›February 23, 2008

ZORO祭2008冬 3日目

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さて、今回でZORO祭2008冬のレポは最終回です。
これでしばらくネタが無くなるんで、
更新がまた滞りそうな気もします。
なにかネタがあったらください。
それについて書ける時に書いて、現実逃避したいと思います。



3日目は祭最終日。
楽しい時間は過ぎるのも本当に早いもので、昼過ぎには皆それぞれ
自分の住んでいる地域に散っていくことになる。

たぶん、一番遠いのは北海道の俺だが、
東京、神奈川、千葉…はいないんだっけか。
福島、長野、そして地元の群馬と
改めて見ると結構色んなところから集まってるものだ。
多いときだとこれに愛知と岐阜、埼玉も加わるわけで
一都一道七県ということは、47都道府県の2割は制覇したということか。
なかなかたいしたもんだ。

話がそれてしまったが最終日である。
この日の祭公式スケジュールはお昼まで。
朝9時スタートの3時間勝負というタイトなスケジュールとなる。
最終日のセッション構成はというと
門臥氏のクトゥルフ、一茶氏のGITEI-FR、
天龍氏のナイトウィザード、あんだしょー氏のブレカナ3rdの4卓。
各自持ち時間3時間と言う、際どい時間設定の中セッションがスタートした。

俺が組み込まれたのは、門臥氏のクトゥルフ卓。
同席するのはNartoun氏と、今回の実行委員の現夢人氏である。
Nartoun氏とは昨日のd20モダンで一緒になり、
門臥氏は初日の俺のN◎VA卓に参加してくれるなど
今回は卓の面子が被ることが多かったような気がする。
まぁ、偶然なんだろうけど。

なにせ3時間しか時間が無いと言うことで
キャラクター作成は前日のうちに全員済ませてある。
皆、設定として同一ゼミのゼミ生ということは
あらかじめゲームキーパーから聞かされていたが、
現夢人君の「女子大やりませんか」の一言で、全員女子大生キャラクターに決定。
30過ぎのおっさん達が女子大生プレイとか
傍から見ると痛くて痛くてしかたがないんだろうが
そんなこといちいち気にしていたらTRPGなんてできないぜ!

俺のキャラクターは副ゼミ長。
APPも普通。INTも普通。そのほかも普通。DEXが7という鈍さ。
まるで絵に描いたような一般人。努力の人っぽいイメージがある。
誇るべきはPOWの高さだけで、
正気度が高いことだけが取り得の佐藤房江嬢20歳。
名前も地味にしてみた。明らかに昭和の人だ。
佐藤さんと対照的なのが現夢人君のキャラで、大徳平等院嬢(名前忘れた)。
実家は金持ちのお嬢様でゼミ長。
佐藤さんの対極を行くキャラでプレイ中ひっきりなしに
ゼミ長と副ゼミ長で対立していた気がする。
「これだからボンボンのお嬢様ってやつは…」
「ふん、一般人に言われたくはありませんわ」
「な、なにおぅ!」
こんな感じ。
んで、その間に挟まれるのがNartoun氏の社家嬢(やっぱり名前忘れた)。
ゼミでは会計を担当し、ゼミの実の部分を支えるしっかり者。
ゼミ長と副ゼミ長が熱くなる中、一人冷静さを失わなずPTの舵取り役を担う。
とまぁ、こんな3人の女子大生からなるクトゥルフセッションとなった。

主なストーリーはと言うと、これまたNartoun氏のblogを見てくれ。
ってことばかりやってると本人にも怒られそうなので、俺も書くことにしよう。
3人が属するゼミの担当教授が、真冬の札幌にフィールドワークに出かけていたんだが、
忘れ物があるから届けてくれと言う連絡が大学の方に入った。
そこでゼミ長以下ゼミの実権を握る3人が慰安旅行も兼ねて
札幌まで忘れ物を届けにいこう、ってのが導入。
で、着いてみるとゼミの教授は謎の死を遂げているし、
札幌は局地的な大雪に見舞われて(積雪はゆうに10メートル以上)
大混乱に陥ってるし、でも意外と道民はそれに適応していたり、
教授の足取りを追うためにスノーモービルを駆ってみたが
途中で道に迷って寒さで死にそうになったり
北海道神宮とかあやしげなトーテムポールが出てきたと思えば
謎の人物が暗躍していたりと、もう大変なことに。

なんだかんだで一連のこの事件の元凶は某山頂に!
ってことになり、そいつを何とかするために某山頂まで向かうんだが
そこでとんでもない化け物に出くわして、
元々鈍い上に防寒具で着膨れ状態の佐藤房江さんは
爪爪角の3回攻撃など避けられる訳も無くあえなく死亡。
ゼミ長と会計は上手いこと化け物をやり過ごし、
無事に化け物の力を増長させていた神具を破壊して事件解決。
こうして札幌に再び平和が訪れました、って感じのストーリー。

プレイ中に屯田とか円山とか麻布とか
実にローカルな地名が出てきて、一人でテンションが上がってしまった。
すまんかった。
これはもう、北海道出身の門臥氏だから作れるシナリオだな。

プレイ内容はというと、3人の女子大生のやり取りは意外と面白く
普段は高飛車なお嬢様の大徳平等院嬢が、実は一番正気度が低く、
度々絶叫を上げてガタガタと部屋の隅でうずくまってたり
社家嬢はなぜか取得した<隠れる>のスキルで
ゼミ長をスケープゴートにしつつ見事に生き延びるなど黒い面を覗かせたり
3時間という短い時間の中でも印象的なシーンがたくさん見られた。

また道民の冬適応力や地域コミュニティの結束力などが
如何なく発揮されるなど、道民としても納得のシナリオだった。かもしれない。
まぁなんだ。クトゥルフは面白いってことだ。俺はまた死んだが。

門臥氏の手綱捌きもあって我々の卓はほぼ3時間で終了。
他の卓も若干時間をオーバーしたがなんとかセッションを追え、
我々一向は3日間お世話になったサンピア高崎を後にした。
最後に3日間で3回目となる源氏家族での食事で祭を〆た。
俺らは源氏家族からもっと感謝されても良かったと思うんだが。
3日間で約50人分のオーダーだぜ?

その後、俺含む帝都勢は高崎線普通グリーン車の中の
ボックス席…と言うよりは家庭の居間席を占拠して帰路に着く。
皆疲れてるんだから寝ればいいのに、
誰一人として寝るどころか他愛も無いゲームに興じるってのは
「寝たいけど、なんか寝たら勿体無い気がする」という
微妙な感情に由来するところであろうか。
社会人にもなるとやはり皆、「遊び」に飢えてるんだろうなぁ。

と言うことで祭のレポもこれで終了。
今回は会場周りが非常に便が良く、いつも以上に
TRPGに注力できた会であったのではなかろうか。
多忙な中、何とか参加した祭であったが、
今回も非常に楽しい時間を過ごさせてもらった。
これだから祭参加は止められねぇ。

あえて最年長者らしく、いくつかの要望などを口煩く言わせて貰うならば
毎回卓を受け持つメンバーが固定化しつつある気がするので、
たまには他の連中のセッションも見てみたいなってことと、
そろそろ新しい要素を入れ込むのも良いかもしれないなってことくらいか。
そうそう、是非新人にも入ってもらいたいねぇ。

次回以降はZORO祭は年一回ペースになると言うことなので
祭にあわせて上京していた俺にとっては少し寂しくもあるが
その分、今まで以上に濃密な祭となっていくことを期待するとともに、
自分にできることがあれば今後も協力していきたいと思っている。

最後に。今回の祭開催に尽力された実行委員ならびに
遊んでくれたZOROの連中に感謝を。

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