのメンバーになります。

-9/14(金) 20:00-
ラブワゴン:Nartoun氏、たぁ暴くん、ワタシ
あんだしょーさんカー:あんだしょーさん、門臥くん、銀河くん
高崎に向け関越自動車道を北上。

いつもであれば、祭前日は前夜祭と言うことで
帝都で適当に飲んで、翌日朝早く移動を行うスケジューリングで動いておりましたが
毎回計ったかのように高速道路の渋滞につかまり時間をロスしてきましたので
今回は道路が空いているであろう、連休前日の夜のうちに会場入りを果たすべく
夜間の強行軍となりました。
既に実験を行っているため勝算はあったと思われますが
まさに読みどおり、高速道路はスムーズに流れており
途中の高坂SAで晩御飯を取っても2時間で高崎市内の門臥記念公園に到着。
いつもは待ちぼうけを喰らわせている東京勢でしたが今回は違います。
毎回そうしろと言われると非常に申し訳ない。

高崎で現役勢のマボくん、タマちゃん、ヤンくんを回収し
そのまま上信越自動車道で野辺山基地を目指します。

-9/14(金) 22:00-
ラブワゴン:Nartoun氏、たぁ暴くん、私、マボくん、タマちゃん、ヤンくん
あんだカー:あんだしょーさん、門臥くん、銀河くん
野辺山に向け上信越自動車道を爆走。
しかしラブワゴン内は定員9人に対し
乗員6名と言うことで普通にゆったりスペース。
やはりラブワゴンは9人乗らないとあの異常なテンションは
発揮できないと言うことがわかりました。

毎回高速で渋滞につかまってきたように
会場到着前に一波乱も二波乱もあるのが
祭の恒例となっているのですが
今回は何もかもがスムーズに運び、
このまま平穏に開催を迎えるかと誰もが思っておりました。
しかし流石はZORO祭。そうは問屋町。
突然ラブワゴン車内のたぁ暴くん宛に
今回は不参加と見られていたムラサキくんから連絡が入ります。
「もしかしたら行けるかもしれない」との彼からの連絡を受け
たぁ暴くんが「んじゃ来い」と煽ったところ、仕事があるにも関わらず電撃参戦決定。
これから車で会場に向かうから住所を教えてくれというトンデモ展開になりつつあります。
煽ったたぁ暴くん自身が一番驚愕していたのは、まぁ当然とも言えるでしょう。

やー、ムラサキくんも元気だねー
などと車内で話をしていたら今度はO3氏から入電。
彼も仕事の関係上、来れるとしても土曜日朝に帝都を発っての
祭当日入りと言うことになっておりましたが
金曜仕事終わりのこれからJRに飛び乗れば深夜3時に
野辺山基地近くの駅に着くことができるぜ!という
これまた漢気溢れる連絡をしてきます。

な、なにもそこまでせんでも…という空気も流れたのですが
彼が漢気を見せるのであれば、それには全力で応えなければならないと
急遽車内で、O3氏の合流をどうしようか会議が開かれました。
あんださんに行かせようかとか不穏な意見でまとまりかけたところ
その後の彼からの「ダッシュしたが電車に間に合わなかった」という連絡を聞いて
とりあえず車内皆が一安心したことは公然の秘密となっております。
しかしO3氏も根性あるよな。

-9/15(土) 0:30-
野辺山基地着。
トータル約4時間半で到着できたのは
夜に出発した成果が発揮されたと言うことになるでしょう。
今後は前日の夜から会場入りという選択肢も
十分に有りうるなと感じた次第です。

この日はこれから3日間の滞在の準備をしたり、ぐだぐだしゃべったりして終了。
明日からの祭本番に備えて各自早めの就寝ということになりました。
とは言っても皆2時近くまで起きていたような気がします。
 
 
■9/15(土):祭1日目
流石に高原だけあって、非常に涼しく爽やかな朝を迎えます。
北海道もまぁ爽やかではあるのですが、やはり高原のそれには敵いません。
マイナスイオンを身体中に浴びながら吸うタバコは格別です。

祭自体はこの日の13時から開催というスケジュールでして
午前中はそれぞれ分担して以下のミッションをこなしました。

・これから3日間の食料・水等の買い出し&佐久駅に到着するYAMAくんを回収
・基地に残り、長野勢・東海勢との連絡調整と指示出し

ラブワゴンに乗り込んだNartoun氏、ワタシ、たぁ暴くん、門臥くん、タマちゃん、
マボくんの6名は近所(と言っても車で1時間弱)のジャスコに向かい、
YAMAくんを回収した後、3日間分の食料と水・その他雑貨などを買い込みました。
以下がそのほんの一部の写真ですが
これだけ見てもその常軌を逸した量がお分かりになるかと思います。
なにせ約20人×3日間×1日3食=180食分の食材ですから。

Image009.jpg

異常な買出しを終え昼頃に野辺山基地に戻ると
既に長野勢、東海勢が揃っており、
いよいよZORO祭2007夏開幕を迎えるのでありました。

祭はじまるまで長ぇ!

そうそう、渋滞に巻き込まれて到着が危うくなっていた
帝都第2陣のトヲルさん、O3氏もなんとかセッション前に基地にたどり着き、
最終的にこの日は総勢18名の猛者が集まったことになります。
それにしてもOBのこの出席率の良さはいったい何なのでしょう?
 
 
以下、明日以降に続きます。

›March 02, 2007

ZORO祭2007冬 その4

Posted by pal at 02:30 AM / Category: fes / 2 Comments / 0 TrackBack

研修で1ヶ月以上職場を空けていた
(夜は職場に出てきて働いてはいましたが)
ヤキがとうとう回ってきた感じです。

ここ数日は日付が変わってきてから帰宅する感じで。
たぶんこのまま今年度の終わりまでいくんだろうなぁ…

■2/12(3日目) 第3セッション
ZORO祭2007冬もあっという間に最終日を迎え、
残りのプログラムは最終日午前中のセッションのみとなりました。

ワタシが参加したのは、銀河アズマ君のオリジナルシステム
「アース・オブ・バース─大地の声TRPG─」卓。
もちろんマスターを務めるのはアズマ君その人です。
同席する他の面子としては、昨日キャラクターを作成する際に
アズマ君の部屋に連れ立った、現夢人君、ノスケさん、トヲルさん、
それから現役生のマボくんとワタシになります。

このオリジナルシステムを説明すると、製作者本人の言葉を借りるのであれば

ゲームの舞台は《石の雨》→《マグマの噴出》→《洪水》が通過した後の
原始地球のような惑星です。
岩塊と水溜まり以外の物なんてありゃしません。
現在、この星は住人の生存に不可欠な万能エネルギー“エーテル”の
消失という危機に直面しています。
PCは破滅を迎える前に星を脱出し、
かつて生活していた楽園へ帰還することを目的に
星の上を奔走する日々を続けています。
(銀河アズマ君による書き込みを引用)

こんなような世界観の中で、迷宮キングダムよろしく
ハック&スラッシュをベースとしたTRPGになっております。
プレイヤーが選べる種族がなかなか面白くて、
ヒューマンやエルフ、ドワーフと言った一般的に良く見られるものから、
グール、ワイト、コボルド、トロールといった
普通のシステムでは、なかなかプレイヤーキャラクターとして
選択できないような種族まで選ぶ事ができます。
(ただし、トロールは超サイヤ人なので運が絡む)

また、これらの種族が惑星の危機に瀕していると言う状況下において、
表層上は友好的に手を結んでいるものの、
水面下では自らの種族の優位性を高めるべく
色々と策をめぐらせているという設定もまた、
なかなかに面白いものがあります。

以下、各プレイヤーと選択した種族。
-----------------------------
現夢人君:トロール
トヲルさん:エルフ
ノスケさん:ベルセルク
マボ君:オーク
ワタシ:コボルド
-----------------------------
トロールを選択するにはD20で1か20を出さねばならなく、
ワタシはその賭けに負けましたが
現夢人君にはサイコロの神が光臨し
見事に10%の賭けに成功。こやつ、やりやがるぜ!

ベルセルクはいわゆる狂戦士で、基本的に壊し屋。
オークは豚人、と言うわけでもなく無骨で屈強な銘剣の使い手らしい。
コボルドは狼人間で手先が器用で忍耐強い種族だけど
戦闘はあんまし得意じゃない、みたいな感じ。
エルフはメジャーすぎるので割愛。
アメリカ産エルフじゃないらしいので、日本のエルフファンも一安心です。
トロールはスーパーサイヤ人で、あらゆる面で他の種族を凌駕しておりますが
その代わり性格が最悪で他の種族からは忌み嫌われているという
とても素敵な種族です。

これを踏まえたうえでもう一度PC紹介。
-------------------------------------------------
現夢人君:トロール〜顔は怖いけど普通の人。
トヲルさん:エルフ〜絆創膏エロフ。
ノスケさん:ベルセルク〜壊し屋。ワタシの天敵。
マボ君:オーク〜強いけど一撃死寸前。
ワタシ:コボルド〜製作者なのに物壊しまくり。ファンブル大臣。
-------------------------------------------------
なんのこっちゃさっぱりわかりませんが
このセッションに参加した方々であれば
思わずニヤリとされること請け合いです。

さて、実際のプレイがどんなだったかと言うと、
貴重なエーテルを求めるために
なぜか一緒に旅をすることになった我々が
色々あって無事エーテルの塊をゲットできて良かったね。
でも、よくよく考えると結局赤字じゃねぇかこの野郎!
と言う感じでした。端折り過ぎ。

現夢人君のトロールは
なぜかキャラメイクの際にダイスが沈黙し、
スーパーサイヤ人のはずが、ナメック星人になってしまい
ひたすら後方からの支援攻撃に徹すると言う
それどこのヒューマン?って感じでした。
トヲルさんのエロフは服を着ていなくて
大事なところは絆創膏で隠すという見紛う事なきエロフです。
と言う事に俺が勝手にした。
弓や魔法やと、なんだかんだ言って戦闘時にはかなり活躍してましたが
どうみても絆創膏です。エロフってレベルじゃねーぞ!
ノスケさんのベルセルクもまた、その戦闘力を如何なく発揮し
一度は死に掛けるものの、そこからの踏みとどまり方はまさにベルセルク。
彼が意味も無く壊していった物を後からこっそりと直すのがワタシの仕事でした。
マボ君のオークは能力値も高く、スキルもかなり強いため
戦闘においては圧倒的な強さを見せておりましたが
ドラゴンの一撃であっさり気絶。
まぁ、むしろ彼以外のキャラだと一撃死していたことを考えると
PTにとっては幸運な事でした。悪ぃ悪ぃ。

で、だ。どうしようもないのがワタシのコボルドで
クラス的には回復補助魔法使い&攻撃魔法使いという扱いだったのですが
味方を回復しようとしては、術の発動でファンブルし
自爆→気絶という自虐コンボを魅せつけ、
手先が器用という特性を生かすべく特殊なクロスボウで攻撃しようとすると
やはりファンブルでジャムらせ、
その状態のままで殴りかかろうとして連続ファンブルを記録し、
大事なクロスボウをぶっ壊す始末。
あれ、俺は手先の器用なクリエイタじゃなかった?

まぁ、武器を使った攻撃で二連続ファンブルを出して
大事な武器をぶっ壊してしまったのは
ワタシだけではなかったので良しとします。
トロールの人も槍をあっという間に粉砕していたし。
きっとナメック星では槍は突くものではなく
ぶん殴るものだと教え込まれていたんだろう。

戦闘におけるバランスはと言うと
これがまた結構シビアでして
いきなり最初の戦闘において
「これはもうだめかもわからんね」状態だったのですが
最終的に一人も死人を出すことなく冒険を終えられたのは
まさに奇跡的だったと言えます。
そういえばアズマ君がやはりマスタリングした
昨年夏の野辺山ZORO祭のD&Dの時も
PT半壊状態でいつ死人が出てもおかしくない状況でしたが
結局、最後まで誰一人欠けることなく冒険を終えることができました。
きっとアズマ君がマスターをするとこうなるのはデフォルトなんだ。

今回の冒険で学んだ教訓は
RPGのシステムは何であっても、
「ドラゴンには手を出すな」
まさにこれです。
つーか、最初の戦闘からドラゴンが出てくるとは思わなんだ。

システムについての感想ですが
魔法のルールとかが若干きつめで
マジックユーザーがちょっと辛いかなーとか思いましたが、
逆に言えばダイスの目にここまで一喜一憂するのも久しぶりで
それはそれでいいかなーと言う気もしないでもありません。
データ的にまだ未完成らしいので
そのあたりを補完して、拡充してやると
相当面白い事になるんじゃないでしょうか。
今後もビルドアップし続けるとの事ですので
どのようになっていくのか、非常に楽しみです。


■2/12(3日目) 祭終了→東京へ
と言うわけで午前中のセッションを終えた我々は会場前で解散し、
それぞれの帰路につく事となりました。

なお、その際次回の祭の実行委員として
天龍槙君とたあ暴君、そして現役生で一番若いヤン君が任命され
夏の祭への輝かしい第一歩が刻まれたのも
ここできちんと語らねばなりません。頑張ってくれぃ。

結局Nartoun氏がまた
実行委員長を担う事になってしまった事はちと申し訳ないですが…
彼に代わる、新しい風と活力の台頭に期待したいものです。


帰りは早めに切り上げた事もあり、
連休最終日という事で予想された渋滞にも
それほど悩まされる事無く、
途中の高坂パーキングでプロレスの話をしながら
飯やら焼き鳥やらソフトクリームなんか食べちゃえる余裕っぷり。
あれ以来、「黒光りした長州」と言うフレーズだけで
爆笑してしまうようになっちまったぜ。


と言うわけで後は特に語ることも無く
祭に伴うワタシの今回の遠征も終了したのでした。
おしまい。

›February 25, 2007

ZORO祭2007冬 その3

Posted by pal at 02:08 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

やや間が開いてしまいました。
その間には約40日間にもわたる研修が修了したり
その打ち上げと称して
研修生の連中とメイド居酒屋に行って
悪徳の限りを尽くしてきたり
マリみての最新刊をようやく読破したり
今更MAJORを全巻揃えてみたりと色々ありました。
ああ、勿論仕事もそれなりにはしてましたよ。

■2/11(2日目) 高崎→前橋
二日目の朝。
この日は晴天に恵まれ、実に朝から清清しいものがありました。
そんな清清しい日なのに、我々は薄暗い会議室に篭って
今日も一日中セッション三昧なのです。
なんて素晴らしいことでしょう。それが我々の青春。
と言う訳で朝の7:30にはホテルを後にし、
高崎ガストで現役生を拾って前橋の会場を目指しました。

先発隊であったNartoun車が会場に着くと
そこには物凄い数の車が…この光景も昨年の祭と全く一緒です。
なにもここまで再現性を高くしなくてもいいのに。
どうやら今日はここで県のなわとび大会が開かれるようで
そう言えば昨年もこの大会とバッティングしていた気がします。
なわとびを手にした小学生の群れを尻目に
嗚呼、この場に浩瀚堂君が居なくて良かったなぁとか
思ったり思わなかったりしながらも会場入りしたのですが、
どうみてもなわとび大会には相応しくない20名強の一団は
他の方々にはどう映っていたのか、実に興味深いところです。


■2/11(2日目) 第2セッション
この日は、午前中に1セッションを行い
午後からはいよいよトーキョーN◎VAを使用した
リンクセッションが行われる予定です。
既にお勤めを終えてしまったワタシは
あとは気楽にプレイヤーに専念することができます。
やはり初日にマスターを終えるのが一番だ。

この日、ワタシが参加した午前中のセッションは
Nartoun氏が開発し、同時にマスタリングを務める
Gitei-FX』卓になります。
このシステムはかなり長い時間を費やされて作成されたもので
そのプロトタイプであればワタシもテストプレイさせてもらった事があるのですが
実際製品版に触れるのは今回が初めてとなります。
プロトタイプからいったいどのように進化したのか興味深く、
また彼の愉快なマスタリングに接するのも相当久しぶりでしたので
そういう意味においても、今回非常に楽しみにしておりました。

同席するメンバーは、これまたオリジナルシステムの作成にいそしんでいる銀河アズマくんと
前回の夏の野辺山開催の際にもN◎VAで一緒したYAMAくん。
これにマスタがNartoun氏ですから
開始前から非常に愉快な事になりそうな予感がぷんぷんします。

Giteiのシステムで面白いのは
パーティが家族を単位として構成されるところにあります。
つまりワタシとアズマくんとYAMAくんのPCは家族になる、という訳ですね。
色々と協議した結果、YAMAくんが父親、アズマくんが姉、
ワタシが弟という、揃松家(ぞろまつけ)が誕生したのです。
父の名は揃松とど松(ぞろまつとどまつ)。
職業は占い師で嫁に逃げられながらも男手一つで姉弟を養っている設定です。
こう書くと結構頑張ってそうな感じですが、基本ダメ親父です。
姉は揃松たまき(ぞろまつたまき)で通称タマ姉。
どっかで聞いたことがあるかもしれませんが、気にしちゃいけません。
母親が居ない揃松家で家事全般をこなし一家を支える健気な姉です。
父親の無駄遣いを叱り付けるシーンなど、泣けてくるものがあります。
んで、ワタシはと言うと体力バカの揃松莉冬(ぞろまつりふゆ)。
芸能活動をこなしながら高校に通う、何かと問題の多い17歳です。反抗期中。
ちなみに揃松姉弟の必殺技は
父に向かって「お母さんを返せー」。泣けるじゃありませんか。
こんな一家でセッションが行われました。

中身については、Nartoun氏の黒い陰謀のため秘匿いたしますが
タマ姉は揃松家の良心といった感じで、
モラールのあるクレバーな探索役を演じ、
戦闘時には父や弟を見事に後方支援してました。ありがとう姉ちゃん。
莉冬は体力バカながら何故か覚えた探知系の魔法が大活躍したり
学校を休んでいる間に欠席裁判で面倒を押し付けられたり
いまいち戦闘時には活躍できなかったり、そんな感じ。
一方父親はと言うと普段はダメ親父っぷりを発揮しながらも
ここぞと言う場面では鋭さを見せ、ラスボスをあっという間に瞬殺するなど
やっぱ親父はやる時はやるんだというのをまざまざと見せ付けました。
親父、カッコ良かったぜ。


■2/11(2日目) リンクセッション
さて、午後からはリンクセッションになります。
今回はトーキョーN◎VAを用いてのリンクセッションで、
参加者をあらかじめ4つの卓に分け
1つの事件を4つのエピソードから追いかけていきながら
最後に1つに収束させると言う流れになるようです。
昨年の祭の際に、クトゥルフで行ったのと同じような感じですね。
今回のリンクセッションを担当したのは
グランドマスターとして、今や祭のメインイベントには欠かすことの出来ない門臥氏、
その他に個々の卓を担当するたあ暴氏、あんだしょー氏、一茶式氏の4人になります。
およそN◎VAでのリンクセッションなど、
考えるだけで相当大変だったかと思われますが
長期に渡り企画をビルドアップしていきながら
この日に備えて頑張ってくれた皆さんにはもう一度御礼申し上げます。
正直、俺はやりたくない。と思った。だって超大変そうだし。

ワタシが組み込まれたのは一茶式氏担当の第4卓、
“firmware ver.X”というアクトで、
ノスケさん、RYOくん、YAMAくんと一緒の卓になりました。
ノスケさんは千早重工後方処理課のクグツで、
会社からの命令でドロイドの暴走に関する調査を進める最中、
AIにまつわる大きな事件に首を突っ込むことになる役割。
非常に精力的に情報の収集を行い、
この卓のキーパーソンになっていた気がします。
RYOくんはこの卓の主役であるニューロ役。
知り合いのニューロに焚き付けられるように
やはりAIにまつわる大きな事件に関わることになるのですが
主人公然としたその振る舞いは見ていて安心感がありました。
RYOくんがシナリオを破綻させた事って言うのは記憶に無いし
この配役はベストだったなぁと今更ながら思います。
YAMAくんはPC4のトーキー枠というモチベーション的には一番辛い立場ながらも
積極的に他のキャストと絡み、情報の収集や分析の大きな部分を担ってました。
彼は非常にスラップスティックな行動も取れる人だけど
リサーチの場面などでは非常に鋭い面も見せられる、
懐の深いプレイヤーだなぁというのがGiteiや
今回のリンクセッションを通して彼に抱いた感想です。
で、この卓での一番の困ったちゃんがワタシでして
シナリオへは殺しの依頼を受けたカタナ、という関わり方だったのですが
そのターゲットっていうのがリンクセッション全体で
大きな役割を果たしてるっぽいNPCで早々に殺すわけにもいかず
どのように身を振っていこうか考えてるうちにどんどん話が進んでしまい
結局関わり方としては他の3人に比べ薄くなってしまったなぁと反省。
まぁ、戦闘シーンではそれなりに働けたと思うし
エニグマとか超面白かったから、それはそれでいいかなって気もしてますが。

リンクセッション全体を通しての感想ですが、
4つのお話が最終的に一つに収束し
4つ卓のキャストが知恵と力を合わせて
危機を脱することが出来たという結果から見れば成功だったのではないでしょうか。

細かい点を言うなら、
4つの卓の情報のウェイトバランスに差があったようで
最終シーンでイニシアチブを取れる卓と
そうでない卓がはっきりと分かれてしまった点や
セッション途中での有機的なリンクがあまり見られなかった点など
改善すべき点も幾つかあったかと思います。ま、難しいんだよね。
ただ、最後のシーンで、各卓のRLが
それぞれキーとなったゲストを一人ずつ演じていくあたりの演出などは
非常に秀逸なものがあったと思いますし、
なにより参加していたプレイヤー諸氏が非常に楽しそうにしていたのを見ても
胸を張って成功と十分に言えるレベルであったと思います。
何はともあれ、これだけのものを作り上げ
まとめきった4人の方々には本当に感謝を。お疲れ様でした。


■2/11(2日目) 門臥氏を囲む会
21:00リンクセッション終了後、
前橋の会場を各自後にして高崎のホテルに、あるいは自宅に戻ります。
有志は今回のリンクセッションでのグランドマスターを務めた
門臥氏を囲む会と称して駅前の居酒屋に飲みに行き、
ワタシはと言うと、明日の銀河アズマくんのセッションに備えて
トヲルさん、現夢人くん、ノスケさんと連れ立ってアズマくんの部屋でキャラメイクを。
詳しくは次回のエントリーで書きますが、
明日の彼のセッションは彼が作成したオリジナルルールで行われる予定で
ルール周知などの時間を考えると
前日にキャラメイクまではこなしておかないと厳しいという判断です。
勿論、我々もキャラメイクを終えた後は
門臥氏を囲む会に遅ればせながら参戦しましたが
先によろしくやっていた連中はもうすっかり出来上がっており、
同じテンションに持ち込むのは相当厳しい状況です。
あれ?何か昨年も同じような展開になっていたような…

それでも1時近くまで飲んで会はお開きに。
余力のある若者たちは
あまり余力のあるようには見えないNartoun氏までも引き擦り込みながら
2次会まで雪崩れ込んでいったようですが
そもそも風邪気味のワタシはここで切り上げ。
早々に休んで最終日に備えることとしました。

›February 18, 2007

ZORO祭2007冬 その2

Posted by pal at 11:47 AM / Category: fes / 3 Comments / 1 TrackBack

結局いつも通りのペースでZORO祭の後記を書いているのですが
正直書きすぎなのではと思うようになってきました。
もっと簡潔にした方がいいのかしら…

■2/10(1日目) 東京→前橋
昨日のエントリーの中で、今回は「再現性の高さ」がポイントと書きましたが
この日もO3氏の「ゲゲー、関越渋滞119km」と言う叫びで朝を迎えるのでした。
去年と一緒じゃねぇか。
もはや渋滞に巻き込まれるのもZORO祭の恒例と言って差し支えない気がします。
今回もNartoun家の充実した朝ごはんをいただきつつ、
『渋滞どうしようか会議』を開きますが、結局いい案も見つからなく
「ま、多少渋滞にやられても時間には間に合うだろう」との事で
関越にそのまま突っ込むことに決定。なんとかなるべ。

今回帝都方面から祭の会場となる前橋入りするのは
Nartoun、O3、トヲル、ノスケ、あんだしょー、門臥、つぼ、ワタシの8名(敬称略)。
あんだしょーさん車は別行動で門臥氏とつぼ氏をピックアップしてから前橋を目指し、
残りのメンバーはNartoun車とトヲルさん車に分乗して関越を北上、
やはり今回の会場である前橋を目指すことになります。

8時過ぎにNartoun氏宅を出発し、練馬インターまでは何事も無く着きます。
渋滞情報を見ると119kmの渋滞は無いまでも20km程度の渋滞が
いくつかのポイントで発生しているようです。
実はO3氏、渋滞情報を2ちゃんねるで確認してたのですが
そこに書き込みした方が19km→119kmの書き間違いをしたことが発覚。
それなんて孔明の罠?

しかし、真の障害は渋滞ではなく、ワタシであったのです。
練馬から高速に入ろうとしたあたりから
突如、物凄い腹痛と嘔吐感、身体のだるさに襲われるワタシ。
まさに風邪の諸症状が一気に襲ってきた感覚です。
昨夜の夜更かしがたたったのか、
それともここ連日のハードワークの疲れが一気に出たのか
どうやら風邪をこじらせてしまったっぽく。
Nartoun氏の計らいで練馬直後の所沢インターで一度降り、すぐにコンビニに。
コンビニのトイレで出すもの出して、
ここで景気付けに800円クラスの栄養ドリンクを購入。一気に飲み干します。
一息入れてすぐに所沢インターに戻り、再度前橋を目指したのですが
それにしても流石に800円クラスの栄養ドリンクの効きは違いますね。
ややあって身体のだるさも徐々に薄れて行き、
なんとか体勢を持ち直すことに成功します。ありがとうゼナ。

その後は車の後部座席で寝させてもらったので
高速の道中のことはあまり覚えていないのですが
Nartoun氏の積極果敢なドライビング、
悪く言えば「DQNドライビング」によりリカバーに成功、
先行していたトヲルさん車やあんだしょーさん車をいつの間にか追い抜き
無事に前橋入りを果たすことができました。


■2/10(1日目) ZORO祭2007冬 開催
今回の祭も昨年同様、群馬県総合スポーツセンターを会場に行われます。
本来なら一度高崎のガストで集合した後、参加者全員で会場入りの予定でしたが
渋滞に巻き込まれた関係上、直接会場で集合する運びとなりました。
そのあおりを一番に喰らったのが高崎勢唯一の機動力を有するムラサキ氏で
他の参加者が潤沢なZORO費でタクシーを利用して会場に向かう中、
1人原付で気合入れて会場入りした彼は初日のMVPだったと個人的には思うのです。
とりあえず全員ムラサキ氏に敬礼の一つでもしておくべきだった。

全員揃ったところで主催者であるNartoun氏の宣誓の下、
いよいよZORO祭2007冬の開催となりました。


■2/10(1日目) 第1セッション「Counterblow !! : N◎VA-D」
14:00から初日のセッションが開始となります。
この日のセッションで立った卓は4卓。
・ダブルクロス2nd卓 : GM 一茶
・ナイトウィザード卓 : GM YAMA
・クトゥルフ卓 : GM 門臥
・トーキョーN◎VA-D卓 : RL PAL
という事で体調不良のまま、
いきなりのセッションかつシナリオ完成度が3割ちょいという
きわめて劣悪な状況でワタシがRLを務めるN◎VA-Dがスタートします。

この日のキャストは3名、
PC1にはシルバーバーグ氏操る千早の後方処理課所属のクグツ、綾崎カエデ君。
まだ10代の美少年で、早川課長の趣味でふりふりの洋服を
着せられているとかいないとか、そんな後方処理課員らしからぬクグツです。
しかし戦闘になるとパワーアシストアーマーを着込んで、
ウォーカー用の超巨大ハンマーを軽々と操りつつ、
敵も現場も一瞬で解体すると言う恐ろしい戦闘兵器でもあります。

PC2はたあ暴氏操るイワサキの情報処理局に所属している、優人・アンサリー。
表面上は穏やかで、物腰も非常に柔らかい好青年といった感じですが、
得意の情報収集能力でもってライバル企業の情報を片っ端から洗い上げ
相手の不利益に繋がる事を“暴露”することで自社に有利な状況を作り上げると言う
まさに生粋の情報処理局員であります。
また千早に対して深い憎しみを抱いており、
セッションの中でのカエデ君との絡みが非常に楽しみなところです。

PC3はあんだしょーさん操る“三枚舌”相馬士郎。フリーのフェイトです。
本人曰く、嘘・大げさ・紛らわしいの三拍子揃った探偵との事ですが
その幅広いコネクションはきっとセッションの中でも大いに活かされることでしょう。
また戦闘時には自身の“腹心”羽島咲が彼をサポートすることで、
リサーチから戦闘までをそつなくこなす、万能キャストと言えるかもしれません。
セッションの中では千早とイワサキの板ばさみという
難しい役回りが回ってくるのですが、彼ならばきっと見事にその役を演じてくれる筈です。

この3人のキャストで今回のセッション「Counterblow !!」が行われました。
ストーリーの中身については、この後同じシナリオを
オンラインセッションで再びやるかもしれませんので割愛させていただきます。
大まかな概要は下をご覧ください。

「Counterblow !!」ハンドアウト

カエデ君は戦闘系キャストと言うこともあり、
リサーチはもともとそんなに得意では無いようでしたが
それでもシナリオコネクションや相馬士郎のコネを上手く使って
リサーチシーンを乗り切っていたと思います。
また、敵ゲストに対しても思いのほか人間味あふれる態度を見せ、
なかなかの懐の深さを感じさせるシーンもありました。
クライマックスの戦闘シーンではパワーアシストアーマーを破壊されながらも
『マルチワーク→練気』のコンボで通常攻撃ながら
敵ゲストに《難攻不落》を使用させるまで追い詰めたあたり
戦闘系キャストの面目躍如と言ったところでしょうか。

イワサキのクグツである優人は序盤から精力的に情報収集を行い、
常に千早の1歩先を行く、見事なアクト運びを見せます。
セッション中盤の段階で、ほぼシナリオの全容を的確に見抜き
またそれからの展開もなかなか唸らせるものがありました。
シナリオのラストでは《完全偽装》《暴露》の神業2発で
ライバルの千早重工に大打撃を与えることに成功し、
鮮やかに反攻の一撃を放っていたかと思います。
ただ1点のみ、たあ暴氏本人も悔やむ点がありましたが
アレはPLの責任ではありません。RLであるワタシの陰謀のせいです。

口の堅い有能なフェイトという事で依頼を受けることになった士郎も
上記2人とは少し違う角度から一連の事件に関わることになるのですが
断片的な情報を上手に紡ぎ、1本の線にしていく手腕は鮮やかでした。
シナリオの立場上、千早とイワサキ、つまりカエデ君と優人の間に挟まれるという
ともすると非常に難しい展開に追い込まれましたが
絶妙なバランス感覚でその場を乗り切り、
最後には事件の全容を見抜くと同時に依頼主の依頼も見事に果たし
ワタシがRLとして彼に期待した役回りのほぼ全てをこなしてくれました。


このセッションで感じたことは、
謎解き系のシナリオの場合、情報は早い段階からバンバン提供し
RLが多少出し急いだかなと思うくらいで調度いいという事ですね。
今回のセッションにおいても、わりと核心を突くことになる情報が
シナリオ序盤でいきなり明らかになると言うハプニングがありましたが
結果としてそれがその後の展開をスムーズに進めることとなり
与えられた時間内で綺麗に纏まる事に繋がったのだと思います。

個人的には昨年準備不足で不完全燃焼に終わった「あいのうた」よりは
完成度の高いセッションを提供できたのではないかと思っておりますが
PL諸氏にも、それが少しでも伝わっていたとしたなら幸いなことです。


■2/10(1日目) 前橋→高崎
他のセッションもナイトウィザード卓を除き、
ほぼ定時の19:00には終了を迎え、
明日のリンクセッションのためのガイダンスとなりました。
詳しくは以降のエントリーで書くことになりますが
今回の祭のメインイベントはトーキョーN◎VAでのリンクセッションになります。
N◎VAでいったいどのようにリンクさせるのか非常に楽しみでもあり、
また一抹の不安を覚えたりもするのですが(N◎VAというシステム上の問題)、
明日への期待を胸に抱きつつ、初日のセッションを終えた諸氏が
明日のリンクセッションに備えキャストを作成したり、
また特技の確認をしたりなどまったりと過ごしておりました。
こういう風にTRPGの話題を肴にだらだらと過ごす時間そのものが
今の我々OBにとっては非常に貴重でまた、稀有なことでもあり、
それだけでもかけがえの無い、有意義なひと時だと感じたのは
きっとワタシだけではないんじゃないかなぁと思った次第です。

さて。21:00には初日のスケジュールを全て終え、現地解散となりました。
外はやや小雨が降っておりましたが、行きと同じように原付で一人帰っていく
ムラサキ氏はやっぱり初日のMVPでありましょう。よく頑張った。

22:00頃に、これから3日間世話になる高崎駅前のAPAホテル着。
ホテル組であるNartoun、あんだしょー、O3、つぼ、たあ暴、ノスケ、門臥、
シルバーバーグ、RYO、天龍槇、現夢人、一茶、銀河アズマ、ワタシの14名(敬称略)は
各自チェックインを済ませ、各々晩飯を食いに
夜の高崎の駅前に繰り出してこの日は終了。
結局殆ど皆が餃子の王将に揃うことになったのはきっと気のせい。

トヲルさんは一人明日の別イベントに参加するため日帰りで東京にUターン。
3日目に再登場というハードなスケジュールながら、
それを微塵にも感じさせないこの方もやはり凄い人だと思うんだ。


にしても、高崎駅前はいつからこんなにDQNな感じになってしまったんだろうねぇ。

›February 17, 2007

ZORO祭2007冬 その1

Posted by pal at 10:35 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

さて、やっと身辺も落ち着いてきたので、
去る2/10〜2/12に行われました
ZORO祭2007冬についてつらつらと書いていこうかと思います。

OB会がZORO祭と冠するようになって今回で4回目。
特に今年度は夏季にも1度行っているので2回開催したこととなります。
頑張るよなぁ、俺たち。
ワタシ自身はと言うと第1回目こそ参加できなかったのですが、
それ以降は毎回参加させていただいており、
恐らくは次回もなんとかスケジュールをやりくりして参加するでしょう。
なんだかんだ言ってもすげぇ楽しいし。

祭の開催には物凄い労力を要求されるわけですが
毎回の開催にあたって、ご尽力されている諸氏には
改めてこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
皆様のご尽力あってこそ、素晴らしい時間を過ごすことが出来るのですから。

■2/9(0日目) 札幌→東京
祭開催日前日。
最遠方からの参加者であるワタシの場合、
当日入りだと確実に間に合わないため
祭の前日に帝都入りするのが恒例となっており、
この日も12:20の便で札幌を発ち帝都に向かう予定でした。

しかし、今回の祭における最初にして最大の関門が待ち受けております。
この日も研修が入っていたのですが、その研修が終わるのが11:00。
11:10のJR札幌駅→JR新千歳空港行き快速エアポートに乗らねば
12:20の飛行機には間に合いません。
研修会場から札幌駅まではダッシュして7分。余裕は3分しかありません。
まず研修が始まる前、朝8:30に札幌駅に寄り、
旅の荷物をコインロッカーにぶち込み、あらかじめ切符を購入しておきます。
事前準備を整えた上で研修に臨むことが必然的に求められます。

研修終了後、挨拶も間もなくダッシュで札幌駅へ。
最適なルートは前日にチェック済みです。おかげで信号には邪魔されません。
11:06に札幌駅に到着すると急いで荷物を取り出し、
返す刀で快速エアポートの待つホームを駆け上がります。
あらかじめ切符を買っておいて大正解。なんとか滑り込みで乗車セーフ。

しかし戦いはこれで終わりません。
快速エアポートが新千歳空港に到着するのは11:47。
駅から空港のカウンターまで急いでも5分はかかります。
10分前には飛行機の搭乗口に着かないといけないので、
そうすると11:52〜12:05までの間に予約していた航空券を購入し
同時にチェックイン&荷物を預け、ボディチェックを終え、
残り5分で最果てのエアドゥ搭乗口まで行かねばなりません。
空港内が空いていれば問題ありませんが、
少しでも混んでいた場合、絶望的なミッションになります。

JRを降りてからの事はあまり覚えてませんが
9kgのスーツケースを片手に持ち、
空港内を疾風迅雷のごとく駆け抜け、
なんとかこのミッションの遂行に成功しました。
おかげでまだ祭前日だと言うのに、精も根も尽き果てた感がありました。


■2/9(0日目) 東京入り→秋葉原へ
14:00過ぎに羽田空港に無事着くと、そのまま秋葉原へ向かいました。
この街で今回の祭の首謀者でもあるNartoun氏と合流予定なのです。
15:00ちょっと前に秋葉原着、やはり荷物をコインロッカーにぶち込み
まずは同人CDの品揃えとしては随一を誇るあきばお〜へ。
ここで、SIIを購入したところでNartoun氏から入電。
既に秋葉原に到着したとの事で、フレックスタイム勤務の実力を思い知らされます。
Nartoun氏と合流後、マテリアルを買うために色々と店を巡り、
結局最後はタイガーホールで買うことが出来ました。
スーツのまま同人ショップを連れ回すと言う、
非常にリスキーな行為を強いることとなった事を大変に遺憾に思います。
が、彼とは違い、ワタシはここで知り合いに会う確率はほぼゼロですので
そんなことはちぃーっとも気にしちゃいません。正直すまんかった。

その後、昨年の祭の際にも訪れたメイド喫茶で一服することに。
泥のようなコーヒーを出すあの店です。
にもかかわらず平然とエスプレッソを頼むNartoun氏は
やはり強者だと思うんだな。
ワタシはカフェ・オレを頼みましたが、
くそ重いスーツケースをずうっと持ってたことで腕がパンパンとなってしまい
カフェ・オレの入っているカップすら持ち上げられない始末。
N◎VA関連の本を4冊も鞄に入れてきたワタシが悪いのか…

ここでO3氏から入電。秋葉原入りしたとのこと。
ここまではほぼ完璧に昨年の祭の際の展開を再現してる訳で、
それならばと昨年と同じように秋葉原のドンキでO3氏と合流する事にしました。
指定した場所に着くと、今年も彼はびしっとスーツを身にまとい、
クレーンゲームに興じておりました。完璧だ。やはり君も素晴らしい。
「再現性の高さ」が今回の祭のポイントです。

この後、予定だと祭の前夜祭という事でこの店に行くことになっていたのですが
残念ながら予約がいっぱいで取れなかったんで、
阿佐ヶ谷のみさくら…もとい「さくら水産」での前夜祭となりました。


■2/9(0日目) 秋葉原→阿佐ヶ谷
阿佐ヶ谷でトヲルさん、あんだしょーさんと合流を果たし、
さくら水産という居酒屋に向かいます。
ワタシは初めてだったのですが、この面子内ではわりと良く行くらしく
その暴力的な安さは確かに素晴らしいものがあります。
まぐろのあら煮が80円とかやりすぎだろ。

さくら水産内では、相も変わらずロクでも無いことばかり話しておりました。
特にNartoun氏、トヲルさん、あんだしょーさんの高校時代の
素敵な部活動の話が印象的でしたが、
どうみてもノスケさんは放火魔です。本当にひどい部活でした(褒め言葉)

やや遅れて門臥氏も参戦。
自宅とは反対方向ながら駆けつけてくるあたりに男気を感じます。
彼が来てからは話のネタが格闘技中心に。
色々ありましたが、プロレスはやはり素晴らしいものだと再確認した次第です。
宴会の最中にタマちゃんから電話があったのですが、
「さくら」水産で鶏の「なんこつ」をつまみながら番長学園の話題になったタイミングで
ちょうど電話がかかってきたというエピソードは
今回の祭を運命付けるには必要にして十分であったと言わざるを得ません。
本当に恐ろしい漢よ…


■2/9(0日目) Nartoun氏宅宿泊
宴会終了後、明日からの祭の成功を誓いつつ解散し
ワタシとO3氏は毎回のごとくNartoun氏のお宅にご厄介に。
毎回毎回本当にお世話になっております。

前々回の祭の際にはウイイレをやったり
深夜まで話し込んだりして体力ゲージを減らしてしまう失態を犯し、
それを踏まえ前回は早い時間での就寝に勤めたものですが
今回もまたO3氏と2時過ぎまで
ネトゲがいかに人間を駄目にするかといったようなことを中心に
延々と話し込んでしまいました。
いや、ネトゲは節度を守らないと本当に危険なんだよ。

この夜更かしが、翌日の前橋入りの際に
とんでもない事態を引き起こすことになるのですが…
それは次のエントリーで述べさせていただこうかと思います。

›July 27, 2006

ZORO祭2006夏 2日目〜3日目

Posted by pal at 05:59 PM / Category: fes / 7 Comments / 1 TrackBack

間が開くとどんどん忘れていきそうなので
今日のエントリーで先日のZORO祭2006夏の事を
一気に書ききります。

ほら、他に
・インテル、Core 2 Extreme / Duoを発表
・『D&D ONLINE』オープンベータテスト開始!
・KAMEJANレビュー
・Skypeタノシー
と言ったようにネタは一杯あるし、
早いトコ通常運営に戻さないとね。

3日目 朝
この日の朝食はゆで卵1個と味噌汁。
だんだん食糧事情が劣化していってるような。
しかし、アジシオにブラックペッパーや、
セージなどのハーブを加えたブレンドソルト、
通称「サマーソルト」はなかなか興味深い味わいであった。
気になる人は一度試してみるといい。

朝食後は最終日の最終卓と言う事で
各自別れて最後のセッションに赴く。
俺はアズマ氏がGMを務めるD&Dをプレイ。

他にはNartoun氏のGiteiFX(オリジナル)卓、
Ryo氏の戦国クトゥルフ卓とあんだしょー氏のN◎VA卓が立った。
どの卓も盛り上がってたようでなにより。

さて、D&Dだが、昨夜のうちに
キャラメイキングは済ませてたのですんなりスタート。
俺と門臥氏がハーフオークのバーバリアン。
実に頭が悪そうなコンビだが気にしない。
俺がグレートアックスで門臥氏はグレートソード。
やっぱダメージダイスでD12を振れるってのは良い事なのだよ。
ムラサキ氏はエルフのおなごで盗賊。
知覚系が必要とされる場面でよく活躍していたが
なんとなくキャラに不幸な役回りがまわってきていたような気がするのは
プレイヤーの業と言うべきか。カワイソス。
天龍氏は人間のウィザード。
立ち居振る舞いはいつものごとく、クール。
さすが前回の祭で、最優秀平凡賞を受賞しただけはある。
だが、大事な場面でことごとく魔法をスカっていた
その事実を僕たちは忘れちゃいけないと思うんだ。
そして最後はぐぅ氏のドワプリースト。
彼は迷宮キングダムでも神官をプレイしていたのだが
今回のD&Dでも再びプリーストを選択。
の割に、プレイ中はしきりに魔法のバッソに拘っていて
なんて刃物好きの交戦的プリなんだろうと思ったものだ。

と、ある街でとぐろを巻いてた我々の元に1件の依頼が舞い込んでくる。
なんでも調査に出かけたままちっとも帰ってこない
おエライ学者のセンセを探して、連れ帰って来いとの事らしい。
俺としてはもっと直接的に「あいつをぶっ殺せ」とか
そういうわかりやすい依頼の方が好みだったんだが
難しい事はよくわかんないから皆に任せる事にした。ウホッ。

プレイ序盤は昨晩の夜更かしがたたり、
睡魔に陥落寸前でGM、PL諸氏に非常に迷惑をかけてしまい
大変申し訳なく思う候。
煙草1本吸ったら覚醒したんで、
その後はなんとかコンディションを整えられた。

で、偉いセンセを探しに遺跡に赴くと
物質界から別の世界に行くことが出来る
時空の歪の様なものを見つけてしまったので、
そこに思わず飛び込んでみた我々。
どうやら探しているセンセもここから別の世界に行っちまったらしい。
と言う訳でその後はセンセの足取りを辿りながら
次々と色々な世界を回っていくというお話。

まぁ、なんてファンタジー。

最後の戦闘でかなり苦戦してしまい、
ぐぅ氏のプリが1発で気絶させられた時にはもう
全滅も充分あり得るなと覚悟したが、
ヒーリングポーションがぶ飲み&がぶ飲ませ大作戦でなんとか体勢を持ち直し
一人の犠牲も出さずに無事勝利。
やはりバーバリアンは偉大だと実感した。

戦闘に時間が掛かったせいで、セッション自体も伸び
気が付くとうちの卓が一番最後までプレイしてたようで、
既に先に終えた連中は基地の大掃除を始めていた。


3日目 終焉、そして大掃除
13:30頃から基地の大掃除を開始。
基地の広さも相当なものだったが、
人数もそれなりに居たので1時間弱で大掃除は終了。
基地の生活雑貨を補充しに買い出しに行った
Nartoun氏たちが帰ってくるまでややあったので
皆手持ち無沙汰にまったりと祭の余韻に浸っていたようだ。
もしくは疲労困憊の者も何名か居たようだが。
そんな我々だから、買い出し組が戻ってくる際に
全員で死んだ振りくらいしか出来なかったんだ。
気力があればもうちょい凝った仕掛けを考えたんだけどね。

で、お金の精算とか、余り物を配分するための
突発ジャンケン大会とかも無事に終え
(長ネギとか渡されたまま札幌まで帰る可能性も有った事を考えると
三貴族レーベルの新譜KAMEJANをゲットできた俺的には
無事に終えることが出来たと記述する事は決して大げさではないと思う)
16:00頃には野辺山基地を後にする。
ここで長野組とはまた暫しの別れ。
また次の祭で無事に再会したいものだ。

3日目 帰りの車中
帰りもラブワゴンに9人乗りというステキな事になっていたのだが
流石に行きの時のテンションは皆無いようで
高崎まではわりと大人しいドライビングとなった。
ただ、このラブワゴン、実はその日の20時までに
返却をしないといけないことになっていたのだが、
どう考えても間違いなく遅れそうなペースになっていたため
車中にてレンタカー屋に「遅れそう、どうしたらいい?」と確認したところ
・遅れても別に延滞料金はいらねぇぜ!
・たぶん店は閉まってるから、勝手に開けて車を返しておいてくれ
・ああ、車の鍵は事務所の横にある洗濯機にでも放り込んでおいてくれよ
というステキ対応だったため、青波レンタカーにいたく感銘を受ける我々。
次に車を借りる時は俺も青波にしようと思う。
そしてこれまで以上にオリっ鉄を応援したい。

時間的な制約を解かれた我々は
横川で釜飯喰ったり、だらだらしながら
途中でつぼ氏、O2氏と分離しつつも帝都帰還。
既に時刻は22:00を回っていたとさ。


と言う事でZORO祭2006夏は以上でおしまい。
実に楽しい3日間でした。
また機会があれば是非とも参加したいと思います。
今回の祭を取り仕切った一茶式氏、
心良く基地を提供してくれたNartoun氏をはじめ
祭に参加された皆さんに改めて感謝の意を。

次は…冬でしょうか。

 
 
 
(その後のお話)
22:00過ぎに帝都に到着し、
青波レンタカーにラブワゴンを返した後、
Nartoun氏、トヲルさん、しょーさんとジョナりました。
皆さん一様に「原稿が、原稿が」とおっしゃっておりましたが
社会人ならではの帳尻の合わせ方を習得されているようなので
きっと大丈夫なのでしょう。
たぶん、今日辺りがデッドラインだったような気がしますが
皆さんガンバレー。

で、ジョナった後にしょーさんに中野駅まで送ってもらってJRで秋葉原に。
この期に及んでまだ秋葉原かよ、という訳でもなくて
本日の宿泊場所は秋葉原ワシントンホテルだったというオチ。
たまたま安いホテル探してたらここを見つけてしまったと言う事は
きっと神様の
「いいからお前はここに泊まりやがれ」
っていう思召しだったのでしょう。

翌日、適当に1時間近く秋葉原で最後の散策をした後、帰札。
大雨のせいでJRの運行に乱れが出てて空港で足止め食うあたり、
前回同様、どうにもすっきり終わる事の出来ない祭となりました。

›July 23, 2006

ZORO祭2006夏 1日目〜2日目

Posted by pal at 10:27 PM / Category: fes / 0 Comments / 1 TrackBack

あらかじめ断っておきますが、
本日のエントリーは相当長いです。
先日のZORO祭2006夏のエントリーを
3回に分けて更新する予定でしたが
正直分け方を間違えました。

そして前回のエントリーよりも
さらに細かい記載がされているのですが
これはもう、ZORO祭2006夏の
記録として残しておくくらいの勢いです。

ここまで来てしまったので
最後までこのペースで突っ切るつもりですが
多分今日のエントリーが山だと思います。

(前回の続き)
林の小道を抜けると立派な佇まいが我々を出迎えた。まるでペンション。
これがNartoun氏の親御さんが
所有しているという野辺山基地らしい。
誇らしげに輝いている銀のザントマンマスクがステキ。

雨も本降りになってきたので急いで荷物を車から出し、
早速基地の中に入ることにした。
ちなみに主がずっと来なかったため、
先に到着していた長野合流組(紫藤氏、天龍氏、RYO氏、一茶式氏)と
帝都先行組(あんだしょー氏、トヲル氏、つぼ氏、銀河アズマ氏、たぁ暴氏)を
ひたすら待ちぼうけさせてしまったようだ。
ワークマンでツナギを買っていたらと思うと空恐ろしい気分になったが、
ハイエースで高崎組の6人を回収した後も事ある毎にワークマンに寄り、
980円のツナギを本気で買おうと探していた事はここだけの秘密にしておきたい。

基地の中は、まんまペンションで1階に客間2室、2階にも2室、
その他に1階にダイニングスペース、2階にミーティングスペース2室、
納戸と謎のメイド部屋、さらにオーナースペースがあり
台所はもちろん業務仕様、各部屋にバストイレがあり
ダイニングスペースからは外のテラスに出ることができる他、
お洒落バーカウンターまでついている始末。

なんだこのまるでTRPGをやるためにあるような基地は。

野辺山基地の恐るべきスペックにおののきながらも
今回の祭の幹事を務める一茶式氏の宣言の下に
ZORO祭2006夏は予定より約3時間ほど遅れて開会を迎えた。


1日目 セッション トーキョーN◎VA-D「Saudade」
ルーラーは門臥氏。
PLはそれぞれ、Nartoun氏、あんだしょー氏、YAMA氏、そして俺。
暫くN◎VAから離れていたジミー揚がN◎VAに戻ってきたという設定で
彼にまつわる物悲しいエピソードについてのセッションとなった。

Nartoun氏はバサラ、カゲ、カブキの怪盗キャスト。
河渡から、ジミー揚がなぜN◎VAに戻ってきたのかを調べ
場合によっては彼の手助けをするよう依頼される。
その動きはファンタスティックにしてトリッキー。
そして時にスラップスティック。
チェシャ猫と爆弾をこよなく愛する危険な怪盗であった。
あんだしょー氏はおなじみのカゼ、タタラ、カブトワリの暴走娘アキラ嬢。
ジミー揚と仲良しさんな彼女は彼から探し物の依頼を受ける。
そのブツを探していくうちに今回ジミー揚が
N◎VAに戻ってきた真意について徐々に近づいていく。
その時彼女が取った行動とは…って感じ。
今回のPLの中で唯一ともいえる戦闘系のキャストであったが
バイクを壊されて足を封じられた後は運悪く気絶。
タイムリーの打ち合いも徒労に終わり、ちょっと気の毒であった。
YAMA氏は少年探偵の観薙守氏を演じた。
今回のヒロインと懇意であった彼は
最近彼女を付け回っている怪しい連中を調べてくれという、
彼女の依頼を受け行動に移す。
その先には悲しい別れが待ち受けているとも知らずに。
しかしその振る舞いはどう見ても少年に思えないクオリティだった。
イエローエリアに戦車を持ち込もうとして失敗するも、
精神戦で大活躍をしていた事は印象に残る。
そして俺は久々の神崎紅葉を投入。
張麗華からなぞなぞじみた仕事の依頼を受けた神崎は
彼女の真意を測れぬまま、一つ一つ謎を明かしていくが、
やがてその謎が一つに繋がった時にはもう
張麗華の企みはその殆どが完遂していた。
なぜかうちのお店のZODIAKで
一茶式氏のキャストである赤城が働いていたり、
社会戦で売買を封じられてしまいその後非常に苦戦したりと、なかなか大変だった。


詳しいストーリーや結末はは明かさないが、基本的にはこんな感じ。
神崎は最終的にはいつものように種だけ撒いて高みの見物というスタンスを取り
クライマックスフェイズも舞台裏に引き下がっていたが
ラストの戦闘でPLたちが思いの外苦戦し、危うく見殺しにするところだった。
まぁ、フィクサーだし仕方が無いとは思う。

キャストそれぞれに見せ場があったほか、
ストーリー的にもウェットな雰囲気で
個人的には好きな感じのセッションだった。

1日目 セッション後
各卓、それぞれ時間が押していた様でかなり遅い時間での夕食となった。
早く終了した卓の人たちが本日の夕食である
スパゲティミートソースを作ってくれてたようだが
18人分のスパゲティはさぞ骨が折れたろうに…

夕食後は各自風呂に入ったり、
明日のセッションの準備をしたりとフリータイムとなった。
俺は天龍氏、RYO氏、一茶式氏と麻雀を打ち、
RYO氏に精神戦を挑みながら
危険牌を捨てる賭けに出たが敗北。
あるいはRYO氏の後ろに居たマボ氏が
通しのサインを送ってくれるとありがたかったんだが
俺の電波は届かなかったようだ。
あ、そういえば負け分を払うの忘れてた。

一方、たぁ暴くんGMのナイトウィザード卓も立ってたが、
そこに参加してた人たちのタフネスぶりには驚かされるばかりだ。


2日目 朝
仕事の関係で一日遅れの参加だったSB氏もこの朝から参戦。
元気そうで何よりだった。
この日の朝食はスクランブルエッグとウインナーを食パンでサンドしたものとバナナ。
このバナナは買出しの際にタマちゃんが強く購入を求めていたものだが、
今思うと買っておいて実に良かった。

朝食配膳係がバーカウンターに横一列になって
まるで工場の工程よろしく食事を配膳していく様は
非常に効率的なようで非効率的でZOROらしい。
食パンの上に載せたウインナーを落とすという
悲劇が見られなかった事が唯一の救いか。
いや、ちょっぴり見たかったかもしれない。

2日目 リンクセッション〜迷宮キングダム〜
今回の祭のメインイベントがこのリンクセッション。
前回は門臥氏がグランドマスターを務め
クトゥルフの夕べと称して行われたが
今回は銀河アズマ氏のグランドマスターによる
迷宮キングダムを用いたリンクセッションが行われた。

まず19人からグランドマスターのアズマ氏と
テーブルマスターの門臥氏、ムラサキ氏を除き
残り16人を3組に分け、それぞれで国を建国するところから始まった。

SOS王国
国王一茶氏、大臣SB氏、騎士つぼ氏、忍者トヲル氏、神官マボ氏

魔法共同体マジカル
国王紫藤氏、大臣RYO氏、騎士たぁ暴氏、
忍者あんだしょー氏、神官YAMA氏(騎士と神官逆かも…)

爆発連合帝国
国王タマちゃん、大臣O2氏、騎士Nartoun氏、忍者俺、神官ぐぅ氏、従者天龍氏

国分けはこんな感じ。
どの国もネーミングの時点である程度いっちゃっているのはご愛嬌だ。

我が国がどのような感じだったのかはNartoun氏のblogを見てもらえば
ほぼ事実が書かれているので詳しく書くことは避けようと思う。
あえて追記するのであれば
大臣と従者テラツヨス、
神官は民をエレベーターにぶち込んで銃に変え、
国王は国の象徴である国旗を捨ててしまってはダメだと思うんだ。
俺は渋めの忍者をやるつもりが、
ぐぅ氏の神官(男キャラ)に愛情たっぷりでどう見ても801です。

実際にセッションがリンクした部分、
つまり我が国からの働きかけにより
SOS王国とマジカルにそれぞれ首脳会談を持ちかけ
共同戦線を貼らせよう計画は
思いの外他の2国が勘ぐり深くて長時間の会談となり、
あわよくば2国が潰しあって漁夫の利を狙うと言う
我が国の裏の目的を遂行するどころではなかったが
こういったテーブル単位での駆け引きって
今までなかなか無いものだったからとても面白かった。
各テーブルごとに国家としての連帯感のようなものが
生まれていたのも非常に新鮮だったと思う。

我が国に関してしか言えないけど、
若く使命感に燃える国王を大臣がよく補佐し、
騎士は怠ける事で国を豊かにし、
従者はラッパを吹き鳴らしながら戦闘では鬼人の活躍を見せ、
忍者は配下をいとも簡単に見捨てつつ探索を敢行し、
神官は救急セットに回復魔法の場を奪われカワイソス。
そんなステキな共産国家であった。
連合帝国とか意味わかんないけど。

結局最後は宗主国の陰謀を
見事3国が共同で打ち破りハッピーエンド。
あっさり実父を見殺しにした紫藤国王は流石だった。
だが、祭史に残るであろう、いいセッションであった。
グランドマスターのアズマ氏、
およびテーブルマスターの門臥氏とムラサキ氏には多謝を。


2日目 夜
この日の晩御飯はカレー。
合宿にカレーが出ない合宿は合宿じゃないな。
カレー作り隊として一茶式氏以下5名を残し
その他のメンバーは車で30分ほどのところにある温泉に行くことに。
Nartoun氏がカレー隊で基地に残る事になり
ドライバーを無くしたハイエース(通称ラブワゴン)を
俺が運転する羽目になりかけたが
紫藤氏に押し付ける事に成功してほっと胸をなでおろす。
実際運転した彼に聞いたが結構大変だったらしい。
まぁでも彼は学生時代、ホンダの名車CR-Xを駆り、
峠でスープラに勝負を挑むような男なので大丈夫だ。

久々の露天風呂で命の洗濯をしながらも、
紫藤氏と迫りくる30代に向けて
ちょっぴりネガティブな会話をしてみたり
SB氏から緊張感漂う名古屋でのコンベンションの話を聞いたり、
そう言えば1期OBが集まって落ち着いて話をするのって
相当久しぶりだった気がする。
今回は都合によりもう一人の1期OBのみどり氏は
参加できなかったのだけど、
またいつの日か4人揃って昔の話などに花を咲かせたいものだ。

と、少し綺麗に締めくくってみたが
帰りのラブワゴンの車内では
それはなんとも恐ろしい古今東西が繰り広げられ、
俺は何人かの名誉のためにその内容は永遠に胸に秘めて置こうと思う。
ただ一つ言える事は、お前らお題「ピンク」でなぜそうなる…

 
 
温泉から戻ると既にカレーが出来上がってた。
流石に19人分のカレー、恐ろしい量だ。
鍋は二つに分かれており、片方はコーヒーカレー。
そしてもう一方はメイドをこよなく愛する
Nartoun氏好みのカレーということでメイドカレー。
このとき既に彼の罠が仕掛けられていたが、
それに気がついた者は俺含めて極わずかであり、
殆どの者は翌日になってから気がつく事になるのだが、ここでは伏せておこう。
いずれにせよ、どちらのカレーも美味であった。

 
この日の夜は翌日午前中の卓の準備に当てられ、
俺はアズマ君の下、D&Dのキャラ作成を行った。
他に、門臥氏、ぐぅ氏、天龍氏、ムラサキ氏がPL。
とりあえず今回の祭では一度も戦闘系のキャラをプレイしていないので
肉弾キャラを激しく希望した結果、門臥氏と二人で
ハーフオークのバーバリアンコンビを形成するに至った。
防御は完全無視。殺られる前に殺ればいいんだよ。
仕事の動機はどんだけ殺れるか。ウホッ、いい獲物。
そんなキャラを作ってしまったが後悔はしていない。

キャラ作成後はダイニングでカードゲームのFLUXX~フラックス~ に興ずる。
このゲームははじめてプレイしたんだが、すんなりプレイできる反面、
勝つためには運と柔軟性が求められる非常に奥深いゲームであると思った。
参加者は俺、O2氏、あんだしょー氏、タマちゃん、一茶式氏。
ごめん、もう一人いたかもしんない。

深夜で各員ハイテンションになっているため、
どいつもこいつも勝負以前に場を混乱させる事にのみ注力し、
5枚ドロー、1枚プレイ、手札0枚制限とか、もはや坊主めくり状態。
そんな中、したたかに勝ちを拾っていたあんだしょー氏が印象的であった。
あまりにFLUXX~フラックス~の印象が強かったため、
その後暫く1ベッド、2プレイヤー、3プレイ、衣服0枚制限とかが
101号室で繰り広げられたそうな。

という事で2日目も終了。
しかしまぁ、楽しい時間というのは本当に早く過ぎるものだ。

›July 22, 2006

ZORO祭2006夏 前夜祭〜野辺山着

Posted by pal at 07:25 PM / Category: fes / 0 Comments / 1 TrackBack

今日から数日間にわたって、
先週行われたZORO祭2006夏の事を書いていこうと思います。
今日のエントリーで前夜祭から野辺山基地着まで。
次回が1日目〜2日目で、次々回に3日目〜帰還までということで
全3回にわたるエントリーになる予定です。

7/14金曜日、16:00。
約5ヶ月ぶりに羽田空港へ降り立った。
前回がZORO祭2666で今回がZORO祭2006夏。
俺はZORO祭でしか東京に行くことが無いのだろうか…

さて、今回はNartoun氏も仕事が忙しいらしく
合流予定の19:00まで一人時間を潰さねばならない。
で、何処で時間を潰すかと言えば、そりゃ当然秋葉原になる訳だ。

鮮血の誓い / 妖精帝國
舞-HIME- 運命の系統樹 挿入歌&サントラセレクト
Alice Prizm4 / 5/4TAKEPOD
Alice Prizm5 / 5/4TAKEPOD
Dear,Mr.TaQ / DiversSystem

上2枚は妖精帝國絡み。舞-HIME-とか見たことも無い。
下3枚はいつものごとく同人物の音楽CD。
これで今回の旅の目的の10%は完了した。

で、Nartoun氏から連絡が入ったので合流場所の阿佐ヶ谷へ向かう。
中央線で人身があったせいで全然電車が来なかったり、
新宿でどっかのバカが緊急停止ボタンを押したせいで
5分ほど電車の中に閉じ込められたり
普通の快速と通勤快速の違いがわからなくて
阿佐ヶ谷を通り過ぎて荻窪まで行ってしまったり色々あったが
三鷹まで行ってしまったNartoun氏よりはいいと思う。

阿佐ヶ谷であんだしょー氏、O2氏と合流、
その後三鷹まで行ったNartoun氏とも合流して、前夜祭を開始。
阿佐ヶ谷駅前の居酒屋に入ってみたところ
どう見ても灼熱地獄です。本当にありがとうございました。
店員曰く、「冷房が壊れている」と。
それでもそんな事には負けない帝都の諸氏は
あえてサムゲタン・スパイシーチキンなど辛い料理を連発で注文しだす。
と、同時にソフトクリームとシャーベットも注文。
いったい俺たちは何がしたかったんだろう。

飲みが終了した後はNartoun氏に宿泊。今回も世話になってしまった。
今回は前回のような過ちを繰り返す訳にはいかないので、
Nartoun氏、O2氏共々1時過ぎには就寝。学習能力が5ヵ月後に発揮された!


一夜明けて2/15土曜日、ZORO祭2006夏当日。
あんだしょー氏、トヲル氏と合流し、あんだしょーさんcarで練馬にあるレンタカー屋へ。
今回は高崎経由で長野へ向かう輩が14人ほど居るので
あんだしょーさんcar(5名)+レンタカー(9名)という2台体制で行くことに。
ここで9人乗りレンタカーってのに違和感を覚えた諸氏は賢明だと思う。
我々の前に提示されたレンタカーこそ、トヨタの誇る名車「ハイエース」しかも商用。
前列は3シーター。真ん中の席が申し訳程度に付いてる事に突っ込んじゃ駄目だ。
そして後ろに3人がけの、どうみても突貫で取り付けたと思しきベンチが2列。
その更に後ろには広大な荷台スペース。
車内のおよそ4割が荷台。残り6割に無理矢理9人。しかも全員男。
もう少しスペース配分を考えても良かったのではなかろうか。
高崎まではNartoun氏、O2氏、俺の3人なんで良いとして、
そこから長野県は野辺山まで9人ビチビチか…と思うとオラわくわくしてきたぞ!

さて、そんなこんなでまずは3人で9人乗りのハイエースに乗り
高崎を目指して関越自動車道に突っ込んだ訳だが
今回もやっぱり渋滞に巻き込まれてみたり。

それにしても外から我々の車を見ると、工事現場に向かうバンにしか見えず
その工事現場ネタを完璧なものにしたい我々は途中の
やる気わくわくワークマンでツナギや軍手を購入しようと企んだのだが
渋滞の影響で2時間ほど高崎合流組を待たせている上に
ネタの為にさらに到着時間を遅らせようとするのは流石にヤヴァイ、
俺が逆の立場だったらぶち切れるというO2氏の賢明な判断により諦めたOBが2人。
さすがZORO随一の良心。空気読めないOBでスイマセン。
結局ツナギは諦め、タオルを購入し頭に巻く事で現場のお兄さん風コスプレを完遂し
高崎の合流場所、「門臥記念公園(仮称)」に着いたのは
当初の予定から3時間程遅れてのこと。本当にゴメンナサイ。

門臥氏、YAMA氏、タマちゃん(彼だけはこう呼びたい)、
ぐぅ氏、マボ氏、ムラサキ氏と合流し男9人レクトスの完成。やった!
ここで初めてハイエースの荷物収容能力の力を思い知る。すげぇぜハイエース!
9人分の荷物を載せてもまだ余裕があるじゃねぇか。

その後は一路野辺山を目指して上信越自動車道を跳ばす。
俺が前列の真ん中の席でも良いよって言ったのに
ジャンケンの強いO2氏は決してその席を譲ろうとはしない。負けず嫌いな奴だ。

途中19人分の2泊分の食料と飲料、生活雑貨を買い込んだりしながら
1時間半くらいの山道ドライビングのあと、一本の小道に入るハイエース。
林の中の小道を走り抜け、ようやく到着した我々の目の前に現れたのは…

以下、次回。
ここまで細かく書く必要はない気がしてきた。

›July 20, 2006

ZORO祭2006夏

Posted by pal at 11:07 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

と言う訳で、先週の土曜日から3日間、
ZORO祭2006夏と称した
大学時代のサークルのOB会に出席してきました。

いつものように前日入り&最終日は余分に1泊しましたので
先週金曜日から今週の火曜日まで、
4泊5日で実は旅に出ておりました。

相変わらずもお仕事の方は忙しかったのですが
ZORO祭は既にライフワークと化しているので仕方ありません。
数ヶ月前から「俺はこの間は絶対に休むからな」と
あらかじめ宣言しておきましたので全く問題ないのです。

戻ってから俺が死ねばいい。


で、これから忘れないうちに
ZORO祭2006夏の事を書き連ねようと思うのですが
そういえば前回の冬祭のエントリーが
途中で放置されていたような気がしますので
それはもう完全にこの際忘れようと思います。ひっひっひ。

›February 27, 2006

ぞ祭 2日目 その1

Posted by pal at 12:45 AM / Category: fes / 0 Comments / 1 TrackBack

2/12 ZORO祭2666の2日目です。
結局シナリオもたいして練りこまないまま
ワタシ担当のセッション当日を迎えてしまいました。

この日、と言うか祭開催中はずっと天候に恵まれ、
高崎上空には青空が広がっていました。
実に清々しい。
なによりも仕事がない。
なんて素晴らしい日々なのでしょう。

 
 
この日も会場は昨日と同様、
群馬県総合スポーツセンターです。
昨日よりもかなり早い時間から到着したため車もまだ疎らです。
の割にはやっぱり人が結構いやがります。
なにか知らない方々に
「おはよーございまーす」
と挨拶されたので、訳もわからぬままこちらも
「おはよーございまーす」
とお返ししてやりました。
やはり挨拶は大事なのです。


【上毛カルタ大会】
会場の入り口にでかでかと看板が掛かっておりました。
昨日は縄跳びで、今日は上毛カルタですよ。
群馬県民じゃないとまず知らないであろう上毛カルタ。
恐らく一生メジャーシーンに上がる事はないでしょうが、
間違いなく、脈々と群馬県内では
受け継がれていく事になるだろう上毛カルタ。素晴らしい。
これからもこのようなローカルな宝物は
大事にしていって頂きたいものです。

『つる舞う形の群馬県』
そう見えるんだから仕方ありません。

 
ま、つまるところ我々一団は
上毛カルタ大会の参加者に間違われた訳でして。
周りを見れば殆ど小中学生のお子様たちで
何処をどう見れば我々の事を参加者と間違えるのかは
定かではありませんでしたが
間違われたのだから仕方がありません。
今日一日は彼らとお付き合いです。
残念ながら本日は仕事だと言う事で
昨日RLをやってくれた浩瀚堂クンは不参加だったのですが
双方にとってそれが幸せな事であったに違いない。
 
 
さて、この日は午前中に
再び卓を4つに分けたセッションがあり、
そして午後にはこの祭のメインイベントである
「クトゥルフの夕べ」というリンクセッションが行われる予定です。
卓を3つに分けセッションを行うのですが、
3つの卓で行われているセッションが実は相互に関連しており
最後にそれが一つに纏まると言う、
話を聞くだけでとても壮大かつ興奮する内容であります。
しかもそれがクトゥルフで行われるなんて、
なんて素敵なんでしょう。でも俺は多分死ぬ。
今までクトゥルフをプレイすると
8割の高確率で死を迎えるこのワタシが
今回もそのジンクスを存分に発揮するのは、目に見えています。
あとは如何に死に様を演出するか、コレです。
どうせ死ぬなら美しくカッコよく死にたいものです。

さて、話を戻しまして、まずは午前中のセッションです。
この日の午前中のセッションは全部で4卓。
一つはワタシのトーキョーN◎VA「あいのうた」、
あとは紫藤君のブレイドオブアルカナと
タマちゃん(敢えてこう呼ばせてもらおう)のN◎VAに
ムラサキくんのソードワールドの計4セッションになります。

自分のセッションを語る前に
噂で聞いたほかのセッションのお話なんぞを。
紫藤君のブレカナは実に「彼らしい」シナリオだったようですが
なによりも驚いたのは
シルバーバーグ氏が萌えキャラをプレイしたということですな。

思い返せば彼はワタシがゲームマスターをやった
RuneQuestでは女たらしの盗賊をプレイし、
数々の伝説を作り上げた剛の者であり
同様にマスタリングを受け持った蓬莱学園では
どんな状況も筋力で突破してみせると言う
離れ業を演じた、やはり業の者でした。

彼と離れた数年間の間に何があったかはわかりませんが
少なくともワタシの記憶では
萌えキャラをプレイする人では無かったのですよ。
ただ、最終的には今回も剛の者っぷりを発揮していたそうなので
ワタシとしてもちょっと安心しました。
と言う感じで大変に面白いセッションだったと聞いております。

タマちゃんのN◎VAとムラサキ君のSWに関しては
残念ながら詳しい話はあまり聞いていないのですが
セッションの模様を何度か垣間見るに
とても盛り上がっていたようでした。
イイネ。イイネ。

んで、ワタシの卓である
トーキョーN◎VA「あいのうた」についてですが
相当長くなってしまいましたので
その2で書かせていただこうと思います。

›February 26, 2006

ぞ祭 1日目 その2

Posted by pal at 01:55 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

このペースで書き続けていくと
いったい最終的にはどれだけの量になるんだろう。

と言う訳で続き。
1日目の後半戦です。

ZORO祭一発目のオープニングセッションは
浩瀚堂クンRLのトーキョーN◎VA「canta per me」でした。
プレイヤはワタシ、一茶氏、たあ暴氏、YAMA氏の4人。
警察官の警察官による警察官のためのセッションと言う事で
全員イヌキャストによるブラックハウンドものです。

ワタシは若さ溢れる青臭い熱血若手刑事。
一茶氏はうだつの上がらない四十路の人情派警部補。
たあ暴氏がこれまた若手のブラックハウンドオペレーター。
YAMA氏が実はヤクザと繋がっている昼行灯な巡査部長。

面子的にはバランスが取れています。
直接のリサーチはワタシが担当し、
たあ暴氏のキャストがwebからのリサーチで補佐、
一茶氏とYAMA氏のキャストは的確に指示を与えながら
戦闘の場では前に立って立ち向かう…はずでした。
序盤はそれでも皆上手く立ち回っていたような気もしますが
押していた時間のせいもあって
ワタシは不当な司法取引など
段々こそくな手段を弄するようになり、
一茶氏はコロニーレーザーに焼かれそうになって
結局仲間のパニッシュで退場して難を逃れてみたり
YAMA氏は小さな女の子を宥めすかそうとして、
逆にその子に失神させられてしまう等のステキプレイぶり。
最後まで頑張っていたのはたあ暴氏でした。
浩瀚堂クンごめんなさい。

オープニングセッションは卓を4つに分け
それぞれでセッションを行っておりました。
1つは上記の浩瀚堂クンのN◎VA卓。
あとはあんだしょーさんのN◎VA卓と
ぐぅ氏のソードワールド卓にマボ氏のルリルラ卓でした。
どの卓も盛り上がっていたようです。色々と。
ただ一様に時間がなかったみたいであり、
3時間でセッションをこなす難しさを実感いたしました。
「明日の俺の卓は大丈夫だろうか」
ふと頭の中を不安がよぎりましたが、
そもそもシナリオ自体が完成していないので
心配したところで意味はありません。

会場の都合もあって、
セッションは一旦17時で打ち切り
その後は高崎に戻って宴会となりました。
しかし我々のN◎VA卓は、
その時点ではまだ終わっていなかった為
宿泊先のAPAホテルの1室で延長戦です。
決して広くはない部屋に男が5人集まって、
なにかを色々とやってる様は
決して覗かれたくはない光景だったよーな気がします。

さて。セッションを終えて宴会会場に急行した段階で約45分遅れ。
しかし我々を待ち受けていた物は…
殆ど平らげられている料理に
かなりテンションの上がっている野郎ども。
これは何かの罰ゲームでしょうか?
あまりに面白すぎる状況です。
おたく先輩とおたくクンは噂通りの結束力と破壊力を有し
そしてその周りでもダメな単語が次々と飛び出します。

そうこうしてる間にZOROの最終兵器、
亀の旦那がワタシの横にやってきて
ススキノでの素敵体験なんかを語ってくれたのですが
「まずはチェンジだ。話はそれからだ」

混沌としたあまりに面白すぎる宴会は21時頃にお開きとなり
現役生たちの多くは翌日の準備もあり
いったん自宅へ帰って行ったのですが
それで満足できないダメな野郎どもは
そのまま二次会に突入です。

本当であれば翌日の午前中のセッションで
卓を担当するワタシにしても
一刻も早くシナリオを完成させなければいけなかったのですが
まぁこの際良いだろうって事で当然参戦です。
シナリオなんて物は3割完成していれば後はどうにでもなります。
ただ悔しいので、ほぼ同じような状況にあった
nartoun氏とO2氏も道連れにしてやりました。
そもそも俺たちは昨日の晩に
シナリオを作るべきだったのではないだろうかと
今更ながら思いましたが、もう過去の話しだし。

で、再び狂乱の飲み会がスタートするのですが
ここでは紫藤君が紫藤君らしさを存分に発揮していた
とだけ記載したいと思います。
あとつぼ氏がプリキュアと灼眼のシャナを布教していたっけ。
ワタシに関して言えば
「マリみてでは聖様だよな」と
一茶氏と確認しあえたので良しとします。

23時頃に二次会もお開きとなって
ノリ的には当然三次会…という感じではあったのですが
流石にホテルに戻ってそろそろシナリオを作らないと
明日のワタシの卓の参加者に申し訳が立たないので
全員解散、と言う事でこの日はおしまい。
思えば早朝に渋滞に巻き込まれた関越での出来事が
既に遠い昔の出来事のように思えるほど
色々な事が巻き起こったハードな一日でした。

 
 
ちなみに。
ホテルに戻ったワタシはシナリオを作る訳もなく
トリノオリンピックを延々と見てしまいました。
これが明日のセッションに大きく響く事になるのですが
それは2日目以降のエントリーで書くことにします。

ぞ祭 1日目 その1

Posted by pal at 11:12 AM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

やや時間が空きましたが、
先日行われましたZORO祭2666の
1日目の模様を色々と思い出しながら
書き連ねようと思います。

ZORO祭当日。
半分寝ていたワタシとO2氏の頭を
nartoun氏の一言が一気にクリアにします。

「関越 渋滞 60km」

ありえねぇ。

そこで色々と思案する我々。
どうする…ここは強行するか…
いや、いっそ下を通っていくか…東北道はどうだ…
ま、結局なんとかなんじゃね?
という楽観的観測により関越を突っ切る事にしたのですが
どう見ても渋滞です。本当に(以下略)の展開でした。

なぜか我々のレーンだけ進みが急に悪くなったり
なぜかギャラクシーエンジェルの曲がかかるとスムーズに流れたり
なぜか平井賢に変わるとまた流れが止まったり
なぜか到着を一番心配してたシルバーバーグ氏が
圧倒的な早さでもって既に高崎に到着していたり
不思議な事だらけでしたが、3時間近くかけてようやく会場着。

会場はこちら
目の前に広がるのは広々とした空間と
そこに聳える様々なスポーツ施設。
そして溢れんばかりの車。車?
いや、ホント群馬県民みんな来てんじゃね?くらいの勢いで
車が溢れかえっており、俺ら本当にここでいいわけ?
と、聊か不安になったりもしましたが
どうやら同じ日に縄跳び選手権なるイベントが催されていただけでした。
群馬県民は な、なわとびが だ、だいすきなんだな。

人が一杯居る方向からは外れ、
武道館の奥の奥の奥くらいに会議室がありまして
そこが我々の主会場と言う事でした。
見れば同属の雰囲気を漂わせている奴らが
既に15人以上たむろってやがります。ダメな匂いがぷんぷんです。
なにか机の上にこんなもの
乗っかっていたような気がしましたが華麗にヌルーです。

結局一番遅れてきたのは、
愛知から上京してきた紫藤君を拉致った
あんだしょーさんcar(あんだしょーさん・トヲルさん・紫藤君)でしたが
彼らも関越を使わねばならなかったので仕方ありません。
nartoun氏に言わせれば
「トリノオリンピックに触発された冬厨」のせいなのです。きっと。

全員集まったところで主催者であるnartoun氏から
高らかに開催宣言がありまして、
2/11午後1時頃、ZORO祭2666がついに開幕したのです。

›February 20, 2006

ぞ祭 前夜祭

Posted by pal at 10:49 PM / Category: fes / 2 Comments / 1 TrackBack

先週の2/11〜2/13の3日間、
群馬県の高崎-前橋を会場に
ZORO祭2666が開催されました。

早い話が大学時代のサークルのOB会です。
ZOROは今から6年前に発足し、
ワタシと同期がちょうど第一期生になります。
今年の1年生は数えて十期生ということで
擬似的に10thアニヴァーサリーなわけですよ。
ホントはただの6年目なんですけどね。

と言う事で、記念すべき今回のZORO祭は
参加者総数23名と言う空前絶後の規模で行われ、
今思い出しても、それはもう狂乱の祭でございました。
今祭を開催するにあたり、その中心スタッフとなって
運営に携われたnartoun氏、O2氏、
つぼ氏、もんがー氏には最大級の感謝を。
そして祭に関わった全ての人にも感謝を。
君達のおかげで、ワタシはかくも楽しい数日間を
過ごす事ができたのですから。

※勘のいいひとならお気づきでしょうが
 ワタシが1期で新人が10期なら
 歳は10歳離れているということになります。
 まぁ、なんと恐ろしい事よ。

さて、時はZORO祭開催日の1日前、
2006/02/10まで遡ります。

祭自体は2/11からの開催ですが、
最遠方からの参加者であるワタシの場合
前日入りしなければ間に合わないと言う事で
この日の午後の便で東京に向かいます。
後輩たちへのお土産として空港で
バレンタインデー直前と言う事もあってロイズのチョコレートと
北海道名産品として名高いトドカレー&熊カレーを
悪意をもって買い込みます。
なんてワタシは後輩想いの優しい先輩なのでしょう。

羽田に着いたのが午後2時半。
予定としてはnartoun氏の仕事が終わるまで
適当に時間を潰して、その後合流。
面白おかしく飯を食って飲んで
翌日の祭に備えよう、と思っていたのですが
nartoun氏からのメールには
「現在、羽田に向かっています」と。
な、なんだってー、状態です。
だってその頃ワタシは浜松町へ向かう
モノレールの中だったのです。
聞けばnartoun氏の会社はフレックス制度だそうで
この日の為に仕事を早く切り上げて下さっていたとか。
ありがたい話でございます。

行き違いを経て浜松町で合流したワタシ達は
O2氏がいると言う秋葉原へ向かいます。
なぜか店員がメイドの格好をしている
秋葉原のドンキホーテでO2氏とも合流。
たぶん5年ぶりくらいに会った計算になります。
あんだしょーさんにプレゼントするためのグッズを
クレーンで狙っている彼の装いはスーツ。
nartoun氏は仕事帰りだからスーツ当たり前として、
この日はお休みだと聞いていたO2氏までもが
びしっとスーツでクレーンゲームに興じています。
ただネタのためだけにnartoun氏から
スーツを着てくるように強制されていたらしいのですが
その心意気は大変に素晴らしい。
本来OB会な訳ですからスーツ着用は
全くもって正解であります。
君たちは全く本当に完全に正解だ。

んで、nartoun氏のblogだと、
合流したワタシ達は喫茶店で一息ついた、と
単に記載されておりましたが、
ワタシは敢えてこの喫茶店がメイドカフェであった事を
ここで書かねばなりません。
まるで泥のようなコーヒーが出るメイドカフェです。
そんな中でエスプレッソを注文するnartoun氏に
男気とご主人様としての嗜みを垣間見た気がします。
それにしても最近はメイドカフェで
マスターカードが作れるのですね。
是非ともnartoun氏には作って頂きたいものです。

その後、nartoun氏の陰謀により
何故か車で秋葉原に来る破目になってしまった
トヲルさんとも合流をし、4人で秋葉原をうろつきました。
ちょっと気の毒な気もしましたが、
トヲルさんは池袋ではステキな先輩なので
きっと許してくれるはずです。
結局ワタシはここで同人物の音楽CDを5枚購入。

・Tir-na-n-Og / 5/4TAKEPOD
・Re-Essence / Sound Online
・Blaze / Sound Online
・stem of radiant / Alstromeria Records & Cradle
・Clsade / Lix

どれも中々の出来でしたが、
レビューはここではしません。
機会があれば個別に取り上げたいと思います。

結構日も暮れてきたので
陰謀により車で召還されたトヲルさんの車で
以前、小笠原のヘディングが炸裂した
焼き鳥屋さんに向かい、ぷち前夜祭の開始です。
その場にいないあんだしょーさんの話題が
一番の酒の肴だった事は言うまでもありません。
途中から仕事が終わったあんだしょーさんもやってきて
これでその話題も終わりとなるのが普通ですが
ご本人が来てからの方が盛り上がるというのが
あんだしょーさんクオリティ。

焼き鳥屋を後にしたワタシ達は
トヲルさん、あんだしょーさんと別れ、
nartoun氏の御宅へお邪魔します。
ワタシとO2氏は今宵はnartoun氏の家で宿泊し、
明日からの祭に備えようという算段な訳です。

明日からの祭は
相当ハードなスケジュールになるのが目に見えてましたので
今宵は早く就寝するのが正解のような気もしますが
何故かウイニングイレブン9を3人でプレイしたり
くだらない話なんぞをして盛り上がったりしてしまうのが定め。

nartoun氏が自室に引き上げて
JOJOの1部〜2部を読んでいた間、
ワタシとO2氏は延々と話しておりましたが、
なにを話していたのかはここで書くのも憚られますので
敢えて語りますまい。
紫藤君は鬼畜外道だったなー、とか
一茶氏の部屋は凄かったねー、とか
精々その程度なのです。

ああ、そうそう、書き忘れました。
先日のエントリーでちょっと上がった
「メイド美容室」を秋葉原で見かけました。
さすがアキバ、油断なりません。


と言う訳で、
これがZORO祭2666の前日に繰り広げられていた
前夜祭の記録になります。
明日以降、1日目、2日目と書いていこうと思います。