›February 25, 2007

ZORO祭2007冬 その3

Posted by pal at 02:08 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

やや間が開いてしまいました。
その間には約40日間にもわたる研修が修了したり
その打ち上げと称して
研修生の連中とメイド居酒屋に行って
悪徳の限りを尽くしてきたり
マリみての最新刊をようやく読破したり
今更MAJORを全巻揃えてみたりと色々ありました。
ああ、勿論仕事もそれなりにはしてましたよ。

■2/11(2日目) 高崎→前橋
二日目の朝。
この日は晴天に恵まれ、実に朝から清清しいものがありました。
そんな清清しい日なのに、我々は薄暗い会議室に篭って
今日も一日中セッション三昧なのです。
なんて素晴らしいことでしょう。それが我々の青春。
と言う訳で朝の7:30にはホテルを後にし、
高崎ガストで現役生を拾って前橋の会場を目指しました。

先発隊であったNartoun車が会場に着くと
そこには物凄い数の車が…この光景も昨年の祭と全く一緒です。
なにもここまで再現性を高くしなくてもいいのに。
どうやら今日はここで県のなわとび大会が開かれるようで
そう言えば昨年もこの大会とバッティングしていた気がします。
なわとびを手にした小学生の群れを尻目に
嗚呼、この場に浩瀚堂君が居なくて良かったなぁとか
思ったり思わなかったりしながらも会場入りしたのですが、
どうみてもなわとび大会には相応しくない20名強の一団は
他の方々にはどう映っていたのか、実に興味深いところです。


■2/11(2日目) 第2セッション
この日は、午前中に1セッションを行い
午後からはいよいよトーキョーN◎VAを使用した
リンクセッションが行われる予定です。
既にお勤めを終えてしまったワタシは
あとは気楽にプレイヤーに専念することができます。
やはり初日にマスターを終えるのが一番だ。

この日、ワタシが参加した午前中のセッションは
Nartoun氏が開発し、同時にマスタリングを務める
Gitei-FX』卓になります。
このシステムはかなり長い時間を費やされて作成されたもので
そのプロトタイプであればワタシもテストプレイさせてもらった事があるのですが
実際製品版に触れるのは今回が初めてとなります。
プロトタイプからいったいどのように進化したのか興味深く、
また彼の愉快なマスタリングに接するのも相当久しぶりでしたので
そういう意味においても、今回非常に楽しみにしておりました。

同席するメンバーは、これまたオリジナルシステムの作成にいそしんでいる銀河アズマくんと
前回の夏の野辺山開催の際にもN◎VAで一緒したYAMAくん。
これにマスタがNartoun氏ですから
開始前から非常に愉快な事になりそうな予感がぷんぷんします。

Giteiのシステムで面白いのは
パーティが家族を単位として構成されるところにあります。
つまりワタシとアズマくんとYAMAくんのPCは家族になる、という訳ですね。
色々と協議した結果、YAMAくんが父親、アズマくんが姉、
ワタシが弟という、揃松家(ぞろまつけ)が誕生したのです。
父の名は揃松とど松(ぞろまつとどまつ)。
職業は占い師で嫁に逃げられながらも男手一つで姉弟を養っている設定です。
こう書くと結構頑張ってそうな感じですが、基本ダメ親父です。
姉は揃松たまき(ぞろまつたまき)で通称タマ姉。
どっかで聞いたことがあるかもしれませんが、気にしちゃいけません。
母親が居ない揃松家で家事全般をこなし一家を支える健気な姉です。
父親の無駄遣いを叱り付けるシーンなど、泣けてくるものがあります。
んで、ワタシはと言うと体力バカの揃松莉冬(ぞろまつりふゆ)。
芸能活動をこなしながら高校に通う、何かと問題の多い17歳です。反抗期中。
ちなみに揃松姉弟の必殺技は
父に向かって「お母さんを返せー」。泣けるじゃありませんか。
こんな一家でセッションが行われました。

中身については、Nartoun氏の黒い陰謀のため秘匿いたしますが
タマ姉は揃松家の良心といった感じで、
モラールのあるクレバーな探索役を演じ、
戦闘時には父や弟を見事に後方支援してました。ありがとう姉ちゃん。
莉冬は体力バカながら何故か覚えた探知系の魔法が大活躍したり
学校を休んでいる間に欠席裁判で面倒を押し付けられたり
いまいち戦闘時には活躍できなかったり、そんな感じ。
一方父親はと言うと普段はダメ親父っぷりを発揮しながらも
ここぞと言う場面では鋭さを見せ、ラスボスをあっという間に瞬殺するなど
やっぱ親父はやる時はやるんだというのをまざまざと見せ付けました。
親父、カッコ良かったぜ。


■2/11(2日目) リンクセッション
さて、午後からはリンクセッションになります。
今回はトーキョーN◎VAを用いてのリンクセッションで、
参加者をあらかじめ4つの卓に分け
1つの事件を4つのエピソードから追いかけていきながら
最後に1つに収束させると言う流れになるようです。
昨年の祭の際に、クトゥルフで行ったのと同じような感じですね。
今回のリンクセッションを担当したのは
グランドマスターとして、今や祭のメインイベントには欠かすことの出来ない門臥氏、
その他に個々の卓を担当するたあ暴氏、あんだしょー氏、一茶式氏の4人になります。
およそN◎VAでのリンクセッションなど、
考えるだけで相当大変だったかと思われますが
長期に渡り企画をビルドアップしていきながら
この日に備えて頑張ってくれた皆さんにはもう一度御礼申し上げます。
正直、俺はやりたくない。と思った。だって超大変そうだし。

ワタシが組み込まれたのは一茶式氏担当の第4卓、
“firmware ver.X”というアクトで、
ノスケさん、RYOくん、YAMAくんと一緒の卓になりました。
ノスケさんは千早重工後方処理課のクグツで、
会社からの命令でドロイドの暴走に関する調査を進める最中、
AIにまつわる大きな事件に首を突っ込むことになる役割。
非常に精力的に情報の収集を行い、
この卓のキーパーソンになっていた気がします。
RYOくんはこの卓の主役であるニューロ役。
知り合いのニューロに焚き付けられるように
やはりAIにまつわる大きな事件に関わることになるのですが
主人公然としたその振る舞いは見ていて安心感がありました。
RYOくんがシナリオを破綻させた事って言うのは記憶に無いし
この配役はベストだったなぁと今更ながら思います。
YAMAくんはPC4のトーキー枠というモチベーション的には一番辛い立場ながらも
積極的に他のキャストと絡み、情報の収集や分析の大きな部分を担ってました。
彼は非常にスラップスティックな行動も取れる人だけど
リサーチの場面などでは非常に鋭い面も見せられる、
懐の深いプレイヤーだなぁというのがGiteiや
今回のリンクセッションを通して彼に抱いた感想です。
で、この卓での一番の困ったちゃんがワタシでして
シナリオへは殺しの依頼を受けたカタナ、という関わり方だったのですが
そのターゲットっていうのがリンクセッション全体で
大きな役割を果たしてるっぽいNPCで早々に殺すわけにもいかず
どのように身を振っていこうか考えてるうちにどんどん話が進んでしまい
結局関わり方としては他の3人に比べ薄くなってしまったなぁと反省。
まぁ、戦闘シーンではそれなりに働けたと思うし
エニグマとか超面白かったから、それはそれでいいかなって気もしてますが。

リンクセッション全体を通しての感想ですが、
4つのお話が最終的に一つに収束し
4つ卓のキャストが知恵と力を合わせて
危機を脱することが出来たという結果から見れば成功だったのではないでしょうか。

細かい点を言うなら、
4つの卓の情報のウェイトバランスに差があったようで
最終シーンでイニシアチブを取れる卓と
そうでない卓がはっきりと分かれてしまった点や
セッション途中での有機的なリンクがあまり見られなかった点など
改善すべき点も幾つかあったかと思います。ま、難しいんだよね。
ただ、最後のシーンで、各卓のRLが
それぞれキーとなったゲストを一人ずつ演じていくあたりの演出などは
非常に秀逸なものがあったと思いますし、
なにより参加していたプレイヤー諸氏が非常に楽しそうにしていたのを見ても
胸を張って成功と十分に言えるレベルであったと思います。
何はともあれ、これだけのものを作り上げ
まとめきった4人の方々には本当に感謝を。お疲れ様でした。


■2/11(2日目) 門臥氏を囲む会
21:00リンクセッション終了後、
前橋の会場を各自後にして高崎のホテルに、あるいは自宅に戻ります。
有志は今回のリンクセッションでのグランドマスターを務めた
門臥氏を囲む会と称して駅前の居酒屋に飲みに行き、
ワタシはと言うと、明日の銀河アズマくんのセッションに備えて
トヲルさん、現夢人くん、ノスケさんと連れ立ってアズマくんの部屋でキャラメイクを。
詳しくは次回のエントリーで書きますが、
明日の彼のセッションは彼が作成したオリジナルルールで行われる予定で
ルール周知などの時間を考えると
前日にキャラメイクまではこなしておかないと厳しいという判断です。
勿論、我々もキャラメイクを終えた後は
門臥氏を囲む会に遅ればせながら参戦しましたが
先によろしくやっていた連中はもうすっかり出来上がっており、
同じテンションに持ち込むのは相当厳しい状況です。
あれ?何か昨年も同じような展開になっていたような…

それでも1時近くまで飲んで会はお開きに。
余力のある若者たちは
あまり余力のあるようには見えないNartoun氏までも引き擦り込みながら
2次会まで雪崩れ込んでいったようですが
そもそも風邪気味のワタシはここで切り上げ。
早々に休んで最終日に備えることとしました。

›February 18, 2007

ZORO祭2007冬 その2

Posted by pal at 11:47 AM / Category: fes / 3 Comments / 1 TrackBack

結局いつも通りのペースでZORO祭の後記を書いているのですが
正直書きすぎなのではと思うようになってきました。
もっと簡潔にした方がいいのかしら…

■2/10(1日目) 東京→前橋
昨日のエントリーの中で、今回は「再現性の高さ」がポイントと書きましたが
この日もO3氏の「ゲゲー、関越渋滞119km」と言う叫びで朝を迎えるのでした。
去年と一緒じゃねぇか。
もはや渋滞に巻き込まれるのもZORO祭の恒例と言って差し支えない気がします。
今回もNartoun家の充実した朝ごはんをいただきつつ、
『渋滞どうしようか会議』を開きますが、結局いい案も見つからなく
「ま、多少渋滞にやられても時間には間に合うだろう」との事で
関越にそのまま突っ込むことに決定。なんとかなるべ。

今回帝都方面から祭の会場となる前橋入りするのは
Nartoun、O3、トヲル、ノスケ、あんだしょー、門臥、つぼ、ワタシの8名(敬称略)。
あんだしょーさん車は別行動で門臥氏とつぼ氏をピックアップしてから前橋を目指し、
残りのメンバーはNartoun車とトヲルさん車に分乗して関越を北上、
やはり今回の会場である前橋を目指すことになります。

8時過ぎにNartoun氏宅を出発し、練馬インターまでは何事も無く着きます。
渋滞情報を見ると119kmの渋滞は無いまでも20km程度の渋滞が
いくつかのポイントで発生しているようです。
実はO3氏、渋滞情報を2ちゃんねるで確認してたのですが
そこに書き込みした方が19km→119kmの書き間違いをしたことが発覚。
それなんて孔明の罠?

しかし、真の障害は渋滞ではなく、ワタシであったのです。
練馬から高速に入ろうとしたあたりから
突如、物凄い腹痛と嘔吐感、身体のだるさに襲われるワタシ。
まさに風邪の諸症状が一気に襲ってきた感覚です。
昨夜の夜更かしがたたったのか、
それともここ連日のハードワークの疲れが一気に出たのか
どうやら風邪をこじらせてしまったっぽく。
Nartoun氏の計らいで練馬直後の所沢インターで一度降り、すぐにコンビニに。
コンビニのトイレで出すもの出して、
ここで景気付けに800円クラスの栄養ドリンクを購入。一気に飲み干します。
一息入れてすぐに所沢インターに戻り、再度前橋を目指したのですが
それにしても流石に800円クラスの栄養ドリンクの効きは違いますね。
ややあって身体のだるさも徐々に薄れて行き、
なんとか体勢を持ち直すことに成功します。ありがとうゼナ。

その後は車の後部座席で寝させてもらったので
高速の道中のことはあまり覚えていないのですが
Nartoun氏の積極果敢なドライビング、
悪く言えば「DQNドライビング」によりリカバーに成功、
先行していたトヲルさん車やあんだしょーさん車をいつの間にか追い抜き
無事に前橋入りを果たすことができました。


■2/10(1日目) ZORO祭2007冬 開催
今回の祭も昨年同様、群馬県総合スポーツセンターを会場に行われます。
本来なら一度高崎のガストで集合した後、参加者全員で会場入りの予定でしたが
渋滞に巻き込まれた関係上、直接会場で集合する運びとなりました。
そのあおりを一番に喰らったのが高崎勢唯一の機動力を有するムラサキ氏で
他の参加者が潤沢なZORO費でタクシーを利用して会場に向かう中、
1人原付で気合入れて会場入りした彼は初日のMVPだったと個人的には思うのです。
とりあえず全員ムラサキ氏に敬礼の一つでもしておくべきだった。

全員揃ったところで主催者であるNartoun氏の宣誓の下、
いよいよZORO祭2007冬の開催となりました。


■2/10(1日目) 第1セッション「Counterblow !! : N◎VA-D」
14:00から初日のセッションが開始となります。
この日のセッションで立った卓は4卓。
・ダブルクロス2nd卓 : GM 一茶
・ナイトウィザード卓 : GM YAMA
・クトゥルフ卓 : GM 門臥
・トーキョーN◎VA-D卓 : RL PAL
という事で体調不良のまま、
いきなりのセッションかつシナリオ完成度が3割ちょいという
きわめて劣悪な状況でワタシがRLを務めるN◎VA-Dがスタートします。

この日のキャストは3名、
PC1にはシルバーバーグ氏操る千早の後方処理課所属のクグツ、綾崎カエデ君。
まだ10代の美少年で、早川課長の趣味でふりふりの洋服を
着せられているとかいないとか、そんな後方処理課員らしからぬクグツです。
しかし戦闘になるとパワーアシストアーマーを着込んで、
ウォーカー用の超巨大ハンマーを軽々と操りつつ、
敵も現場も一瞬で解体すると言う恐ろしい戦闘兵器でもあります。

PC2はたあ暴氏操るイワサキの情報処理局に所属している、優人・アンサリー。
表面上は穏やかで、物腰も非常に柔らかい好青年といった感じですが、
得意の情報収集能力でもってライバル企業の情報を片っ端から洗い上げ
相手の不利益に繋がる事を“暴露”することで自社に有利な状況を作り上げると言う
まさに生粋の情報処理局員であります。
また千早に対して深い憎しみを抱いており、
セッションの中でのカエデ君との絡みが非常に楽しみなところです。

PC3はあんだしょーさん操る“三枚舌”相馬士郎。フリーのフェイトです。
本人曰く、嘘・大げさ・紛らわしいの三拍子揃った探偵との事ですが
その幅広いコネクションはきっとセッションの中でも大いに活かされることでしょう。
また戦闘時には自身の“腹心”羽島咲が彼をサポートすることで、
リサーチから戦闘までをそつなくこなす、万能キャストと言えるかもしれません。
セッションの中では千早とイワサキの板ばさみという
難しい役回りが回ってくるのですが、彼ならばきっと見事にその役を演じてくれる筈です。

この3人のキャストで今回のセッション「Counterblow !!」が行われました。
ストーリーの中身については、この後同じシナリオを
オンラインセッションで再びやるかもしれませんので割愛させていただきます。
大まかな概要は下をご覧ください。

「Counterblow !!」ハンドアウト

カエデ君は戦闘系キャストと言うこともあり、
リサーチはもともとそんなに得意では無いようでしたが
それでもシナリオコネクションや相馬士郎のコネを上手く使って
リサーチシーンを乗り切っていたと思います。
また、敵ゲストに対しても思いのほか人間味あふれる態度を見せ、
なかなかの懐の深さを感じさせるシーンもありました。
クライマックスの戦闘シーンではパワーアシストアーマーを破壊されながらも
『マルチワーク→練気』のコンボで通常攻撃ながら
敵ゲストに《難攻不落》を使用させるまで追い詰めたあたり
戦闘系キャストの面目躍如と言ったところでしょうか。

イワサキのクグツである優人は序盤から精力的に情報収集を行い、
常に千早の1歩先を行く、見事なアクト運びを見せます。
セッション中盤の段階で、ほぼシナリオの全容を的確に見抜き
またそれからの展開もなかなか唸らせるものがありました。
シナリオのラストでは《完全偽装》《暴露》の神業2発で
ライバルの千早重工に大打撃を与えることに成功し、
鮮やかに反攻の一撃を放っていたかと思います。
ただ1点のみ、たあ暴氏本人も悔やむ点がありましたが
アレはPLの責任ではありません。RLであるワタシの陰謀のせいです。

口の堅い有能なフェイトという事で依頼を受けることになった士郎も
上記2人とは少し違う角度から一連の事件に関わることになるのですが
断片的な情報を上手に紡ぎ、1本の線にしていく手腕は鮮やかでした。
シナリオの立場上、千早とイワサキ、つまりカエデ君と優人の間に挟まれるという
ともすると非常に難しい展開に追い込まれましたが
絶妙なバランス感覚でその場を乗り切り、
最後には事件の全容を見抜くと同時に依頼主の依頼も見事に果たし
ワタシがRLとして彼に期待した役回りのほぼ全てをこなしてくれました。


このセッションで感じたことは、
謎解き系のシナリオの場合、情報は早い段階からバンバン提供し
RLが多少出し急いだかなと思うくらいで調度いいという事ですね。
今回のセッションにおいても、わりと核心を突くことになる情報が
シナリオ序盤でいきなり明らかになると言うハプニングがありましたが
結果としてそれがその後の展開をスムーズに進めることとなり
与えられた時間内で綺麗に纏まる事に繋がったのだと思います。

個人的には昨年準備不足で不完全燃焼に終わった「あいのうた」よりは
完成度の高いセッションを提供できたのではないかと思っておりますが
PL諸氏にも、それが少しでも伝わっていたとしたなら幸いなことです。


■2/10(1日目) 前橋→高崎
他のセッションもナイトウィザード卓を除き、
ほぼ定時の19:00には終了を迎え、
明日のリンクセッションのためのガイダンスとなりました。
詳しくは以降のエントリーで書くことになりますが
今回の祭のメインイベントはトーキョーN◎VAでのリンクセッションになります。
N◎VAでいったいどのようにリンクさせるのか非常に楽しみでもあり、
また一抹の不安を覚えたりもするのですが(N◎VAというシステム上の問題)、
明日への期待を胸に抱きつつ、初日のセッションを終えた諸氏が
明日のリンクセッションに備えキャストを作成したり、
また特技の確認をしたりなどまったりと過ごしておりました。
こういう風にTRPGの話題を肴にだらだらと過ごす時間そのものが
今の我々OBにとっては非常に貴重でまた、稀有なことでもあり、
それだけでもかけがえの無い、有意義なひと時だと感じたのは
きっとワタシだけではないんじゃないかなぁと思った次第です。

さて。21:00には初日のスケジュールを全て終え、現地解散となりました。
外はやや小雨が降っておりましたが、行きと同じように原付で一人帰っていく
ムラサキ氏はやっぱり初日のMVPでありましょう。よく頑張った。

22:00頃に、これから3日間世話になる高崎駅前のAPAホテル着。
ホテル組であるNartoun、あんだしょー、O3、つぼ、たあ暴、ノスケ、門臥、
シルバーバーグ、RYO、天龍槇、現夢人、一茶、銀河アズマ、ワタシの14名(敬称略)は
各自チェックインを済ませ、各々晩飯を食いに
夜の高崎の駅前に繰り出してこの日は終了。
結局殆ど皆が餃子の王将に揃うことになったのはきっと気のせい。

トヲルさんは一人明日の別イベントに参加するため日帰りで東京にUターン。
3日目に再登場というハードなスケジュールながら、
それを微塵にも感じさせないこの方もやはり凄い人だと思うんだ。


にしても、高崎駅前はいつからこんなにDQNな感じになってしまったんだろうねぇ。

›February 17, 2007

ZORO祭2007冬 その1

Posted by pal at 10:35 PM / Category: fes / 0 Comments / 0 TrackBack

さて、やっと身辺も落ち着いてきたので、
去る2/10〜2/12に行われました
ZORO祭2007冬についてつらつらと書いていこうかと思います。

OB会がZORO祭と冠するようになって今回で4回目。
特に今年度は夏季にも1度行っているので2回開催したこととなります。
頑張るよなぁ、俺たち。
ワタシ自身はと言うと第1回目こそ参加できなかったのですが、
それ以降は毎回参加させていただいており、
恐らくは次回もなんとかスケジュールをやりくりして参加するでしょう。
なんだかんだ言ってもすげぇ楽しいし。

祭の開催には物凄い労力を要求されるわけですが
毎回の開催にあたって、ご尽力されている諸氏には
改めてこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
皆様のご尽力あってこそ、素晴らしい時間を過ごすことが出来るのですから。

■2/9(0日目) 札幌→東京
祭開催日前日。
最遠方からの参加者であるワタシの場合、
当日入りだと確実に間に合わないため
祭の前日に帝都入りするのが恒例となっており、
この日も12:20の便で札幌を発ち帝都に向かう予定でした。

しかし、今回の祭における最初にして最大の関門が待ち受けております。
この日も研修が入っていたのですが、その研修が終わるのが11:00。
11:10のJR札幌駅→JR新千歳空港行き快速エアポートに乗らねば
12:20の飛行機には間に合いません。
研修会場から札幌駅まではダッシュして7分。余裕は3分しかありません。
まず研修が始まる前、朝8:30に札幌駅に寄り、
旅の荷物をコインロッカーにぶち込み、あらかじめ切符を購入しておきます。
事前準備を整えた上で研修に臨むことが必然的に求められます。

研修終了後、挨拶も間もなくダッシュで札幌駅へ。
最適なルートは前日にチェック済みです。おかげで信号には邪魔されません。
11:06に札幌駅に到着すると急いで荷物を取り出し、
返す刀で快速エアポートの待つホームを駆け上がります。
あらかじめ切符を買っておいて大正解。なんとか滑り込みで乗車セーフ。

しかし戦いはこれで終わりません。
快速エアポートが新千歳空港に到着するのは11:47。
駅から空港のカウンターまで急いでも5分はかかります。
10分前には飛行機の搭乗口に着かないといけないので、
そうすると11:52〜12:05までの間に予約していた航空券を購入し
同時にチェックイン&荷物を預け、ボディチェックを終え、
残り5分で最果てのエアドゥ搭乗口まで行かねばなりません。
空港内が空いていれば問題ありませんが、
少しでも混んでいた場合、絶望的なミッションになります。

JRを降りてからの事はあまり覚えてませんが
9kgのスーツケースを片手に持ち、
空港内を疾風迅雷のごとく駆け抜け、
なんとかこのミッションの遂行に成功しました。
おかげでまだ祭前日だと言うのに、精も根も尽き果てた感がありました。


■2/9(0日目) 東京入り→秋葉原へ
14:00過ぎに羽田空港に無事着くと、そのまま秋葉原へ向かいました。
この街で今回の祭の首謀者でもあるNartoun氏と合流予定なのです。
15:00ちょっと前に秋葉原着、やはり荷物をコインロッカーにぶち込み
まずは同人CDの品揃えとしては随一を誇るあきばお〜へ。
ここで、SIIを購入したところでNartoun氏から入電。
既に秋葉原に到着したとの事で、フレックスタイム勤務の実力を思い知らされます。
Nartoun氏と合流後、マテリアルを買うために色々と店を巡り、
結局最後はタイガーホールで買うことが出来ました。
スーツのまま同人ショップを連れ回すと言う、
非常にリスキーな行為を強いることとなった事を大変に遺憾に思います。
が、彼とは違い、ワタシはここで知り合いに会う確率はほぼゼロですので
そんなことはちぃーっとも気にしちゃいません。正直すまんかった。

その後、昨年の祭の際にも訪れたメイド喫茶で一服することに。
泥のようなコーヒーを出すあの店です。
にもかかわらず平然とエスプレッソを頼むNartoun氏は
やはり強者だと思うんだな。
ワタシはカフェ・オレを頼みましたが、
くそ重いスーツケースをずうっと持ってたことで腕がパンパンとなってしまい
カフェ・オレの入っているカップすら持ち上げられない始末。
N◎VA関連の本を4冊も鞄に入れてきたワタシが悪いのか…

ここでO3氏から入電。秋葉原入りしたとのこと。
ここまではほぼ完璧に昨年の祭の際の展開を再現してる訳で、
それならばと昨年と同じように秋葉原のドンキでO3氏と合流する事にしました。
指定した場所に着くと、今年も彼はびしっとスーツを身にまとい、
クレーンゲームに興じておりました。完璧だ。やはり君も素晴らしい。
「再現性の高さ」が今回の祭のポイントです。

この後、予定だと祭の前夜祭という事でこの店に行くことになっていたのですが
残念ながら予約がいっぱいで取れなかったんで、
阿佐ヶ谷のみさくら…もとい「さくら水産」での前夜祭となりました。


■2/9(0日目) 秋葉原→阿佐ヶ谷
阿佐ヶ谷でトヲルさん、あんだしょーさんと合流を果たし、
さくら水産という居酒屋に向かいます。
ワタシは初めてだったのですが、この面子内ではわりと良く行くらしく
その暴力的な安さは確かに素晴らしいものがあります。
まぐろのあら煮が80円とかやりすぎだろ。

さくら水産内では、相も変わらずロクでも無いことばかり話しておりました。
特にNartoun氏、トヲルさん、あんだしょーさんの高校時代の
素敵な部活動の話が印象的でしたが、
どうみてもノスケさんは放火魔です。本当にひどい部活でした(褒め言葉)

やや遅れて門臥氏も参戦。
自宅とは反対方向ながら駆けつけてくるあたりに男気を感じます。
彼が来てからは話のネタが格闘技中心に。
色々ありましたが、プロレスはやはり素晴らしいものだと再確認した次第です。
宴会の最中にタマちゃんから電話があったのですが、
「さくら」水産で鶏の「なんこつ」をつまみながら番長学園の話題になったタイミングで
ちょうど電話がかかってきたというエピソードは
今回の祭を運命付けるには必要にして十分であったと言わざるを得ません。
本当に恐ろしい漢よ…


■2/9(0日目) Nartoun氏宅宿泊
宴会終了後、明日からの祭の成功を誓いつつ解散し
ワタシとO3氏は毎回のごとくNartoun氏のお宅にご厄介に。
毎回毎回本当にお世話になっております。

前々回の祭の際にはウイイレをやったり
深夜まで話し込んだりして体力ゲージを減らしてしまう失態を犯し、
それを踏まえ前回は早い時間での就寝に勤めたものですが
今回もまたO3氏と2時過ぎまで
ネトゲがいかに人間を駄目にするかといったようなことを中心に
延々と話し込んでしまいました。
いや、ネトゲは節度を守らないと本当に危険なんだよ。

この夜更かしが、翌日の前橋入りの際に
とんでもない事態を引き起こすことになるのですが…
それは次のエントリーで述べさせていただこうかと思います。

›February 16, 2007

雪中行軍終わる。

Posted by pal at 10:33 PM / Category: / 0 Comments / 0 TrackBack

極寒の深川から帰って参りました。
2泊3日で雪中行軍等も含めた
計12時間の講習を受けてくるメニューだったんですが
正直なところ、面白かったです。

我々が屋外に出た日はとても天候が安定していて
久しぶりの冬山を十二分に満喫できました。

snow2.jpg

 
メニューは、と言いますと
まず小高い山をスノーシューという西洋のかんじきを履いて登頂。
これが意外に面白い。結構急な斜面もげしげし登れます。
で、上の写真は丘のてっぺんで撮った一枚。
てっぺんで一息ついて、その後下山。これが登りより面白いのですよ。
後傾姿勢のまま一気に駆け下りるんですが
新雪の上をラッセル車のごとく雪を掻き分けながら
猛スピードで下っていくのは中々の爽快感でした。

スノーシューを体験した後は歩くスキーを履かされてクロスカントリーです。
歩くスキーは、靴の踵が固定されていないのと、スキー板が異常に細長いのと
なにより板の底面の両角にエッジが付いてないという
ゲレンデスキーとの大きな違いがありまして
慣れていないと普通に平地でもバランスを崩してコケます。
テレビで見てると結構簡単そうに見えたのですが
見るのとやってみるのでは、あまりに異なりました。

クロカンの後は歩くスキーを履かされたまま雪中タッチラグビーとなりまして、
これが相当に酷いもんでして、いや面白いんですが、
スキーを履いたままラグビーをするのを想像してもらえば
これがどんなに恐ろしい種目なのかは容易に想像できることと思います。


そんなこんなで先ほど研修から帰ってきた訳ですが
全身が筋肉痛で便座に座るのも一苦労です。
いやはや、運動不足というのはいけませんな。

›February 14, 2007

雪山から愛を込めて

Posted by pal at 05:15 PM / Category: / 2 Comments / 0 TrackBack

えー、ただ今極寒の深川というところにおります。
マジで寒いです。施設内なのに、こんな寒いなんてどういう了見だ。
今日は中での講義だけだったので、まだ平気ですが、
明日はとうとう雪中行軍です。
これはもうだめかもわからんね。

›February 12, 2007

シナリオなんて

Posted by pal at 11:34 PM / Category: / 0 Comments / 0 TrackBack

3割出来てりゃ、なんとかなるんだよ。

って言うのを実践してまいりました。
つー訳で、無事ZORO祭2007冬から帰還。
すぐにいつものように祭日記を書きたいところですが
明後日から、北海道の雪山に拉致られて
研修と言う名目で雪中行軍をやらされたりする予定なので
それから帰ってきてから、
今週末くらいからぼちぼち書いていきたいと思います。

 
今回の祭で印象に残ったフレーズ。
「みさくら番長」
「これはもうだめかもわからんね」
「O本工務店」

以上。

›February 09, 2007

ZORO祭2007冬

Posted by pal at 12:10 AM / Category: / 0 Comments / 0 TrackBack

明後日からの、毎年恒例ZORO祭に参加するために、
明日、東京に発ちます。
1日目のセッションを受け持っているような気もしますが
まだ完成しておりません。
な、なんとかなるさっ!

と言う訳で、月曜日まであでぃおーす。

›February 06, 2007

現況報告

Posted by pal at 01:13 AM / Category: / 0 Comments / 0 TrackBack

あんまし放っておいたらカビが生えちまうんで
ざっと現況の報告なんぞを。

えー、辛いです。かなり追い詰められてます。
具体的に言うと研修で出される社会教育についての課題と
やり残してどんどん溜まって行く仕事と
ZORO祭用のシナリオ作成の3つに追われてヘロヘロです。
1日の平均睡眠時間が3時間くらいしかない日々が続いているので
正直身体が心配です。もう若くねぇしなぁ。

新年度に入ったらマジで暫く旅に出よう。